勇者召喚に巻き込まれました。自分無関係ですが…。

保護者（予定）登場。

コレだけは言っとくべき？

…あ、コレだけは言っといた方が良いかな?
でもそんな機会は無いか？
でも知らないでいると命の危機が…。
「？　君、何か言っておきたい事でもあるのかな？」
兄さん～第一王子様が察してくれた。
うん、でも王様に直に言っていいのかね…？
俺がチラッと上座の、王様と宰相の方へ視線を向けると、第一王子様が察して。
「王よ、この者が申し上げたき事があるようです」
…第一王子様の人の心中お察しするのがハンパない件について。
ちょっと感心してる間に、王様はOKしてくれたようで。
「君、勇者～彼女について何か知らせたい事があるんだろう？　王に直接話す許可が出たよ」
うん、今まで余計なコト口走ってなくて良かった。
聖女やら女勇者やらが感情任せに大声上げる度に、全方向から圧が飛んで来てたもんな、圧が。
…じゃあ、まあ許可が出たってコトで…。
「失礼致します。自分達の世界では、いまだに親の保護化にある子供、しかも一般市民の子供故の無礼はお許し下さい」
…とりあえず、最初の一歩はOKか？
圧、飛んで来ないし。