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vs. 王族あんど……。

あ、やっぱり?

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“真鏡”とやらによる私の鑑定は、思いの外あっさりと終了。

バカデカい鏡の前に立って、『私は誰だ?』って聞くだけだった。

で。

結果、
やっぱり私は、クラウディア・セリスとテオドール・ブランシェットの子供だと明確に判明。

分かりきってたコトを、改めて宣言されてしまった。

……ちっ。




現ブランシェット侯爵テオドールは。

「ほら、だから言ったじゃないか!」

大声で喜ぶおっさん。
それと、ブランシェット侯爵家の皆さん。
あんど、セリス伯爵家御家族御一同。

……まぁ、セリス家の方々は、落ち着いてる方かな。
うん、知ってた、ってなカンジでさ。

とりあえず、 ブランシェット侯爵よ。
ここは玉座の間。
王の御前だぞ。
感情ダダ漏れで騒ぐんじゃないよ。

ま、広間中ザワついてるんだけどね。

貴族どもの『こいつは使えるのか?』って、こっちを露骨に値踏みしてくる視線が正直ウザい。

ん?

めっちゃまとわりつくような目線が、王族サマのあたりから飛んで来るな。

……結社(笑)か。




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