笑顔でナニ言ってんですか?

庭にハニワ

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vs. 入学準備。

某宗教と、どんぶりプリン。

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デイジーなんて庶民くさい名前なんて……と、勘違い娘への更なる一言。

「ついでに言うなら、デリラって名前は、どこぞの宗教の聖なる書物とかに出てくる悪女の1人の名前じゃなかったかね?」

私がナガツキさんとグロリアに、本日の報酬を準備しながら言ったところ。

「……あぁ。あのクリスマス? とか言う年末の祭りと春先にある卵祭りの」
「卵祭りと言いますと……」

あぁ、って表情したナガツキさんと、考え込むグロリア。
そこに、本日の報酬おやつのどんぶりで作ったプリンを並べると。
ナガツキさんとグロリアの視線は、一点凝視。
どんぶりプリンに視線を固定しつつ、グロリアが言った。

「お嬢様? 晩秋の仮装祭り──えぇと、謝肉祭? カルナバル? 万聖節? ハロー・イーン? とかのお祭りは……」

なんかいろいろと、ごちゃっとしてるな。
それ、全部いちいち細かく個別に説明するの?
……面倒だな。

「万聖節とハロウィーンは同じモノだな。お子様が人ん家行っては、『トリック オア トリートいたずら か もてなしか』っつって菓子の類いを強奪する、本来の意味はなんだったんだ? ってぇカボチャ推しの祭り」

そこらへん、気になるんならオンタリオに戻った時にでも、おにーさまかおねーさまあたりに聞くがいい。

それよりも。

ナガツキさんとグロリア、2人ともにじーっ……とガン見してるどんぶりプリン。
もう食べていいぞ?
ナガツキさんも、どんぶり抹茶プリン用意したからどーぞ?

「「♪」」






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