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第8章 勇気の向こう側に
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3人は扉を開けてみる。罠とかは無さそうだ。3人は罠が無いのを確認して中に入る。何もない部屋。そんな部屋にただ一つ。結界に守られてる物がある。その物とは、模様の入ったタグだ。
「ん?何だろう、これ?」
「何かわからないけど、お宝の匂いはするわね」
「この何だか分からないタグが?」
「まあ、こんな所にあるんだ。きっと何か重要なアイテムなんだろうね」
模様の入ったタグ。ジュンの言う通り、こんな場所にあるくらいだから、きっと重要なお宝に違いないだろう。
「取り出せるかな?」
ルイーザが手を伸ばそうとした。それをウェンディは阻止する。
「ストップ!ルイーザ、あんたどうしていかにも危なそうな結界に守られてる物に手を伸ばそうとするのよ!」
「ごめん、ごめん」
「とはいえ、この結界をどうにかしないとお宝は手に入らないぞ?」
この結界を解除する方法は無いだろうか。直接触るのは無しとして、この宝箱を手に入れる方法は・・・
「この結界をかけた本人を倒せば良いんじゃないかな」
「つまり、ここのボスを倒さないといけないということか」
ここのボス、ローデンを倒せば結界は解除される。普通ならそう考えるだろう。他に何か仕掛けがある訳では無さそうだ。そう思っていた3人に奇跡が起きる。
「ねえ、ジュン。その笛光ってない?」
「ルイーザのコンパスも光ってるじゃん」
ジュンの異界の笛、リズの導きのコンパスが光っている。まるで、タグに反応しているみたいだ。
まさかと思い、ジュンはタグに手を伸ばしてみる。すると、タグを取ることができた。
「このタグってもしかして・・・」
「きっとそうだよ、始まりの異界に行く為のアイテムだよ」
「何で、こんな所にあるのかしら?」
「まあ、ローデン本人に聞けばわかるんじゃないかな?」
「そうだな。とりあえずこのタグは持っていこう。とりあえず、タグだと何かしっくりこないね」
「ねえ、ジュン。せっかくだから【始まりのタグ】って名前にしようよ」
「そうだな。始まりの異界に導いてくれるかもしれないタグだから始まりのタグか。賛成!」
思わぬところで、始まりの異界の手がかりになる物を手に入れた。果たして、ことタグは一体何なのか・・・
「他には何も無さそうね」
改めて部屋を見回してみる。始まりのタグ以外は本当に何も無さそうだ。
「とりあえず、ここは安全そうだし、少し体力回復の為に休憩しようか」
ここで3人は休んで体力を回復させることにした。
「ん?何だろう、これ?」
「何かわからないけど、お宝の匂いはするわね」
「この何だか分からないタグが?」
「まあ、こんな所にあるんだ。きっと何か重要なアイテムなんだろうね」
模様の入ったタグ。ジュンの言う通り、こんな場所にあるくらいだから、きっと重要なお宝に違いないだろう。
「取り出せるかな?」
ルイーザが手を伸ばそうとした。それをウェンディは阻止する。
「ストップ!ルイーザ、あんたどうしていかにも危なそうな結界に守られてる物に手を伸ばそうとするのよ!」
「ごめん、ごめん」
「とはいえ、この結界をどうにかしないとお宝は手に入らないぞ?」
この結界を解除する方法は無いだろうか。直接触るのは無しとして、この宝箱を手に入れる方法は・・・
「この結界をかけた本人を倒せば良いんじゃないかな」
「つまり、ここのボスを倒さないといけないということか」
ここのボス、ローデンを倒せば結界は解除される。普通ならそう考えるだろう。他に何か仕掛けがある訳では無さそうだ。そう思っていた3人に奇跡が起きる。
「ねえ、ジュン。その笛光ってない?」
「ルイーザのコンパスも光ってるじゃん」
ジュンの異界の笛、リズの導きのコンパスが光っている。まるで、タグに反応しているみたいだ。
まさかと思い、ジュンはタグに手を伸ばしてみる。すると、タグを取ることができた。
「このタグってもしかして・・・」
「きっとそうだよ、始まりの異界に行く為のアイテムだよ」
「何で、こんな所にあるのかしら?」
「まあ、ローデン本人に聞けばわかるんじゃないかな?」
「そうだな。とりあえずこのタグは持っていこう。とりあえず、タグだと何かしっくりこないね」
「ねえ、ジュン。せっかくだから【始まりのタグ】って名前にしようよ」
「そうだな。始まりの異界に導いてくれるかもしれないタグだから始まりのタグか。賛成!」
思わぬところで、始まりの異界の手がかりになる物を手に入れた。果たして、ことタグは一体何なのか・・・
「他には何も無さそうね」
改めて部屋を見回してみる。始まりのタグ以外は本当に何も無さそうだ。
「とりあえず、ここは安全そうだし、少し体力回復の為に休憩しようか」
ここで3人は休んで体力を回復させることにした。
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