138 / 288
・ひとりぼっちとふたりきり(R18/自慰と仕返し)
我に返れば※
しおりを挟む「──がほっ! げほ、ケホッ、ごふっごふっ!!」
気づくと、頭のなかは真っ白。
全身汗だくでシーツに沈んでいた。
「げほっ!」
毛布の向こう側から聞こえる嗚咽まじりの咳が耳を打つ。
優兄だ。
優兄が苦しそうにしてる──。
「ゆ……優兄!? ごめんっ! 奥に入れすぎたっ……!?」
浮遊にも似た絶頂から一気に現実へと突き落とされ、罪悪感が肌を冷やす。
口ですること自体が不慣れなのに、喉に直接そそいでしまうなんて──。
「大丈夫!?」
慌てて起き上がり、邪魔な毛布を剥ぐ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
322
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる