白い宮田きゅんも黒い宮田きゅんもどっちも大好きすぎてボクはもうヘンタイです！

10 ハジメテあげちゃいました※

1

　
「気持ちいいか？」

「はっ……う、ん……」
　
　気持ちいいなんて言葉じゃ抑えきれないぐらいにヤバい。
　爆発しちゃいそうで苦しいのに、いつまでもいつまでもこうされていたい。

「イイ表情だ。そのままワタシのことだけを考えていろ」

　ちゅっとキスをくれる度、ボクは白目をむきそうになるぐらいにうっとり。

　でも、そろそろ挿れちゃってほしいな──そんな思考を読み切ったかのように、彼は四つん這いにさせたボクの腰をぐっと掴んだ。


「いくぞ」

「はっ……はひっ！　……アぁ」

　ぴくぴくしながらぱっくりと開いたところに熱くてぬるぬるしたものが擦りつけられた。
　期待しすぎて心臓に穴が空いたみたいにじゅんとなった次の瞬間にはもう、夢心地。
　
　
「はッ！　……ひぃ、りゅぅうう……ッ！」


　粘膜を掻き分けて突き入れられていくもの──。

　穴におさまりきらないと思っちゃうぐらい、大きくて質量があって、わけわかんない。


「はっ、はひぃ……ハッ、はへ……」


　息を大きく吸っていないと苦しくって溺れちゃいそう。

　だらしなく開けっぱなしのお口からはヨダレがたらたらあふれて、ボクはもう完璧に宮田くんの一部になった。


「はひっ……あ、あ、はふッ！？」


　でも、極楽夢心地は彼が動き出した瞬間に風船みたいに弾けた。


　ぱちん、ぱちん、ぱちん、と肌と肉と水滴がぶつかり合う音。

　映像では何度も聞いていたけど、本当にこういう音が出るもんなんだなぁ──気持ちよくて頭が真っ白なのに、こういうことを考える余裕がちょっとだけあるのがおかしい。

　ボクのエロへの探究心、無限かよ。