6 / 288
・上手にできたら、なでてほしい(R18/甘々)
最高級のやわらかほっぺ
しおりを挟む今度は笑わせてしまわないよう、まずは両手で兄の頬を包み込んだ。
薄くて繊細な肌は白くて、しっとりしてて、手のひらによく吸い付いてくる。
最高級のやわらかほっぺ。
その片隅でさみしそうに半開きになっている桜色に、ゆっくりと唇を重ねていく。
「……ゆー、にぃ……」
「ンッ、……っ」
何度もしてることなのに、ものすごくドキドキするのはなぜだろう。
触れ合った瞬間、胸の奥のほうがくすぐったくなって、幸せな気持ちで張り裂けそうになる。
心臓があまりにも強く鼓動しすぎて、鼻のなかが鉄っぽい。だめだ。優兄のことが好きすぎて血が出そう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
322
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる