124 / 136
第10章 クリスタルのドラゴン
10–1
しおりを挟む
「さて、道は後2つあるわね」
「このどちらかにクリスタルのドラゴンがいるのかしら?」
「まあ、昔の話だし、今は存在しない可能性もあるけどね」
クリスタルのドラゴンは現在も生きているのか。右の道で見つけた調査書はかなり古い。もう生きていない可能性もある。
それはともかく、調査するべき道は2つ残っている。右の道を攻略したので、残る道は真ん中と左の道だ。ルイーザが何かに気づいた。
「ねえ、今気づいたのだけど、真ん中の道だけ道幅が違うよね?」
ルイーザの言う通り、真ん中の道だね幅が広い。
「ってことは、この真ん中の道がメインの道なのかな?」
「そう思うでしょ?きっとこの先にドラゴンが居るんじゃない?」
3人は真ん中の道を選んだ。進んでみると、道には青い犬のようなモンスターがチラホラ居る。今回、この洞窟で初めて見た気がする。
野良のモンスターがここに住み着いたのか。
「ルイーザ、あのモンスター達は?」
「ちょっと待って、タブレットで調べてみる」
タブレットには、管理局の管轄の魔物のデータがある。これを使えば魔物の弱点などを調べられるそうだ。
ルイーザがタブレットで犬の魔物を調べると検索結果が出た。
アイスウルフ
弱点は火系の攻撃。群で行動するので注意
「つまり、ここにいる奴らは同じ群かもね。連携で攻撃されたら厄介だわ、速攻で倒さないとね」
「了解!」
ジュンは拳銃でアイスウルフを攻撃した。ルイーザとウェンディはそれぞれ火属性の魔法で攻撃する。
簡単に蹴散らすことができた。
「よし、弱点で攻めればいけるわね」
ゴブリンと強さは変わらないようだ。ところが、一匹のアイスウルフが吠えた。
どこからか、仲間を呼んだようだ。
「まずい、数を減らさないと、こっちの体力が保つかどうか・・・」
仲間を呼ぶというのは厄介だな。あるゲームだと、何匹か集まると、別の協力な、モンスターになってしまう。あのモンスター、まさか、そんな能力があったりするのか?
「何か厄介な問題でもあるのか?」
「一つ一つは小さくてもたくさん集まれば大きな力になるわ。あまり数呼ばれると、それだけ厄介になる」
確かに、数の何とかとは言うが。
「それより早く倒せばいいんだろ?」
ジュンは攻撃範囲が広いボムの実を使った。その後も攻撃範囲が広い攻撃を繰り返したおかげで、あっという間にモンスターを全滅させた。
「さて、この辺りは片付いたかな?」
「うん、大丈夫だな」
アイスウルフの群で気づかなかったが、この道の奥に大きな扉がある。
あそこに、クリスタルのドラゴンが居るに違いない。そう思い、3人は扉を開けた。
「このどちらかにクリスタルのドラゴンがいるのかしら?」
「まあ、昔の話だし、今は存在しない可能性もあるけどね」
クリスタルのドラゴンは現在も生きているのか。右の道で見つけた調査書はかなり古い。もう生きていない可能性もある。
それはともかく、調査するべき道は2つ残っている。右の道を攻略したので、残る道は真ん中と左の道だ。ルイーザが何かに気づいた。
「ねえ、今気づいたのだけど、真ん中の道だけ道幅が違うよね?」
ルイーザの言う通り、真ん中の道だね幅が広い。
「ってことは、この真ん中の道がメインの道なのかな?」
「そう思うでしょ?きっとこの先にドラゴンが居るんじゃない?」
3人は真ん中の道を選んだ。進んでみると、道には青い犬のようなモンスターがチラホラ居る。今回、この洞窟で初めて見た気がする。
野良のモンスターがここに住み着いたのか。
「ルイーザ、あのモンスター達は?」
「ちょっと待って、タブレットで調べてみる」
タブレットには、管理局の管轄の魔物のデータがある。これを使えば魔物の弱点などを調べられるそうだ。
ルイーザがタブレットで犬の魔物を調べると検索結果が出た。
アイスウルフ
弱点は火系の攻撃。群で行動するので注意
「つまり、ここにいる奴らは同じ群かもね。連携で攻撃されたら厄介だわ、速攻で倒さないとね」
「了解!」
ジュンは拳銃でアイスウルフを攻撃した。ルイーザとウェンディはそれぞれ火属性の魔法で攻撃する。
簡単に蹴散らすことができた。
「よし、弱点で攻めればいけるわね」
ゴブリンと強さは変わらないようだ。ところが、一匹のアイスウルフが吠えた。
どこからか、仲間を呼んだようだ。
「まずい、数を減らさないと、こっちの体力が保つかどうか・・・」
仲間を呼ぶというのは厄介だな。あるゲームだと、何匹か集まると、別の協力な、モンスターになってしまう。あのモンスター、まさか、そんな能力があったりするのか?
「何か厄介な問題でもあるのか?」
「一つ一つは小さくてもたくさん集まれば大きな力になるわ。あまり数呼ばれると、それだけ厄介になる」
確かに、数の何とかとは言うが。
「それより早く倒せばいいんだろ?」
ジュンは攻撃範囲が広いボムの実を使った。その後も攻撃範囲が広い攻撃を繰り返したおかげで、あっという間にモンスターを全滅させた。
「さて、この辺りは片付いたかな?」
「うん、大丈夫だな」
アイスウルフの群で気づかなかったが、この道の奥に大きな扉がある。
あそこに、クリスタルのドラゴンが居るに違いない。そう思い、3人は扉を開けた。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
やっと買ったマイホームの半分だけ異世界に転移してしまった
ぽてゆき
ファンタジー
涼坂直樹は可愛い妻と2人の子供のため、頑張って働いた結果ついにマイホームを手に入れた。
しかし、まさかその半分が異世界に転移してしまうとは……。
リビングの窓を開けて外に飛び出せば、そこはもう魔法やダンジョンが存在するファンタジーな異世界。
現代のごくありふれた4人(+猫1匹)家族と、異世界の住人との交流を描いたハートフルアドベンチャー物語!
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる