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・お兄ちゃんだって甘えたいんです(R18/誘い受け)
名前で呼んで※
しおりを挟む「優兄っ」
悦楽に浸りきってる兄を呼び戻すため、オレはゆっくりと体を起こしていく。すると、挿れっぱなしのものが壁を押し上げる刺激に耐えきれなかったらしい。
「あっ、ぐっ……」
汗だくの優兄は、まるで吸い寄せられるようにオレの首に腕を回してきた。余裕無さげにぎゅっと抱きついてくる。なんだか苦しそうだ。
「大丈夫? 少し休もうか……?」
「やっ! やらっ……やめちゃヤダっ! まだ、きもちいいのっ、足りないっ……!」
取り乱しながらワガママを言う優兄なんて本当に初めて。
お望み通りにいっぱいいっぱい突いてあげようと腰を抱え上げたときだった。
「せん、ちゃん……おねがい……」
たどたどしい声が、からみついてくる。
「なっ、なま、え……! ゆーた、って、名前で、呼んでっ……」
「優太」
「もっと……近くっ! 耳、くっつけて……」
汗で濡れた髪をかき分け、あらわれた小さな貝殻に吐息を吹き込むようにささやく。
「分かったよ、優太」
「ぅンっ! もっとっ……、もっとぉおおおッ」
耳を刺激されるとゾクゾクしてたまらないらしい。白い肌がざわめくのが伝わってくる。
「優太、……っ、ゆーたっ!」
全身のいたるところでオレを感じてくれているのが嬉しい。
「んっ、う、あ」
ばちんばちんと痛いぐらいに勢いをつけて優兄──優太──のなかをおもいっきり突き立てていく。音が弾ける度に上がる嬌声をもっともっと淫らに染めたい。
座位なんて生易しいものじゃ満足できなくて、気づけばシーツに押さえつけて背後からえぐるように叩き込んでいた。
「それいいっ! とまん、な……、っん、っひ、ああっ!! イっ……!」
「優太っ、ゆーたぁ! 好きだよっ、愛してるッ! クはっ! 大好きぃいッ!」
「はっ、あッ! せん、ひゃ……、イクっイっちゃう! もっとぉおおぅあんんっ!」
あたまがバカになりそうなぐらいに激しく絡み続けて、互いを感じ合う。
いくら出してもまた欲しくなって、ちっとも枯れることがない。
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