借りにも王子殿下が思いの外バカだった件。

庭にハニワ

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国賓の為のパーティーで

気のせいか物理的に冷気を感じる。

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「二アベス……」

璃理殿が俺を見て口を開く。
どこか呆れた口調で。

「この国にマトモな人間は居ないのか?」

バカばかりだもんな。
そう言いたくなるのも分からないでも無い、が。

「イヤさすがにあの2人がおかしいだけだから」

周りの人間の冷え切った視線、……わかるだろ?

「アレが貴方か立場を捨てた理由か」

確かにアレの尻拭いさせられるのはゴメンだな。

璃理殿に理解された。

そんな話をしていたら。

「二アベス様っては~、エミルのお話聞いて下さいよ~……」

娼婦令嬢が絡んでくる。
だから、お前など知らん。
バカ王子にくっついてろ。
まとめて処理されるだろうから。
王の顔がかなりヤバい。
王妃も、王太子も微妙に引きつった顔になってる。
そろそろ覚悟出来たようたな。
バカ王子を切り捨てる覚悟が。
ついでにやらかしまくってる共犯の娼婦令嬢も一緒に片付けるといい。
あんな姿で社交界をうろついているのに、何もしてない伯爵家の連中は、何を考えてるんたか。
アレか?
王家に食い込む為なら、娘が娼婦でも構わない、とか?
アタマの中が残念なんだな。
食い込む相手がバカ王子だし。



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