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7 傷 ※
7-2 もっと奥へ
しおりを挟む「────ううっ!」
テルのそれは酷く暴れん坊だった。
「あはっ、ン、う! んんっ!」
やさしくてかわいい彼の下半身だとは思えないほど、猛々しくうねりを上げる。腰を突き出すたびにオレの内側を激しく押し広げ、力まかせに奥までいこうとする。まるで容赦がない。
「っ……! はぁ! う、……ぐっ!!」
「先輩、ん、ごめんなさ、っ、ごめんなさいっ!」
「んおっ、……おぅっ、アうぅん!」
謝りながらバキバキに硬くさせて強引にガツガツ突き立ててくるものだから、無理矢理に犯されている気分になる。
そう考えた瞬間、テルの腹に擦れていたオレの雄は被虐的にびくついた。
「──ッうぐ、ア!」
「せん、ぱいっ……!! あいしてますっ!」
「ぁ、お、アっ、ああああああッ!!!」
あっという間にイイところを見つけ出された。じらすようにじゅるじゅるとテルのものがオレの粘膜をくすぐりまわる。
「おれもっ、……すき、好きだっ、あーーっ、んッあっアッあはっ!!!」
「先輩、ありがとうっ……! はあっ、もっと、ぼくのこと感じて……感じてっ……」
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