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・松嶋先生はせんちゃんのことが…!?(ほのぼの)
まったああ
しおりを挟む「待ったあ!」
優兄はまるで白羽取りのようにオレのほっぺをサンドイッチしてキスを阻止した。
見えてないのにタイミングバッチリ。達人技だ。
「せんちゃんここからどうしたい?」
「優兄ともっかいチュー!!」
「そうだよね。したいことをするのが一番だよね。でも、もしぼくが『今日はもうキスしたくない』って言ったらどうする?」
「う……、それは……、我慢する……」
「どうして?」
「オレのキスで優兄を嫌な気持ちにさせるなんてイヤだか……、あ」
優兄はオレのほっぺを引き寄せて自分の胸の中へ迎え入れると、そのままぎゅって抱きしめてくれた。
「せんちゃんったらホントいい子! 好き好きっ! 世界で一番だーーいすきっ!」
頭の後ろをやさしくなでなでしてくれて、オレはなにがなんだかよく分かんなくなってきたけど、とりあえず胸がぎゅんとするほど嬉しい。
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