吸血鬼騎士のディアーボルス(悪魔)

結愛

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第十章 ~魔王の昔話~

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暗く、生気すら感じられないほどの世界のなかで、私は育った。

我の名はイリス。吸血鬼であり、修羅であり、魔王。その力は、世界をも揺らす。恐れられた魔王だ。

「今日も暗いな·····」

ふと空を見上げ、呟く。

いつもの如く、空は闇に染められている。

あの世界とは、大違いだ。

あの世界は、空は青く、ウミというところは深い青色をしている。その世界の大半を占めるウミには、沢山の生物が生息している。

そしてそれを、人間が大事に食べる。典型的な、食物連鎖だ。いや、食物網なのかな。

けれど、それをあたりまえと考えない人間はいい。魅力がある。

魅力がないやつがいても、それはそれで面白い。魔物なんて、皆が大抵同じことを思っている。考えているのだから。

「今日は少し、気を張らずにすみそうじゃな。たまにはのんびりまったり日向ぼっこでもするかのう」

老人の口調で、僅かながらに微笑む。

大窓の隅で壁にもたれかかりながら座り、目を閉じて、いざ寝ようとすると、なかなか寝れない。場所が悪いのかと、近くの、二人は余裕で入れる、屋根付きのベッドに横たわる。それでも、なかなか寝付けなかった。

「ふむ。やはり、忙しい方が我はよいのかな。これではまったりできないじゃないか。魔物たちのせいで寝不足なんて。魔王であるからにはしっかりせねばならんのに」

一つ溜息をつき、上半身を起こす。

この部屋は、黒で染められている。

壁には、白色の木のような模様が刻まれている。黒は黒でも、家具の黒は艶びやかで、綺麗だ。ゴシック調の家具で満たされている。

ベッドの上で仰向けになり、天井に手をかざす。

クイッと、手首だけを曲げる。

すると、ベッドの屋根についていた黒のレースが、バサッ、と下りる。

自分の楽な姿勢になり、いざ眠りにつこうとした。だがそこで、悲報が舞い込んだ。

バタバタと、やけに騒がしい足音がする。その足音は、ちょうど私の部屋で止まり、ノックが部屋に響く。

「どうぞ」

「失礼します!!」

許しを得た兵士は、一歩入り、片膝をつく。

「イリス殿下に報告です!   さきほど、人間が攻めてまいりました!   数はおよそ十万!   そのなかで、紅い鎧を纏っている者が指揮を執っている模様。我軍の”黒霧”が交戦中!」

「なっ······!」

兵士の言葉を聞いて絶句した。

なぜ、ここまで人間が来るのか。どうやってきたか。紅い鎧を纏っている者は何者か。

疑問に思うことはいくつもあった。だが、そうは言っていられない。

「すぐに!  このことを幹部に伝えよ!!   また、黒霧の援護を出せ!」

「はっ!!」

一刻の猶予もない。黒霧でも、いつまで抑えられるか。時間の問題が大いに占める。

相手は十万もの大軍だ。力ではなく、数だ。

魔物達でも、訓練を受けていなければ、初太刀でやられる。

急いで、戦闘用の黒と紫の服を身につけ、マントを羽織る。ダーインスレイヴを腰につけて、部屋を飛び出す。

廊下に出て、城の正門側の窓を覗く。兵士の言った通り、人間が攻め込んできていた。既に、黒霧は壊滅寸前だ。

紅い鎧を纏っている男。その男は、先陣をきっていた。一気に、何人もの敵を屠っている。その闘いは、生唾を飲み込んでしまうほど圧倒的だった。

ほとんど、たった一人で全ての魔物を相手している。その剣で、魔物でもただそこにいた人も、その人を助けようとして出た人も、勇敢に、立ち向かえないとわかっても戦う人も、すべて斬り捨てている。

『人間と魔物の共存』

そんなのは、傍から見ても、叶わない夢だ。それを、乞い続ける我は、馬鹿としかいいようがない。そんな夢を見ても、誰も得はしない。あるのは、哀しみだけ。

あの男は、罪のない者も屠る。我々を従わせるのではなく、壊滅させることこそ、奴の目的。ならば、それに抵抗しなくてはならない。今もてる、最強の力で。

「幹部共よ!   そして、兵士達よ!  我の声が聞こえるか!!各自、臨機応変に、最大限の力と知恵を使って、ことに対処せよ!   しかし、同胞を傷つけず、できることなら、相手も殺すな!   そして!  生きて、この国に戻ってくるのだ!!   我々は、人間などには屈しはしない!   この戦いは、我らが越えるべき困難だ!!   この程度で屈することはない!   相手が強かろうが、我々は勝って戻る!   全力を尽くし、我らが誇りを守れぇ!!」

窓の淵に立ち、ありったけの声を張る。

兵士達も、雄叫びをあげ、勢いをつける。

そう。我らは勝って戻るのだ。愛するこの国に、誇りを守るために。

なんとしても、勝って帰らねばならない。

そして、導くのが、我の役目。

腰の剣を鞘から抜き取る。

ダーインスレイヴは、ここぞとばかりに、赤い刀身が紅い月の光にあてられ、不気味に輝いた。

「人類に告ぐ!   我、イリス=ドラクレアは、今をもってして、貴様らの相手をしてやろう!   これより、我らは、貴様らの挑戦状に、受けて立つと宣告しよう!!   我らが軍が、全力で相手をしてやる!!」

一閃を剣を横に振って放ち、宣言する。

戦争の開幕。

いつもはマントで隠している黒い翼を大きく広げ、宙に飛び出す。

バサッ、バサッ、と翼を羽ばたかせ、人類と、我軍の、およその境目上空で止まる。

「〈闇光境界〉(ダークライトライン)」

唱えると、細かいところまで、人類と、魔物とが、突如現れた境界線で分けられる。この魔術は、国全体にかけられた。

紅い鎧を纏う男は、こちらを警戒して、睨みつけてくるが、イリスは冷ややかな視線を向ける。

「おいおい、魔王さんよぉ。ちぃっと、これを消してくれねーか?   俺が進めないんだが」

男は、剣を肩に担ぎ、軽い調子で言ってくる。余裕そうな笑みをほんの少し浮かべたような様子が伺えて、見上げている。甲冑をかぶっているので、明確にはわからないが。

「進めないなら、諦めて帰るがいい、人間。我は争いごとを好まぬ」

我は、相変わらずの冷ややかな視線を向け、淡々と告げる。

男のみが、余裕そうだ。他の人間は戸惑いをみせている。

「へぇ?    争いごとを好まないだと?   笑わせるなよ、魔王。悪魔らしく、自分の感じるままやってもいいんだぞ?」

興味を持ったかのように、声音が高くなった。

もちろん、そんな安い挑発になどのらない。そもそもの話、争いたくないのは、本心だ。揺らぐことは無い。たとえ、叶えなくとも、我は貫くのみ。

「我にそんな欲望はない。お前らと違ってな。さて、帰るか、それともここで命を絶えるか。どちらかを選べ」

少し、高度をさげ、選択肢をだす。

我は、引いて欲しかった。そうすれば、すぐ終わるのだから。ああ宣告したものの、戦うのはやはり嫌だ。

「そうか。なら、第三の選択だ」

「なに?」

企みのありそうな仕草に、なにをしだすのかと思ったら、次は、剣を構え始めた。

「敵を貫け、フェニックス」

「え、」

一瞬のことだった。壁は一気に破壊され、突破口が開いてしまう。

「俺たち人間は、お前達を殲滅する!」

男は地面を蹴り、こちらへ飛んでくる。

不意打ちに、反応が遅れるが、すぐに剣を構え、防ぐ。

「まずは翼だな!!」

強烈な突きを、翼にうける。

「ぐ、ぐぁ······!」

地上に堕とされそうになるが、ギリギリ堪え、さらに上空に飛ぶ。

「我に力を貸せ、フェニックス」

さらに、男がなにか呟くと、男の背中からは、赤い翼が現れる。その翼を一度、羽ばたかせると、男は一直線に、最短距離で、飛んできた。

「フェニックスの翼?!」

間一髪のところで避け、翼の治癒に徹底する。

「〈癒しの涙〉」

翼の怪我は癒え、血も止まる。

最初から、ダメージを負ったが、これで倒れるほど、弱くない。それほど、魔王の名は飾りではない。

次こそは、しっかりと戦う。人類の実力をすべて試すまで、本気は出せない。

「おや。さすが魔王。だが、今の人類に簡単に勝てるなど、思うなよ!!」

ここからの攻防戦は、一般人では見きれない。素早い攻めと受けが続く。

剣と剣がぶつかり合う轟音が、あたりに響き渡る。それは、遠くの木々さえも揺らした。お互いの高速の袈裟斬りが、ぶつかりあう。空気の振動波が、兵士達を揺らす。

この戦いは、五分五分かと思えた。

だが、しかし。

「チッ。押されてるか」

徐々に、後ろへと下がっていく。

さっきから、男の攻撃を受けているだけで、こちらから攻撃を仕掛けられていない。

魔術を唱える暇もなく、ただ、空を飛んでいるのみだ。

「どうしたどうしたー?   勢いがねぇじゃねぇかよ。言っとくが、ここにいる魔物共は人質でもあるからな」

余裕そうに、話しかけてくる。

「ど、どういう意味だ?」

「そのまんまだよ。俺が奥義をだせば、みんな木っ端微塵だ。それほど強力なんだよ」

「それって·······フレアドライブ···?」

「?   なぜそれを?!」

奥義がバレてしまったようで、少し男は焦っている。ここで、思いきり攻撃を仕掛ける。

もちろん、男の態勢は徐々に崩れ始め、こちら側が有利になった。

「フェニックスの使う技。それはごく少ない。基本、フェニックスは不死鳥だからな。あまり技を使わないんだよ。奥義、といったら、フレアドライブしかないだろ?」

煽り気味に特定してみると、男は黙り込む。

「さっきは押されたけど、ここからが本番だ。さぁ、ゲームを始めようか!!」

笑み浮かべて、魔王らしく、邪悪な覇気を体からだす。

膨大な魔力を周りに放ち、威嚇をはじめる。

ここからは本番。

さきほどまでとは比べものにならないくらいの攻防戦がはじまる。

もちろん、振動波も並なものではない。

魔王と、恐らく人類最強の騎士の戦い。

どちらとも、引けぬ戦いが開幕を迎える。

「この覇気。さすが魔王というべきか」

「怠惰の力を解放する。アケディアのグリモワールに接続」

目を閉じ、精神を研ぎ澄ませる。空いている掌を空へ向け、目を開ける。

「我こそはイリス。魔界を統べる、魔王なり」

掌のうえに、本が現れる。本を開き、高位の魔術展開をはじめる。

「相手の動きを封じなさい。〈茨姫〉(ドルン・レースヒェン)」

地上から、太い茨が現れ、男の身動きをとれなくする。鎧であろうと、構わずきつく巻き付き、むしろ、鎧で男を潰そうとする。

「燃えろ、業火の炎!」

男は、フェニックスの力で、茨を焼き払い、拘束から脱出する。その勢いで、翼を羽ばたかせ、一気に距離を縮めてくる。

我は変わらず、その場に留まり、さらに頁をめくる。

「〈降りそそぐ棘〉(ストライク・ローザ)」

空中に現れた魔法陣から棘が雨のように降り注ぎ、広範囲に散らす。

地上の人類も、首に棘が刺さり、血を流す。しかし、男は自分に害のある棘のみを剣で叩き落とし、あとは鎧で防いでいく。

「しぶといなぁ」

だんだん、戦いにも呆れてきて、使う魔力量を減らしていく。そのぶん、威力は落ちるが、量を増やしてカバーする。

男は地道に距離を縮め、もう少しすれば、剣を振るだけで私に当てられるだろう。

「ふん。本当の目的はなにかなぁ。すんごい気になる。嗚呼。気になるわぁ」

見事な棒読みで片手を頬にあててみる。

ダーインスレイヴを一振り。

それだけで、十分な威力が放たれる。

しかし、それすら男は避ける。

やる気のない攻撃だったが、その速度は痛む間もなく腕を切り落とせただろう。

男は、さらに勢いをつけ、剣を横薙ぎに振る。

「インフェルノッ!!」

炎の魔力を纏った剣は、周囲に熱気を放ちながら、まだまだ温度をあげていく。

イラは一度、翼を羽ばたかせ、後方に下がる。そして、同時に魔術を放った。

「散れッ!   〈紅い緋弾〉(スカーレット・バレット)!!」

紅い軌跡を描いた弾は、男を執拗に追いかけ回し、後ろをとる。追跡型の魔弾。その威力は、言うまでもなく強大。

「くそがっ」

男は、炎の剣で魔弾をうける。

その勢いも利用するのか、そのまま突っ込んでくる。

(あれ。今思ったけどこの男って若者?)

口調といい、体格といい、まだ人間でいうところの20歳あたりだ。それに、この剣術の慣れっぷり。もしそうなら、人類最強の騎士ではない可能性もある。

「ちっ。やっぱり、これだと使いにくいな」

男は、剣をなにやら空間転移で消し、新たに刀を召喚している。

(あの力って武器に宿っているものではないのか。ならば自身に宿っていると······?)

推測するが、すぐ行きどまってしまう。まだ、情報が足りていない。

(しかたがない。少し本気を出すか)

「傲慢の力を完全解放。スペルビアのグリモワールに接続」

瞬時に、茶髪から金髪になり、瞳も、水色に変わる。しなる尻尾も生え、その姿は、グリフォンを連想させる。

「ふん。我をここまでさせるとは、人間も愚かになったものだな」

目を細め、男を見据える。

この姿は、七つの大罪の一つ、傲慢の力を完全に解放した姿だ。

グリフォンは、傲慢に比肩する動物。

他にも、七つの大罪をこうして具現化できるが、それには、対応した感情を持たなければならない。この男には、嫉妬もしなければ、欲も持てず、怒る意味もなく、色欲など湧かず、この男を食べたいなどと思えない。というか、人間を食うなどありえない。 

(もう少し感情豊かのほうがいいのかね。······あ、でも怠惰って感情じゃないな。むしろ行動か)

考えても、その考えを消す。

そんなことを考えている暇もないのだが、どうしても、この姿になるときは考えてしまう。

「愚か?   まあ、欲にまみれてはいるが、別に悪くないと思うがな」

「どこがだ。ここまで攻めてきて、愚かと思わないわけがないだろうが、戯け。この戦で死する者が多いのだぞ!   貴様らの欲のために、犠牲者が多い。それを当たり前というのがおかしいのだ!」

覇気を撒き散らしながら、怒鳴る。

どこからともなく風が吹き、長い金髪をなびかせる。毛先が鮮やかに宙を舞う。

拳を強く握り、闘志を剥き出しにした。

「全ての者が望んでいることだ。それならいいんじゃないか?」

少しの間を置き、冷静になる我に、男は無表情のまま語りかける。

これ以上の会話は無意味だと悟り、ダーインスレイヴを構える。

その行動に反応し、男もまた、刀を構えた。

そして、どちらも、武器を交えようとした。

刹那――。

「がっ······!」

右肩に、鋭い痛みを感じる。そして、そこから、全神経へと、伝わるかの如く、衝撃が駆け巡る。

痛い首で振り返ると、もう一度、攻撃してくるであろう、剣を構えた見慣れた姿の者がいた。

「お、お前。なぜ」

驚きと悲しさの混じった、震える声で問う。

相手は、先ほどまで、側に仕えていた幹部。

幹部は一度剣を引き、こちらを嘲笑うかのように笑った。

「お前の理想なんか、叶うわけがねぇだろ。人間と魔物の共存?    笑えるほどにお綺麗な夢だな。だから、こんな目に遭うんだ。兵士もみろ。こんなにも衰弱しきってる。お前が人間を殺すなと言ったから。だから、お前のために死ぬ奴らが多いんだよ!   バカな夢をもつ、吸血魔王イリスに、天罰を!   いま、くだそうぞ、お前らァ!!」

兵士達が、こちらを見上げる。怒りと、差別の交差する視線で。武器を構えている。決意を込めた腕で。

反乱が起こった。魔物たちを全員敵に回した。回してしまった。そのつもりではなかったのに。そんなだとは知らずに。

右肩の痛みが、自分を現実に引き戻してくれる。普通は、もう血が止まっていいはずが、止まっていない。治癒能力を妨げる薬を剣にあらかじめ塗っておいてあったのだろう。

「私が、お前らを傷つけたのか······」

がっくりと、肩の力が抜けた。

さきほどまで闘志を剥き出しにしていた姿が、元に戻り、戦う意志がないことを示す。

「そうだ。貴様が俺たちを狂わせたんだ。魔物のままに生きていれば、こんなこともなかった。すべて、貴様のせいだ、愚王!!」

ピクリと、眉がはねる。自分でも、怒りを覚えていることに気付く。力が、制限なく溢れていることに気付く。血が止まらなかった傷は、すぐに治った。薬よりも、体の中にある力の方が勝ったのだ。覇気が、さきほど以上に溢れ出る。抑える気もなかった。視界も、ぼんやりとしている。意識は朦朧として、気を張らなければすぐに倒れてしまいそうだ。

溢れる力に、体や、精神がついていかない。ついていけない。力が大きすぎた。今更抑えようとしても、それはすでに遅かった。

「チッ。こりゃ、もうだめだな。ここの技術を手に入れられそうにない。全軍!!    退け!    退けぇ!」

男が、急いで軍を連れて、戻ろうとする。

非常に状況判断が的確だ。このままだと、世界最強である魔王の力が暴走して、いろいろ破壊しかねない。

それに対して、幹部はなにをしているのやら。仕えられていた者として、恥ずかしい。

できることなら、逃げるよう指示したい。けれど、意識が朦朧としたなかでは、それすらままならない。不便なことこの上ない。

だんだん五感が鈍り、最後に意識を手放した。
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