笑顔でナニ言ってんですか?

庭にハニワ

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vs. 王族あんど……。

なるほどコレが……。

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なんつーか、さー。
ちょっとイタズラ♪な、軽い気持ちで雇い主に一服盛る使用人って、どーよ?

あと、ちょっとした小遣い稼ぎだの、皆やってるからだの言って誘い込むナゾの秘密結社『黒百合の系譜』。
何だか姉妹店に『黒薔薇の系譜』とかって店舗がありそう。
そして、系譜繋がりで、系列店が山盛りありそうな雰囲気。
こう、『ナンとかの系譜』ってネーミングの店が。
あと、自分から『秘密結社』とか名乗るって……あ。
そーか。
これがいわゆる厨二病ってヤツか。
なんか前世持ちの人に聞いたコトある。
うん、詳しくは後程こそっと鑑定した後で。

こそっと、ね。



壁際に並んでいる侍女…を、なんとなく生温かい目で見ているんだが。

まぁ、ここにこのまま居られても邪魔だな。

生温かい眼差しから一転、軽く威圧を飛ばしてみる。

と。

一気に青ざめる侍女達。
中には睨み返してくる輩もいる。
こいつは結社の一員だな。
あと部屋の外で様子を伺ってる連中も。
なんかバタバタしてる気配。

お?

ちょっと圧力を上げてみる。

「ひっ……」
「………っ」
「………」

青ざめてた侍女達は、そのまま気絶した。
睨み返してきた結社員は、真っ青になってガクブル状態。
外のヤツら?
逃げ出したわ、根性無しが。

「いや、お前さ……」

ん?
ナガツキさん?
何苦笑い浮かべてんの?

ナガツキさんは、あーもーコイツしょーがねーなーって顔して。

「伯爵一家……っつっても3人だが。3人揃って固まってんぞ?」

おや本当だ。
うっかりセリス伯爵家の方々にまで、威圧飛ばしちゃったか。

悪いコトしたな。

「軽いな」

ナガツキさんの苦笑いが止まらない。
そして、さりげなく侍女達が支度した茶菓子をサクッと処分した。
妙なモン入ってるからね。



気絶して使いモンにならない&青ざめてガクブルってる侍女達を、ポイっと部屋の外へ放り出して、自前の魔法収納袋から茶と菓子を取り出した。
気分転換に、最上級の翡翠茶を。
それに合わせて、水ようかんかな。
口の中の水分全部持ってく焼き菓子はちょっと、な。
侍女が用意したのが、薬物入りの焼き菓子だったから…:ってワケじゃない。
多分。

……さて、と。
お話、しようか?







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