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・ひとりぼっちとふたりきり(R18/自慰と仕返し)
バレバレ
しおりを挟む「ゆーに……」
「せんちゃんッ」
おそるおそるなオレの言葉を遮るように、ピシャンと優兄は声を張り上げた。
「お願いだから、ぼくが起きてるとき……、そ、そういうのあんまり見ないでほしい……!」
「──え?」
優兄はくちびるをさらに尖らせてタコさんにすると、ぐずってる子どもみたいに毛布に顔をうずめてイヤイヤする。
「……えっちなやつ、見ないで」
「もしかして聞こえちゃってたっ!?」
「音量上げすぎ。漏れ漏れです」
「うわわわっ! ごめんっ!」
じゃあ、それを聞きながらナニをしていたのも漏れ漏れってことだ。
必死に誤魔化そうとしてたのが恥ずかしい。やばい。恥ずかしすぎる。
「せんちゃんのばか。ずるい。せんちゃんがやばくなってるってことは、ぼくも同じぐらい我慢できなくなってるってことでしょ……」
「あ、う」
やばい。これはやばいぞ。
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