悠遠地

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僕の名は 七倉ななくら柊真しゅうま

今日は何でもない、平凡へいぼんな日である
「今日で僕は18になるのか」
そう、今日は他の人にとってはただの何でもない日だが、僕にとっては特別な日。
そこに元気な声で挨拶をする。幼なじみの
一之瀬 亜依いちのせ あいの姿だった。

「おはようってなんで、耳をふさいでるの?」

「相変わらず、やかましい亜衣は」僕はいつものように答えると。亜衣は何か言いたそうにこっちを見る⋯⋯



僕は昨日、してた。の事を思い出してた⋯⋯そう、妄想にひたしてたら。
そこに現れたのは2人の少女だった。
「あっ兄ちゃん」と声を揃えてこっちに、あのが来る。

2人同時に
「兄ちゃんたち仲いいね」

右にいるのが
三木みつき優花ゆか
左にいるのが、妹の
美花みか


僕の住んでる、アパート2階に住む、双子の姉妹。2人は中等部の2年になる。
中等部ってことはそう、えろ⋯;いや何でもない。

「てか、また。柊真エッチな妄想してるでしょ?」
亜依はまるで、魚の死んだ目で僕を見る。

「まるで、夫婦だね」優花と美花はニヤニヤしながら、僕らに言う
僕は顔を真っ赤にしながら
「誰がコイツと!!」
亜依もハモるよう答えた。亜依も真っ赤にしながら、
優花と美花を見つめる
2人は
「まぁまぁ、お姉ちゃん怒らないの」と優花が言い
「でも、好きなんだよね?」と美花が言う


亜衣は一瞬無言になり、先程言いかけた事を伝える

「あ、思い出したの。これ⋯⋯」ポケットから何かを取り出す。亜依

「今日、誕生日でしょ?これプレゼント」
亜依の手には遊園地のチケットだった
僕は顔をニヤケながら、受け取ると。

「あ、ありがとう」
照れながら、僕は手に取る
そこに
「へぇいいね、俺にも見せてよ」
後ろから手を出し、チケットを取る。

「うわっ」僕は驚きながら、り向くと
後ろに居たのは、隣に住む。お兄ちゃん的な存在の

遥希はるきさんでした。

五島ごとう 遥希はるきさんは近所のお兄さん、23歳で無職むしょくの優しい人だ。よくゲームとかで遊んでくれる、少しチャラけど。


「そこの遊園地かぁネットで調べたけど、霊が出るらしいよ?」とお兄さんはニコニコしながら、僕らに伝える。
お兄さんはオカルト系や都市伝説など、パソコンで色々調べては、僕達によく話してる。
僕と亜依は怖がりなのを知ってる、からだ
突然、優花と美花は

「えっ何それ行きたい!!」と優花が言い
「えっ何それ面白そう」と美花が嬉しそうに言う

優花と美香は二人揃ってテンションが上がってる。何故なら2人は幽霊や妖怪といった、事が好きだった。


「ぎゃあああ!!!」

大きな声で、亜依は叫ぶ
僕はそれに驚くが内面では可愛いなって思ってるが、実は僕も、叫ぶのを我慢してたってのは言えない。

「てか、新しく出来たばかりじゃないんですか?」
僕は不思議そうに聞くとお兄さんは

「あくまで、だよ。そう、ウワサね」
お兄さんはそ言うと、僕は納得した。

『そんな事より、行こうよ』優花と美花は早く行きたそうに言う。

「ま、せっかく亜衣がくれた誕生日プレゼントだし」僕が言ったら亜衣は少し照れながら

「そうだね、行こう」亜衣は決意した。
本当はビビってるのは知ってる

優花と美花はニヤリとして学校に行く。

「じゃ今度の日曜日に」僕は亜衣と約束し、亜衣と一緒にこの場を後にした。



「日曜日だね。では皆で行こうね」遥希は静かに部屋に戻る。


AM・8時



「へぇ~この子が⋯⋯」


続く




オマケ


柊真と亜依は学校に間に合ったが、優花と美花は遅刻したらしい。





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