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年長組がコワい。
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のじゃロリババアと接近遭遇した際に、魅了魔法ぶっ込まれた~…と年長組とギルド側に話したらば。
本気で心配されてしまった。
何かヤバかったんだろうか、とスズと2人顔を見合わせていると。
リッカさんが。
「…くふふふふ」
あれ、ヤバい?
いつもの萌えている時の笑いと違う。声のトーンが低い。
「なぁ…なんかリッカさんヤバくね?」
スズもそう思うか。
ミヤさん…も、うっすらと笑っている。
…年長組がコワい。
「ウチの子に何してくれようとしたのかしらねぇ…その子供…」
「これはアレかな?僕ら真っ正面から喧嘩売られたのかな…?」
言い値で買うよ?
年長組2人とも、眼は笑ってなくて、口元だけが微笑んでいて…。
怖っ。
「何度も同じような事をしてるってことは…周囲に何を言われても、まったく聞いちゃいないってことよね…?」
低い声で静かに問い掛けるリッカさんに。
答えるようにミヤさんが。
「1度物理的に痛い目見なきゃ、解らないのかな?」
待て。
ミヤさん、あんたの物理的は主に賽の目切りだろ。
普通、死ぬから。
「あら、子供に悪いコトするようなヤカラに、手加減なんか必要無くてよ?」
「200年物の婆さんだっけ?切り刻むまでも無く、物理的に潰すのなんか簡単だろう?骨とかスッカスカになってるだろうしさ」
「そうね。骨粗鬆症でスポンジ状態になって…。あ、でもあれって、子供産むからカルシウム分が抜けていくんじゃなかったかしら?」
「産まなくても自然に抜けていくんじゃなかったかな?」
物騒な話から漬け物みたいな話になって、医療系の話になった。
支部長たちがキョトンとしている。
そこまで専門的な医療知識は無い、ということかな?
…そういやここ異世界だ。
怪我なんか、魔法でなんとかなる世界だもんな~。
中学の理科レベルの話でも、皆目見当つかん、てなモンかね。
…これ、解剖学的なことを具体的に話したら、ちょっとしたメディカルハラスメントになるんじゃね?医学的嫌がらせってさ。
…良いネタ見つけた♪
今度誰かに絡まれたら、やってやろう。
具体的かつ詳細に。
まあとにかく。
年長組がオソロシイことになっているので、とっとと退出しようと思う。
いいよな?スズ。
「…うん…」
お前さり気なく俺の後ろに隠れてんじゃないよ。
はいはいミヤさ~ん。
ご希望のカニクリームコロッケ作りますから、のじゃロリババアが居ない今のうちにさっさと出て行きますよ~。
ほらリッカさんも、早く早く。
おねーさんが裏口に案内してくれた。
まずは年長組とスズに、認識障害の魔法をかけた。
不意に3人がわからなくなったおねーさんに、お礼を言って、ポテチとフライドポテトを詰め合わせて渡した。
その後、自分にも認識障害魔法発動。
同一人物がかけた魔法なので、俺ら4人は互いに識別出来る。
だが、他人には判別出来ない、という便利魔法を使いながらギルドを後にした。
どっか適当な所で《壺中天(笑)》出すかな。
4人がギルドを後にしたその小一時間後。
子供先生が、ギルドに走り込んできて、叫んでいた。
「あの子供達はどこじゃ!どこにおるのじゃ!せっかくわらわが目を掛けてやろうと言うとるのに、どこに消えたのじゃ!」
その場にいたギルド員達──賭けの行く末を見届けようと、残っていた奴らだ──が、飛び込んで来た子供先生を見て、大騒ぎになった。
「っしゃー!約一時間!おれの勝ちぃ!」
「待て待て!まだどこで気付いたのか分かってねーぞ!」
「そーだ!先生、どこで誰もついて来てねぇって気付いた?」
「道端か?途中の道端か?」
「宿まで行ってから気付いたか?」
「いや、いくら200歳ったって、そこまでボケちゃいねぇだろ?」
「よう、どうなんだよ先生よ~?」
賭けていた男どもは、一斉に子供先生に詰め寄った。
子供先生は、狼狽えながらも。
「な…なんじゃ…。わらわはあの子供達がついて来ているものと思って、大通りを1人大声で語りながら宿まで行ってしもうたわ!とんだ恥をかいたわ!そうじゃ、そのことについてもあの子供達に一言言わねば!あれらはどこに──って…」
おっさんども──悪ノリしたのは、主におっさんどもだ──は、悲喜こもごも。
狂喜乱舞している者、地の底までも落ち込んでいる者。
妙に嬉しそうに金勘定しているのは、この賭け事の胴元か。
ちょっとしたお祭り騒ぎになっている。
「な…んじゃ…。なんなのじゃー!」
子供先生の声を聞く者は、居なかった。
その状況を冷静に見ていた一部の男どもと、女性陣は。
「…ねぇ、子供先生が泊まっているのって」
「『水晶の唄』だろ。なかなかの高級宿だな」
「自腹?経費?」
「まあ金出してんのは学園だろうが…子供が子供連れ込んで、何する気だったのかね?」
「自称勇者も同じ所泊まってなかったか?勇者の取り巻きの女が自慢気に語っていたが」
「…少なくとも、自称勇者どもは、金払ってないよなぁ多分」
「子供先生…勇者どもの財布か?」
さわさわと密やかに囁かれる気軽な悪意に、子供先生は、まったく気付いていなかった。
「…あの子たちを自称勇者に差し出して、楽しく見物する気だったのかしら?」
「やだー。あの子には、あの方がいらっしゃるじゃないの~♪」
「いやん、そーだったわ~♪」
…腐海の住人たちも、噂話に興じているようだ。
いやん、じゃない。
まったく。
本気で心配されてしまった。
何かヤバかったんだろうか、とスズと2人顔を見合わせていると。
リッカさんが。
「…くふふふふ」
あれ、ヤバい?
いつもの萌えている時の笑いと違う。声のトーンが低い。
「なぁ…なんかリッカさんヤバくね?」
スズもそう思うか。
ミヤさん…も、うっすらと笑っている。
…年長組がコワい。
「ウチの子に何してくれようとしたのかしらねぇ…その子供…」
「これはアレかな?僕ら真っ正面から喧嘩売られたのかな…?」
言い値で買うよ?
年長組2人とも、眼は笑ってなくて、口元だけが微笑んでいて…。
怖っ。
「何度も同じような事をしてるってことは…周囲に何を言われても、まったく聞いちゃいないってことよね…?」
低い声で静かに問い掛けるリッカさんに。
答えるようにミヤさんが。
「1度物理的に痛い目見なきゃ、解らないのかな?」
待て。
ミヤさん、あんたの物理的は主に賽の目切りだろ。
普通、死ぬから。
「あら、子供に悪いコトするようなヤカラに、手加減なんか必要無くてよ?」
「200年物の婆さんだっけ?切り刻むまでも無く、物理的に潰すのなんか簡単だろう?骨とかスッカスカになってるだろうしさ」
「そうね。骨粗鬆症でスポンジ状態になって…。あ、でもあれって、子供産むからカルシウム分が抜けていくんじゃなかったかしら?」
「産まなくても自然に抜けていくんじゃなかったかな?」
物騒な話から漬け物みたいな話になって、医療系の話になった。
支部長たちがキョトンとしている。
そこまで専門的な医療知識は無い、ということかな?
…そういやここ異世界だ。
怪我なんか、魔法でなんとかなる世界だもんな~。
中学の理科レベルの話でも、皆目見当つかん、てなモンかね。
…これ、解剖学的なことを具体的に話したら、ちょっとしたメディカルハラスメントになるんじゃね?医学的嫌がらせってさ。
…良いネタ見つけた♪
今度誰かに絡まれたら、やってやろう。
具体的かつ詳細に。
まあとにかく。
年長組がオソロシイことになっているので、とっとと退出しようと思う。
いいよな?スズ。
「…うん…」
お前さり気なく俺の後ろに隠れてんじゃないよ。
はいはいミヤさ~ん。
ご希望のカニクリームコロッケ作りますから、のじゃロリババアが居ない今のうちにさっさと出て行きますよ~。
ほらリッカさんも、早く早く。
おねーさんが裏口に案内してくれた。
まずは年長組とスズに、認識障害の魔法をかけた。
不意に3人がわからなくなったおねーさんに、お礼を言って、ポテチとフライドポテトを詰め合わせて渡した。
その後、自分にも認識障害魔法発動。
同一人物がかけた魔法なので、俺ら4人は互いに識別出来る。
だが、他人には判別出来ない、という便利魔法を使いながらギルドを後にした。
どっか適当な所で《壺中天(笑)》出すかな。
4人がギルドを後にしたその小一時間後。
子供先生が、ギルドに走り込んできて、叫んでいた。
「あの子供達はどこじゃ!どこにおるのじゃ!せっかくわらわが目を掛けてやろうと言うとるのに、どこに消えたのじゃ!」
その場にいたギルド員達──賭けの行く末を見届けようと、残っていた奴らだ──が、飛び込んで来た子供先生を見て、大騒ぎになった。
「っしゃー!約一時間!おれの勝ちぃ!」
「待て待て!まだどこで気付いたのか分かってねーぞ!」
「そーだ!先生、どこで誰もついて来てねぇって気付いた?」
「道端か?途中の道端か?」
「宿まで行ってから気付いたか?」
「いや、いくら200歳ったって、そこまでボケちゃいねぇだろ?」
「よう、どうなんだよ先生よ~?」
賭けていた男どもは、一斉に子供先生に詰め寄った。
子供先生は、狼狽えながらも。
「な…なんじゃ…。わらわはあの子供達がついて来ているものと思って、大通りを1人大声で語りながら宿まで行ってしもうたわ!とんだ恥をかいたわ!そうじゃ、そのことについてもあの子供達に一言言わねば!あれらはどこに──って…」
おっさんども──悪ノリしたのは、主におっさんどもだ──は、悲喜こもごも。
狂喜乱舞している者、地の底までも落ち込んでいる者。
妙に嬉しそうに金勘定しているのは、この賭け事の胴元か。
ちょっとしたお祭り騒ぎになっている。
「な…んじゃ…。なんなのじゃー!」
子供先生の声を聞く者は、居なかった。
その状況を冷静に見ていた一部の男どもと、女性陣は。
「…ねぇ、子供先生が泊まっているのって」
「『水晶の唄』だろ。なかなかの高級宿だな」
「自腹?経費?」
「まあ金出してんのは学園だろうが…子供が子供連れ込んで、何する気だったのかね?」
「自称勇者も同じ所泊まってなかったか?勇者の取り巻きの女が自慢気に語っていたが」
「…少なくとも、自称勇者どもは、金払ってないよなぁ多分」
「子供先生…勇者どもの財布か?」
さわさわと密やかに囁かれる気軽な悪意に、子供先生は、まったく気付いていなかった。
「…あの子たちを自称勇者に差し出して、楽しく見物する気だったのかしら?」
「やだー。あの子には、あの方がいらっしゃるじゃないの~♪」
「いやん、そーだったわ~♪」
…腐海の住人たちも、噂話に興じているようだ。
いやん、じゃない。
まったく。
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