病弱マフィアに転生したけどとりあえずスチル回収してもいいですか!?

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壱 貴方の目 ⚠︎発言の中にえっちな発言が含まれます

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「アンタなんか産まなきゃよかったッッッッ」
何度も聞いたその言葉はまるで呪いのように僕の体に染み付いていく
たとえこの先生きたとしてもこの言葉に僕は囚われるのだろう
「そうですね」
「ねえ、じゃあっじゃあなんで!お前が生きて遥は生きられなかったの!!どうせお前も死ぬのだから未来のある遥が生きればよかったのに!!! なんでっっ」

側から見れば親がまるで僕を虐待してるように見えるだろう、
でも違うのだ本当に僕が悪いのだ
僕が生まれてきてから春乃様、お母様は不幸な目に遭っている付き合っていた男に捨てられ
、その男の借金を抱えその男のことだけを考えながら生きていかなければならない
それはまるで生き地獄だろう?しかもその子供を庇って自分に似ている
最愛の子供が死んだのだそりゃあこうなるだろう、

「ええ、そうですね」

「アンタのッッッッそのっ目が気に入らないのよッッッッその目!!あいつに似ている!!私を捨てたッッッッあいつにそっくりっまるで何もかもを見透かしているようなッッッッ」

そんな能力ほしかったなあ、、、それに、春乃様は
好いていた者に捨てられその男にそっくりな子供を育てなければいけない
借金を抱えながら病院代だって学校のお金だって出してくれた、
それに春乃様はいつも僕に暴力は必要以上にしなかった。
必ず殴った時には涙を流して謝ってくださる。
僕が招いたことなのに
僕が点数を取れないからいじめられるからお金がかかるから父親に似ているから
ずっと春乃様を苦しめる
でも、やっと開放できるのだ生き地獄からきっとお金もかかるだろうし時間もかかるがでも、
それでも僕が生きているよりはマシだろう
昔から体が弱く病院に通院していた体調が良くなり学校に行けても虐められるだけ、
いや、存在していないように扱われる遺影が置いてあったり、花が置いてあったり
だから必然的に学校にはいかなくなった。けれどもやはり差はできる物で勉強をしていない僕
はどんどんみんなとの差が開いていった。それも春乃様の悩みの種だ
でも、やっと、やっとさっき余命宣告をされた後1ヶ月だそうだ。
春乃様はそれを聞いた時嬉し涙か泣いてくださった。でも、春乃様はなぜが謝っていた、
やっと解放してあげられるのに迷惑をかけなくて良くなるのに、、、、でも、でも、本音を言ってもいいならば
少しだけ少しだけちょっとうんざりしていた、何度も向けられる敵意に、いい子を演じることに、

「アンタなんかッッッッ死んで仕舞えばいいのにッッッッ」

「大丈夫です、もうそろそろ死にますよ」



少し、余命宣告された日から変わったことがある、
看護師さんが変わったのだ俺も少し上くらいの人に
名前は、そう、、、たしか、、由里香だ

いつもは由里と呼んでいる
由里が進めてきた「君の瞳に恋して」僕正直って大好きだ
攻めのロイの感情読めない系なのにえっちな時はずっと甘い笑みを浮かべていて控えめに言って最高だ
「由里!!!これの新刊ないの!?」

「私だって欲しいわよ!!でもまだ出てないの!!」

「ねえッッッッロイに会いたい!!あわよくば二人がエッチしてる壁になりたい!!」

「何言ってんの!?そこはベットに決まってるでしょ!?」

「はあぁぁ!?壁だったら玩具プレイの時触ってもらえるかもでしょ!?」

「なるほど、、、それは、、いいわね、」

そうやって僕たちは硬い同盟を結んだ
その名も壁になり大作戦だ!!

「それよりこの悪役令息どうにかなんないの!?さっきから邪魔くさいんだけど!」

「愛は障害を乗り越えてこそ熱くなるんでしょ!?」

「と言うか悪役令息顔いいんだけど!?どう言うこと!?」

そう、悪役令息、悠だ!!俺とおんなじ名前!!その癖顔がいい、男板の傾国の美少だ!!
真っ白髪にキラキラと光る角度によっていろんな色が混ざる目
神がやり過ぎてしまった彫刻だ
でも、性格が最悪だ主人公の物を欲しがりそして壊す、性格最悪だ!!!

でも、少しだけわかる愛されたくて癇癪を起こしたくなる気持ち、、、

「でもさ~性格悪いけどこの子の気持ち僕わか、んっっっぐっっゴホッッゲホッオエッ」

「ビチャビチャッ」

「悠、、、、?」

赤い液体が口から出る喉が痛い苦しい息ができない痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛く、、ない、、、?

「悠、、?悠ッッッッ!!?悠ッッッッ!!大丈夫!!?ねえっっ!!」

由里、、、なんか叫んでる、、僕大丈夫なのに痛くないのに

「悠!!すぐナースコールするからね!!すぐ助けるからね!!大丈夫だよ!!ねっ!?」

助け、、、る??僕を、?大丈夫なのに、ああ、でも少し死にたくないかもな、、、まだ君の瞳に恋して読み途中なのに

「由里、ウグッグホ 大、、、丈夫!」

「何言ってんの!?バカじゃないの!?えっねえ!!?悠!!!起きて!!」

眠い、、、痛い、、眠い、、、
もう、、、、、いいかな?

「由里、、、ばいばい、、!!!」
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