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vs. お貴族サマ。

銀狼の昔語り。3。

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実際のところ。

白師匠が具体的に、コールに何をどうやってその厄介な因子とやらを除去したのか。
……は、まぁ、別に言わなくてもいいだろ。
もう過ぎた事だしな。

……って、何スか組合長。
あんた術式系じゃなくて、肉体言語にモノを言わす、完ペキな脳筋組じゃないですか。
『森の民のやったナニか、とか。その辺り、もうちょっとくわしく』って、聞いたところでムダでしょ、ムダ。

……って。
何だよナガツキまで。
『興味深い』を連呼して、目で訴えてくんのヤメろ。
見た目若くても同年代の、しかも野郎にキラキラした目で見つめられても、ちっともウレシくねぇよ俺ゃ。

……あ?
その厄介な因子とやらが、『ブランシェットの瞳術』に関するモノとは限らない、だぁ?
あんた達、サルファー王国側としちゃ、そう思うのも当然か。
て、ゆーか。
俺のこの話自体が信用出来ねーか。
でも、全~部事実だしな。
黒師匠も白師匠も実在するし、どう考えても、生きてく上で必要ないムダな因子って、『ブランシェットの瞳術』関係だろ。






熱中症で、頭クラクラするですよ……。
今回は、ここまでで。
短くてすみません。

あ~、気持ちわる……。








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