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・松嶋先生はせんちゃんのことが…!?(ほのぼの)
たべちゃいたい
しおりを挟むもふもふの髪に隠れがちな優兄の耳は、小ぶりで全体的にくるんと内向き。
耳たぶ部分はふっくらしててとっても美味しそう。
そーっとやさしくつまんでみると、ソフトクッキーみたいにふかふかもっちり。
綿棒でキレイキレイしたら、お次はオレのお口でチューチューしちゃいたい。
ペロペロはむはむしちゃおう。絶対にしよう。
「んもっ……ちょ、せんちゃん、くすぐったいよ。いっ……息がっ……」
「優兄のお耳、かわいくって美味しそうだから食べちゃいたい」
「出た! 妖怪耳たべ食いしん坊! まだダメだからね、ちゃんとお掃除終わってから! つぎ反対側ッ!」
優兄はころんと転がってオレのほうをむいた。耳がだめならお口にチューしちゃおうかなと思ったけど、我慢我慢。いまは我慢して、あとからご褒美いっぱいおねだりしちゃおう。
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