11 / 22
第11話 天に放つ祈り
しおりを挟む
額に汗を浮かべた青白い顔のいのりが、薄っすらとこちらを見て微笑んだ。
「……よか、った」
自分が大怪我を負ったというのに、いのりは自分のことよりも俺なんかのことを心配してくれる。
「……なんで」
俺は崩れ落ちるように、その場で膝をついた。すると彼女の冷えた指先が、俺の血まみれの頬にすっと伸びてきた。その手はとても優しくて、俺は今にも泣き出してしまいそうだった。
「なんでこんなことしたんだよっ! お前が傷ついていたら意味ねぇだろうがァッ――」
俺は感情を抑えきれなかった。
助けてもらっておきながら何言ってんだよって自分で思いつつも、それでも俺なんかのために傷ついたことが許せなくて、俺は涙声で怒鳴り散らした。
「ごめ……んね」
いのりはまた、苦しそうに微笑んだ。
「だから、なんでお前が……謝んだよ」
謝らなきゃいけないのは俺の方だろ。俺が弱いからお前を……何がお前のヒーローになりたいだよ。畜生っ。
「ゴホッゴホッ……」
「いのり!?」
「須藤さんしっかり!?」
いのりの背中は血で染まり、抱きかかえられた彼女が横たわる場所には血溜まりができていた。今もいのりに意識があることの方が不思議なくらいだった。
「……っ」
このままではいのりは助からない。
こんなモンスターまみれの世界になっていなければ、すぐに救急車を呼ぶのだが、今ではそれもできない。
「……どうすりゃ、いいんだよ」
情けなくうなだれる俺の脳裏に、最悪の事態が過ぎってしまう。
このまま彼女が死んでしまったら……。
いのりの居ない世界を救う意味なんて、果たしてあるのだろうか。
そんなもの、俺には無い。
彼女の冷えきった手をギュッと握りしめた俺は、なりふり構わずいのりを救うと決めた。
それでたとえ誰が犠牲になったとしても。
「絶対に助けてやるからなっ!」
俺は立ち上がり、天を仰ぐ。
そして――
「向井、くん?」
「よし、の……?」
大きく息を吸った。
「おい、クソ女神ッ―――聞こえてんだろ! 今もどうせニートみたいに引きこもって見てやがんだろ! なら何とかしろ! ちったぁ女神らしいことしてみやがれっ! それができねぇつーんなら、俺はこの世界を救わねぇ。救ってなんてやるもかっ! いや――それどころかモンスターどもと一緒になってこんなクソみたいな世界ぶっ壊してやる! いいか、俺は本気だからなっ!!」
はぁ……はぁ……。
天に向かって大声で叫び散らした俺は、肩で息をしながら天井を睨みつけた。
『……女神を引きこもりニート呼ばわりしないでもらえますか? 罰当たりもいいところです。それに、私こう見えて忙しいんですよ? 実力実績ともに天界トップクラスなんですから。前にも言いましたよね? 私が担当している勇者は吉野だけじゃないんです。吉野はもっと私を、女神を敬うべきです。第一いのりさんと接してる時と、私とでは全然違うじゃないですか。正直私、そこのところイラッとしているんですよ? 吉野はもっと私にデレるべきです。ちなみにですけどね、他の勇者たちはそれはそれはみ~んなっ、私にゾッコンLOVEなんですから。中には成功報酬に私を嫁にしたいだの、それが無理ならせめてワンナイトだけでもと―――』
「――うるせぇわっ!」
『なっ』
「今はてめぇのくだらねぇ話なんざどうでもいいんだよ! いのりを助けろつってんだよ、ボケッ!!」
『ボッ、ボケッ!?』
うぎゃああああああああああああああああああああああ――とんでもない雄叫びのあとに、ドスンドスンと壁に頭突きを繰り出す乱暴な音が響いてくる。
「お、おい……」
『あぁんッ? こっちが下手に出とったら調子に乗ってんやなかばい! そもそも吉野が弱かくしぇにゴブリンに突っ込むとがいけんとばい。自分のミスばなんでうちが逆ギレしゃれないかんとね? 意味がわからん。そもそもそれが女神に頼む態度と? 勇者んくしぇに礼儀も知らんとか、吉野には外道勇者ん称号ば授くるばい』
「……」
こいつ、なんで博多弁なんだよ。
キレたら訛るのか?
女神は……博多出身なのか?
そっちの方が意味わかんねぇだろ。
「お、落ち着けよ……」
『吉野に言われとうなかとです。それにいのりしゃんば助けてほしかんなら、まずちゃんと謝ってくれん。うちゃはらかいとるんやけん』
「わ、悪かったよ。さっきは動揺して言い過ぎた」
『まあ……いいでしょう』
次の瞬間にはいつもの女神に戻っていた。
呆気に取られる俺を不思議そうな顔で見つめる本間と、生き残った四人の生徒。
「なら早いとこいのりを助けてくれよ」
『最初に言っておきますけど、私の女神の力でいのりさんを助けることはできません』
「は? てめぇ話が違うじゃねぇかよ!」
『落ち着いてください。いくら女神といえど、さすがに遠く離れた下界に奇跡を起こすことは至難の業なんですよ。ほいそれと出来ることではありません。そんなことが可能なら、私自ら世界を救っていますよ』
「なら、どうやっていのりを助けるんだよ?」
『そうですね……』
本当に大丈夫なのだろうかと不安に押しつぶされそうになる俺に、女神はそこの眼鏡の女の子と言った。
「眼鏡……?」
俺は強張った顔でこちらの様子を窺っている四人に目を向けた。女神はその中の一人、黒縁眼鏡を掛けたおさげの女子生徒ならば、いのりを救えると言ったのだ。
先程腰を抜かしていた女子生徒だ。
「……え?」
半信半疑に思いながらも、俺は縋るような思いで女子生徒の前に立った。彼女は一歩身を引いて後退る。
「力を貸してくれ!」
全力で頭を下げる俺に、おさげ髪の女子生徒は困惑した様子でキョロキョロと首を振る。
「わ、私ですか?」
恐る恐るといった感じの彼女の手を掴み、俺はいのりの元まで彼女を引っ張った。
「あ、あのっ。わ、私、手当とかできないです。その……血を見るのも怖くて。だから、助けて頂いたことはとても感謝していますが……」
「ステータス!」
「え?」
俺は彼女の言葉を遮り、言葉を投げかけた。
「いじったよな? 職業何にした?」
「あっ、あのへんてこなゲームみたいな画面のことですか?」
俺はそうだと頷いた。
「た、たしか、【術士】の【白魔術】というやつを選びました――って、え? あれ、本気にしてるんですか?」
「さっきの俺の【水魔法】を見ただろ。それにいのりの【チャージショット】も。ただの人間にあんなこと出来ると思うか?」
「そ、それは……」
「今の俺たちは怪物たちと戦うため、一人一人が神ってのに特別な力を与えられているんだ。みんな役割があって、お前は自分で【白魔術】を選んだんだよ。頼む、お前の【白魔術】でいのりを助けてくれ! お前にしか救えねぇんだよ! この通りだ!」
俺は深々と頭を下げた。
「何かようわからんけど、ウチからもお願いするわ。この通りや」
本間もいのりを抱きかかえたまま頭を下げてくれる。そんな俺たちを見て、おさげ髪の彼女は少し困った表情を浮かべ、「分かりました」と言ってくれた。
「わ、私に何ができるのかわかりませんが、精いっぱいやってみます」
「ありがとう!」
俺は彼女の手を取り、涙ながらに感謝を述べる。
「あっ、ああぁ、はっ、はい!」
おさげ髪の彼女は、なぜか真赤な顔になってあたふたしていた。
「……よか、った」
自分が大怪我を負ったというのに、いのりは自分のことよりも俺なんかのことを心配してくれる。
「……なんで」
俺は崩れ落ちるように、その場で膝をついた。すると彼女の冷えた指先が、俺の血まみれの頬にすっと伸びてきた。その手はとても優しくて、俺は今にも泣き出してしまいそうだった。
「なんでこんなことしたんだよっ! お前が傷ついていたら意味ねぇだろうがァッ――」
俺は感情を抑えきれなかった。
助けてもらっておきながら何言ってんだよって自分で思いつつも、それでも俺なんかのために傷ついたことが許せなくて、俺は涙声で怒鳴り散らした。
「ごめ……んね」
いのりはまた、苦しそうに微笑んだ。
「だから、なんでお前が……謝んだよ」
謝らなきゃいけないのは俺の方だろ。俺が弱いからお前を……何がお前のヒーローになりたいだよ。畜生っ。
「ゴホッゴホッ……」
「いのり!?」
「須藤さんしっかり!?」
いのりの背中は血で染まり、抱きかかえられた彼女が横たわる場所には血溜まりができていた。今もいのりに意識があることの方が不思議なくらいだった。
「……っ」
このままではいのりは助からない。
こんなモンスターまみれの世界になっていなければ、すぐに救急車を呼ぶのだが、今ではそれもできない。
「……どうすりゃ、いいんだよ」
情けなくうなだれる俺の脳裏に、最悪の事態が過ぎってしまう。
このまま彼女が死んでしまったら……。
いのりの居ない世界を救う意味なんて、果たしてあるのだろうか。
そんなもの、俺には無い。
彼女の冷えきった手をギュッと握りしめた俺は、なりふり構わずいのりを救うと決めた。
それでたとえ誰が犠牲になったとしても。
「絶対に助けてやるからなっ!」
俺は立ち上がり、天を仰ぐ。
そして――
「向井、くん?」
「よし、の……?」
大きく息を吸った。
「おい、クソ女神ッ―――聞こえてんだろ! 今もどうせニートみたいに引きこもって見てやがんだろ! なら何とかしろ! ちったぁ女神らしいことしてみやがれっ! それができねぇつーんなら、俺はこの世界を救わねぇ。救ってなんてやるもかっ! いや――それどころかモンスターどもと一緒になってこんなクソみたいな世界ぶっ壊してやる! いいか、俺は本気だからなっ!!」
はぁ……はぁ……。
天に向かって大声で叫び散らした俺は、肩で息をしながら天井を睨みつけた。
『……女神を引きこもりニート呼ばわりしないでもらえますか? 罰当たりもいいところです。それに、私こう見えて忙しいんですよ? 実力実績ともに天界トップクラスなんですから。前にも言いましたよね? 私が担当している勇者は吉野だけじゃないんです。吉野はもっと私を、女神を敬うべきです。第一いのりさんと接してる時と、私とでは全然違うじゃないですか。正直私、そこのところイラッとしているんですよ? 吉野はもっと私にデレるべきです。ちなみにですけどね、他の勇者たちはそれはそれはみ~んなっ、私にゾッコンLOVEなんですから。中には成功報酬に私を嫁にしたいだの、それが無理ならせめてワンナイトだけでもと―――』
「――うるせぇわっ!」
『なっ』
「今はてめぇのくだらねぇ話なんざどうでもいいんだよ! いのりを助けろつってんだよ、ボケッ!!」
『ボッ、ボケッ!?』
うぎゃああああああああああああああああああああああ――とんでもない雄叫びのあとに、ドスンドスンと壁に頭突きを繰り出す乱暴な音が響いてくる。
「お、おい……」
『あぁんッ? こっちが下手に出とったら調子に乗ってんやなかばい! そもそも吉野が弱かくしぇにゴブリンに突っ込むとがいけんとばい。自分のミスばなんでうちが逆ギレしゃれないかんとね? 意味がわからん。そもそもそれが女神に頼む態度と? 勇者んくしぇに礼儀も知らんとか、吉野には外道勇者ん称号ば授くるばい』
「……」
こいつ、なんで博多弁なんだよ。
キレたら訛るのか?
女神は……博多出身なのか?
そっちの方が意味わかんねぇだろ。
「お、落ち着けよ……」
『吉野に言われとうなかとです。それにいのりしゃんば助けてほしかんなら、まずちゃんと謝ってくれん。うちゃはらかいとるんやけん』
「わ、悪かったよ。さっきは動揺して言い過ぎた」
『まあ……いいでしょう』
次の瞬間にはいつもの女神に戻っていた。
呆気に取られる俺を不思議そうな顔で見つめる本間と、生き残った四人の生徒。
「なら早いとこいのりを助けてくれよ」
『最初に言っておきますけど、私の女神の力でいのりさんを助けることはできません』
「は? てめぇ話が違うじゃねぇかよ!」
『落ち着いてください。いくら女神といえど、さすがに遠く離れた下界に奇跡を起こすことは至難の業なんですよ。ほいそれと出来ることではありません。そんなことが可能なら、私自ら世界を救っていますよ』
「なら、どうやっていのりを助けるんだよ?」
『そうですね……』
本当に大丈夫なのだろうかと不安に押しつぶされそうになる俺に、女神はそこの眼鏡の女の子と言った。
「眼鏡……?」
俺は強張った顔でこちらの様子を窺っている四人に目を向けた。女神はその中の一人、黒縁眼鏡を掛けたおさげの女子生徒ならば、いのりを救えると言ったのだ。
先程腰を抜かしていた女子生徒だ。
「……え?」
半信半疑に思いながらも、俺は縋るような思いで女子生徒の前に立った。彼女は一歩身を引いて後退る。
「力を貸してくれ!」
全力で頭を下げる俺に、おさげ髪の女子生徒は困惑した様子でキョロキョロと首を振る。
「わ、私ですか?」
恐る恐るといった感じの彼女の手を掴み、俺はいのりの元まで彼女を引っ張った。
「あ、あのっ。わ、私、手当とかできないです。その……血を見るのも怖くて。だから、助けて頂いたことはとても感謝していますが……」
「ステータス!」
「え?」
俺は彼女の言葉を遮り、言葉を投げかけた。
「いじったよな? 職業何にした?」
「あっ、あのへんてこなゲームみたいな画面のことですか?」
俺はそうだと頷いた。
「た、たしか、【術士】の【白魔術】というやつを選びました――って、え? あれ、本気にしてるんですか?」
「さっきの俺の【水魔法】を見ただろ。それにいのりの【チャージショット】も。ただの人間にあんなこと出来ると思うか?」
「そ、それは……」
「今の俺たちは怪物たちと戦うため、一人一人が神ってのに特別な力を与えられているんだ。みんな役割があって、お前は自分で【白魔術】を選んだんだよ。頼む、お前の【白魔術】でいのりを助けてくれ! お前にしか救えねぇんだよ! この通りだ!」
俺は深々と頭を下げた。
「何かようわからんけど、ウチからもお願いするわ。この通りや」
本間もいのりを抱きかかえたまま頭を下げてくれる。そんな俺たちを見て、おさげ髪の彼女は少し困った表情を浮かべ、「分かりました」と言ってくれた。
「わ、私に何ができるのかわかりませんが、精いっぱいやってみます」
「ありがとう!」
俺は彼女の手を取り、涙ながらに感謝を述べる。
「あっ、ああぁ、はっ、はい!」
おさげ髪の彼女は、なぜか真赤な顔になってあたふたしていた。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
金貨1,000万枚貯まったので勇者辞めてハーレム作ってスローライフ送ります!!
夕凪五月雨影法師
ファンタジー
AIイラストあり! 追放された世界最強の勇者が、ハーレムの女の子たちと自由気ままなスローライフを送る、ちょっとエッチでハートフルな異世界ラブコメディ!!
国内最強の勇者パーティを率いる勇者ユーリが、突然の引退を宣言した。
幼い頃に神託を受けて勇者に選ばれて以来、寝る間も惜しんで人々を助け続けてきたユーリ。
彼はもう限界だったのだ。
「これからは好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に好きな子とエッチしてやる!! ハーレム作ってやるーーーー!!」
そんな発言に愛想を尽かし、パーティメンバーは彼の元から去っていくが……。
その引退の裏には、世界をも巻き込む大規模な陰謀が隠されていた。
その陰謀によって、ユーリは勇者引退を余儀なくされ、全てを失った……。
かのように思われた。
「はい、じゃあ僕もう勇者じゃないから、こっからは好きにやらせて貰うね」
勇者としての条約や規約に縛られていた彼は、力をセーブしたまま活動を強いられていたのだ。
本来の力を取り戻した彼は、その強大な魔力と、金貨1,000万枚にものを言わせ、好き勝手に人々を救い、気ままに高難度ダンジョンを攻略し、そして自身をざまぁした巨大な陰謀に立ち向かっていく!!
基本的には、金持ちで最強の勇者が、ハーレムの女の子たちとまったりするだけのスローライフコメディです。
異世界版の光源氏のようなストーリーです!
……やっぱりちょっと違います笑
また、AIイラストは初心者ですので、あくまでも小説のおまけ程度に考えていただければ……(震え声)
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
【R-18】敗北した勇者、メス堕ち調教後の一日
巫羅
ファンタジー
魔王軍に敗北した勇者がメス堕ち調教され、奉仕奴隷となった後の一日の話
本編全4話
終了後不定期にパーティーメンバーの話とかも書きたいところです。
名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します
カルラ アンジェリ
ファンタジー
平凡な高校生暁 大地は陰キャな性格も手伝って女子からイジメられていた。
そんな毎日に鬱憤が溜まっていたが相手が女子では暴力でやり返すことも出来ず苦しんでいた大地はある日一冊のノートを拾う。
それはお漏らしノートという物でこれに名前を書くと対象を自在にお漏らしさせることが出来るというのだ。
これを使い主人公はいじめっ子女子たちに復讐を開始する。
更にそれがきっかけで元からあったお漏らしフェチの素養は高まりアイドルも漏らさせていきやりたい放題することに。
ネット上ではこの怪事件が何らかの超常現象の力と話題になりそれを失禁王から略してシンと呼び一部から奉られることになる。
しかしその変態行為を許さない美少女名探偵が現れシンの正体を暴くことを誓い……
これはそんな一人の変態男と美少女名探偵の頭脳戦とお漏らしを楽しむ物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる