2 / 5
希姫 2
しおりを挟む
希姫・・・「おはようございます。ルカさん、悠海さん。」
ルカ・・・「おはよう、希姫、悠海。」
悠海・・・「おはよう、希姫、ルカ。」
ルカ・・・「今日の朝ご飯は、目玉焼きとパンに牛乳にサラダ。どうだ!」
悠海・・・「……。ルカ、どうでもいい。」
希姫・・・「ルカさん、ありがとうございます。」
希姫、ルカ、悠海・・・「「「いただきます」」」
悠海・・・「パンは、好きにジャム付けて食べてね。あっ、そういえば私この前の調理実習で、ジャジャーン。苺ジャム!どう?付けて付けて!」
希姫・・・「わぁー、素敵。悠海さん美味しいですわ。ありがとうございます。」
悠海・・・「わーい。ところで、希姫。その喋り方少し直そう!というより、うーん。」
ルカ・・・「喋り方少し変えよう。悠海が言いたい事ってそれ?あっ、すまん。」
悠海・・・「ありがとう。ルカ。」
希姫・・・「ええ、私の喋り方昨日から気づいていたのですが、どうしたらいいか分からなくて困っていましたの。」
悠海・・・「そしたら、学校行こう!うーんでも大丈夫?」
希姫・・・「学校?何ですの?悠海さんが制服というのを着ていらしたけど」
ルカ・・・「知らないのかぁ。そっからかーい。」
悠海・・・「こら、ルカ。希姫ごめんね、学校って勉強する所の事だよ!えっと、家庭教師みたいな人が沢山の人に勉強を教える事だよ。」
希姫・・・「なるほど、ぜひ1度行ってみたいですわ。」
悠海・・・「良かった。興味持ってくれて。でもね、ルカは学校行かないのよー!なんででしょうねー。不登校さん!」
ルカ・・・「おいおい、その言い方酷いよ。希姫、こんな悪口を言うような奴になるな。」
悠海・・・「あらー、そんなこと言って良いのかな?勉強もう、教えてあげないわよー」
希姫・・・「ふふふ、本当に仲が良いですわ。素敵!」
ルカ、悠海・・・「「別に、仲良くないし」」
希姫・・・「ふふふ、揃ったわ。悠海さんとルカさん面白いですわ。」
ルカ・・・「さて、本題に入るぞ。学校行く前に、知り合いに頼んでみるよ。」
悠海・・・「ルカ?雪那さんに頼むの?希姫、雪那さんって人がいるんだけどね。仲良くなれると良いね。」
希姫・・・「ええ、雪那さん!一度お会いしてみたいですわ。」
ルカ・・・「決まりだな!よし、今から行くぞ。悠海も行く?」
悠海・・・「行くよ!二人に何かあったら嫌だし。」
希姫・・・「悠海さんは、雪那さんにお会いしたことありますの?どんな方ですの?」
悠海・・・「うーん、面白い人だよ。でもね、変わってるな。」
希姫・・・「そうですのね」
ルカ・・・「準備して行こう!悠海、希姫の髪型結ってくれる?」
悠海・・・「分かった。ね、希姫は好きな人に会えたら告白とかするの?」
希姫・・・「え?そ、それはもちろんですわ。今でも、凄い好きですわ。」
悠海・・・「そっか!良いね!ルカは、きっと希姫のことが好きだと思う。」
希姫・・・「え?何故ですの?私、ルカさんに好きになってもらうような事してしまいました?」
悠海・・・「ううん。理由は分からないんだけどね。出来た。」
希姫・・・「素敵な髪型ですわ。悠海さんありがとうございます。」
悠海・・・「うん、良かった!可愛いでしょ!行こ。ルカが待っているから。」
希姫・・・「ええ、そうですわね。悠海さん、叶うと良いですわね。応援いつもしていますから。」
悠海・・・「ありがとう、希姫。」
ルカ・・・「おーい、準備出来たか?行くぞ。」
悠海・・・「私、会いたくないんだよね。」
ルカ・・・「何今さら、言ってるんだ。何なら、お留守番してても良いよ!」
悠海・・・「嫌だ。ルカが、希姫の事襲ったりしないように見張りなんだから。」
ルカ・・・「おい、悠海。襲わないって」
悠海・・・「ふーん、分からないよ!」
希姫・・・「ふふふ、毎日笑っていられそうですわね。」
ルカ・・・「着いた!ここだ。」
雪那・・・「あら?悠海に、ルカ。お久だね!そちらは?」
希姫・・・「ごきげんよう、私希姫といいます。宜しくお願いします」
雪那・・・「ふぅん。お姫様だね、可愛い」
悠海・・・「久しぶりだね、雪那さん。」
ルカ・・・「久しぶり、雪那。」
雪那・・・「へぇー、希姫って名前なのね。そうだ、部屋入って。」
希姫・・・「おじゃま致しますわ。素敵な家ですわ。」
雪那・・・「ありがとう。ところで、ルカ何の用?まさか、希姫ちゃんの事?悠海、希姫と色んな所に行っててもらえる?」
悠海・・・「はい、分かりました!希姫一緒に行こう。」
希姫・・・「ええ、悠海さん。」
雪那・・・「で、ルカ。希姫ちゃんがお姫様なのは気づいてるようね。いつの時代か、分からないでしょうね。」
ルカ・・・「え?フランスのマリーアントワネットじゃあないの?」
雪那・・・「希姫ちゃんがもしそうだったら、歴史はおかしいでしょうね。何故あんなに親切なの?文句も言わないでいられるかしら?この国は、便利かもしれない。けど、希姫ちゃんがマリーアントワネットだったら、皆が言っている歴史がおかしいでしょう。」
ルカ・・・「確かに、だから確証が持てないんだよ。だけど僕は、希姫が好き。」
雪那・・・「え?ええええええ!!本気で言っているの?」
ルカ・・・「本気だ。希姫を助けたあの日から、好きになっていたんだ。」
雪那・・・「ルカ、そっかでもね。希姫ちゃんを元の時代に帰さないと行けない。分かっているでしょう!」
ルカ・・・「分かってるよ。でも確証が持てるまでの間、お願いします!雪那さん。」
雪那・・・「分かったわ。悠海には、上手く伝えとくから。」
ルカ・・・「ありがとう。」
希姫・・・「悠海さんは、ルカさんのどこが好きなのですか?」
悠海・・・「え?希姫、それは聞いたらダメでしょ!恥ずかしいから。」
希姫・・・「そうなんですの?ルカさんは、私の命の恩人ですわ。私は、ルカさんを守ります!」
悠海・・・「あはは、希姫には無理じゃない?私も、ルカも雪那さんも希姫を守ってくれるよ!だから、いつでも良いの。本当の事を話ほしい。」
希姫・・・「……そうですわね。ふふふ、そうですわ。悠海さん私、ルカさんからお金頂いたの。お食事しません?」
悠海・・・「良いね。」
雪那・・・「ね、ルカ。希姫が好きなのは分かった。他には聞きたいことあって来たんじゃないの?」
ルカ・・・「あっ、そうだった。アルティーネって人知ってるか?この間、希姫のお迎えって言って来たんだけど。」
雪那・・・「あら、その人ならここに住んでいるわよ!一緒に!」
ルカ・・・「え?え?え?え?え?」
雪那・・・「はぁー、この間迎えに行かせたのにあんたがいないって言うから。」
ルカ・・・「ごめん、雪那さん。」
雪那・・・「良いよ!だってアルなら今買い物中だし。」
ルカ・・・「なぁ、何時頃帰って来る?希姫の事聞きたいこといっぱいあるから。」
雪那・・・「うーん、分からないけど夕方には戻るよ。」
ルカ・・・「悠海が今、希姫とお昼食べてるからもう少ししたら戻って来るから会ってもらおう!」
雪那・・・「私も、賛成!悠海と、夕方は出かけるから言っといて。」
ルカ・・・「ありがとう、雪那。助かるよ。」
悠海・・・「ただいまー。」
雪那・・・「悠海行こっ!」
悠海・・・「え?雪那さん?」
雪那・・・「いいから、二人っきりになりたいんだって」
悠海・・・「ええええええ!」
希姫・・・「ルカさん、ただいま。行ってらっしゃい。そういえば、ルカさんにプレゼントがありますの。ぜひ貰っていただけると嬉しいですわ。」
ルカ・・・「ありがとう。希姫、大事な話があるんだけど大丈夫?」
希姫・・・「ええ。どうぞ。」
アルティーネ・・・「ただいま戻りました。あれ?お嬢様?なぜここに?」
ルカ・・・「丁度いい頃に帰って来てくれた。アルティーネ。」
希姫・・・「まさか、ルカさん。酷いですわ。帰らせていただきますわ!」
ルカ・・・「アルティーネ、どうすれば良い?」
アルティーネ・・・「はぁー、すみませんね。お嬢様」
希姫・・・「嫌ですわ。体が動かしにくい、アルティーネ今すぐ元に戻しなさい。」
ルカ・・・「何したんだ?」
アルティーネ・・・「体が動かしにくいように、少し打っただけだよ!」
ルカ・・・「さて、話をしようか!希姫、アルティーネとどういう関係か?それだけ言ったら今日は大丈夫だ」
希姫・・・「ルカさん最低ですわ。嫌いですわ。」
ルカ・・・「凄いショックなんだけど。」
アルティーネ・・・「なるほど」
ルカ・・・「アルティーネ、やっぱり今日はいいや。すまないが、希姫をお願いします。」
アルティーネ・・・「分かった。お嬢様すまない。今日は寝てもらう!」
希姫・・・「酷いですわ。ルカさ、ん」
ルカ・・・「アルティーネ、お前さっきから希姫に何したんだ?」
アルティーネ・・・「え?ああ、お嬢様にしか効かない特注の睡眠薬と麻痺薬とかかな?」
ルカ・・・「うわー、性格悪。」
アルティーネ・・・「でも、そのくらいしないと聞かないからな話とか明日は少しは反省してくれるよ」
ルカ・・・「教育の仕方怖ーい。」
アルティーネ・・・「ところで、ルカくんだね?」
ルカ・・・「はい」
アルティーネ・・・「良かった会えて、お嬢様凄い沢山の笑顔が見れたよ。ありがとう。」
ルカ・・・「はい、こちらこそありがとうございます。ですが、誰ですか?貴方がたは。」
アルティーネ・・・「すまないな。今はまだ言える状態ではないんだ。まだ見つかってない人も何人か居て全員見つけ次第お話するよ!ルカくんにも協力してほしいんだけど今度ゆっくり話出来たら嬉しい」
ルカ・・・「そうですか!大丈夫です。気にしないでください。」
アルティーネ・・・「ルカくん、君は喋り方を変えることが出来るんだね!素晴らしいよ。」
ルカ・・・「ありがとうございます。」
アルティーネ・・・「お嬢様はいつまで、預かるのかね?」
ルカ・・・「希姫は、しばらくアルティーネさんと雪那の所でお願いします。」
アルティーネ・・・「分かった。ルカくん、ありがとう。さん付けしてくれて、結構嬉しいよ」
ルカ・・・「はい」
アルティーネ・・・「分かった。今日はもう遅いから、お泊まりしてよって雪那さんが言ってた。」
ルカ・・・「うわー」
アルティーネ・・・「ははは、さて、料理作ったのだけど食べるかい?」
ルカ・・・「では、ぜひいただきます。」
アルティーネ・・・「美味しいかい?それは、雪那さんが教えてくれた料理なんだ。」
ルカ・・・「へぇー、さすが元女優。」
アルティーネ・・・「え?女優!女優なのに料理となんの関係?まぁ、いいや!」
ルカ・・・「あぁ、元だけどな。凄いよ、誰関係なく潰して前に出てきた。雪那さんにかなった事のある人は見たことないんだ。」
アルティーネ・・・「そうか!凄いな。」
ルカ・・・「なぁ、希姫は何しにここに来たんだ?」
アルティーネ・・・「それは、さっきから言えないって言った気がするんだけど?」
ルカ・・・「うーん、アルティーネ。希姫の執事みたいな人だろう?恋とかってならないの?」
アルティーネ・・・「ああ、すまんがお嬢様とは長い付き合いだからそういう感情はないな。」
ルカ・・・「希姫の事、好きだって言ったら?」
アルティーネ・・・「え?」
ルカ・・・「希姫の事好きだよ。出来るなら一緒にずっと居たい。希姫は婚約者が居ると聞いたんです。」
アルティーネ・・・「そうか。」
ルカ・・・「初めましてってなった時の前に道路に倒れてて見た瞬間に恋に落ちたんだ。」
アルティーネ・・・「そうか。」
ルカ・・・「だから、守りたい。一緒にずっと居たい。」
アルティーネ・・・「そうか。残念だがそれは無理だ。私達は、帰らないと行けないから。」
ルカ・・・「分かってる。だからせめて、希姫が本当の事言うまで待っててほしい」
アルティーネ・・・「はぁー、分かった。」
ルカ・・・「ありがとうございます。」
ルカ・・・「おはよう、希姫、悠海。」
悠海・・・「おはよう、希姫、ルカ。」
ルカ・・・「今日の朝ご飯は、目玉焼きとパンに牛乳にサラダ。どうだ!」
悠海・・・「……。ルカ、どうでもいい。」
希姫・・・「ルカさん、ありがとうございます。」
希姫、ルカ、悠海・・・「「「いただきます」」」
悠海・・・「パンは、好きにジャム付けて食べてね。あっ、そういえば私この前の調理実習で、ジャジャーン。苺ジャム!どう?付けて付けて!」
希姫・・・「わぁー、素敵。悠海さん美味しいですわ。ありがとうございます。」
悠海・・・「わーい。ところで、希姫。その喋り方少し直そう!というより、うーん。」
ルカ・・・「喋り方少し変えよう。悠海が言いたい事ってそれ?あっ、すまん。」
悠海・・・「ありがとう。ルカ。」
希姫・・・「ええ、私の喋り方昨日から気づいていたのですが、どうしたらいいか分からなくて困っていましたの。」
悠海・・・「そしたら、学校行こう!うーんでも大丈夫?」
希姫・・・「学校?何ですの?悠海さんが制服というのを着ていらしたけど」
ルカ・・・「知らないのかぁ。そっからかーい。」
悠海・・・「こら、ルカ。希姫ごめんね、学校って勉強する所の事だよ!えっと、家庭教師みたいな人が沢山の人に勉強を教える事だよ。」
希姫・・・「なるほど、ぜひ1度行ってみたいですわ。」
悠海・・・「良かった。興味持ってくれて。でもね、ルカは学校行かないのよー!なんででしょうねー。不登校さん!」
ルカ・・・「おいおい、その言い方酷いよ。希姫、こんな悪口を言うような奴になるな。」
悠海・・・「あらー、そんなこと言って良いのかな?勉強もう、教えてあげないわよー」
希姫・・・「ふふふ、本当に仲が良いですわ。素敵!」
ルカ、悠海・・・「「別に、仲良くないし」」
希姫・・・「ふふふ、揃ったわ。悠海さんとルカさん面白いですわ。」
ルカ・・・「さて、本題に入るぞ。学校行く前に、知り合いに頼んでみるよ。」
悠海・・・「ルカ?雪那さんに頼むの?希姫、雪那さんって人がいるんだけどね。仲良くなれると良いね。」
希姫・・・「ええ、雪那さん!一度お会いしてみたいですわ。」
ルカ・・・「決まりだな!よし、今から行くぞ。悠海も行く?」
悠海・・・「行くよ!二人に何かあったら嫌だし。」
希姫・・・「悠海さんは、雪那さんにお会いしたことありますの?どんな方ですの?」
悠海・・・「うーん、面白い人だよ。でもね、変わってるな。」
希姫・・・「そうですのね」
ルカ・・・「準備して行こう!悠海、希姫の髪型結ってくれる?」
悠海・・・「分かった。ね、希姫は好きな人に会えたら告白とかするの?」
希姫・・・「え?そ、それはもちろんですわ。今でも、凄い好きですわ。」
悠海・・・「そっか!良いね!ルカは、きっと希姫のことが好きだと思う。」
希姫・・・「え?何故ですの?私、ルカさんに好きになってもらうような事してしまいました?」
悠海・・・「ううん。理由は分からないんだけどね。出来た。」
希姫・・・「素敵な髪型ですわ。悠海さんありがとうございます。」
悠海・・・「うん、良かった!可愛いでしょ!行こ。ルカが待っているから。」
希姫・・・「ええ、そうですわね。悠海さん、叶うと良いですわね。応援いつもしていますから。」
悠海・・・「ありがとう、希姫。」
ルカ・・・「おーい、準備出来たか?行くぞ。」
悠海・・・「私、会いたくないんだよね。」
ルカ・・・「何今さら、言ってるんだ。何なら、お留守番してても良いよ!」
悠海・・・「嫌だ。ルカが、希姫の事襲ったりしないように見張りなんだから。」
ルカ・・・「おい、悠海。襲わないって」
悠海・・・「ふーん、分からないよ!」
希姫・・・「ふふふ、毎日笑っていられそうですわね。」
ルカ・・・「着いた!ここだ。」
雪那・・・「あら?悠海に、ルカ。お久だね!そちらは?」
希姫・・・「ごきげんよう、私希姫といいます。宜しくお願いします」
雪那・・・「ふぅん。お姫様だね、可愛い」
悠海・・・「久しぶりだね、雪那さん。」
ルカ・・・「久しぶり、雪那。」
雪那・・・「へぇー、希姫って名前なのね。そうだ、部屋入って。」
希姫・・・「おじゃま致しますわ。素敵な家ですわ。」
雪那・・・「ありがとう。ところで、ルカ何の用?まさか、希姫ちゃんの事?悠海、希姫と色んな所に行っててもらえる?」
悠海・・・「はい、分かりました!希姫一緒に行こう。」
希姫・・・「ええ、悠海さん。」
雪那・・・「で、ルカ。希姫ちゃんがお姫様なのは気づいてるようね。いつの時代か、分からないでしょうね。」
ルカ・・・「え?フランスのマリーアントワネットじゃあないの?」
雪那・・・「希姫ちゃんがもしそうだったら、歴史はおかしいでしょうね。何故あんなに親切なの?文句も言わないでいられるかしら?この国は、便利かもしれない。けど、希姫ちゃんがマリーアントワネットだったら、皆が言っている歴史がおかしいでしょう。」
ルカ・・・「確かに、だから確証が持てないんだよ。だけど僕は、希姫が好き。」
雪那・・・「え?ええええええ!!本気で言っているの?」
ルカ・・・「本気だ。希姫を助けたあの日から、好きになっていたんだ。」
雪那・・・「ルカ、そっかでもね。希姫ちゃんを元の時代に帰さないと行けない。分かっているでしょう!」
ルカ・・・「分かってるよ。でも確証が持てるまでの間、お願いします!雪那さん。」
雪那・・・「分かったわ。悠海には、上手く伝えとくから。」
ルカ・・・「ありがとう。」
希姫・・・「悠海さんは、ルカさんのどこが好きなのですか?」
悠海・・・「え?希姫、それは聞いたらダメでしょ!恥ずかしいから。」
希姫・・・「そうなんですの?ルカさんは、私の命の恩人ですわ。私は、ルカさんを守ります!」
悠海・・・「あはは、希姫には無理じゃない?私も、ルカも雪那さんも希姫を守ってくれるよ!だから、いつでも良いの。本当の事を話ほしい。」
希姫・・・「……そうですわね。ふふふ、そうですわ。悠海さん私、ルカさんからお金頂いたの。お食事しません?」
悠海・・・「良いね。」
雪那・・・「ね、ルカ。希姫が好きなのは分かった。他には聞きたいことあって来たんじゃないの?」
ルカ・・・「あっ、そうだった。アルティーネって人知ってるか?この間、希姫のお迎えって言って来たんだけど。」
雪那・・・「あら、その人ならここに住んでいるわよ!一緒に!」
ルカ・・・「え?え?え?え?え?」
雪那・・・「はぁー、この間迎えに行かせたのにあんたがいないって言うから。」
ルカ・・・「ごめん、雪那さん。」
雪那・・・「良いよ!だってアルなら今買い物中だし。」
ルカ・・・「なぁ、何時頃帰って来る?希姫の事聞きたいこといっぱいあるから。」
雪那・・・「うーん、分からないけど夕方には戻るよ。」
ルカ・・・「悠海が今、希姫とお昼食べてるからもう少ししたら戻って来るから会ってもらおう!」
雪那・・・「私も、賛成!悠海と、夕方は出かけるから言っといて。」
ルカ・・・「ありがとう、雪那。助かるよ。」
悠海・・・「ただいまー。」
雪那・・・「悠海行こっ!」
悠海・・・「え?雪那さん?」
雪那・・・「いいから、二人っきりになりたいんだって」
悠海・・・「ええええええ!」
希姫・・・「ルカさん、ただいま。行ってらっしゃい。そういえば、ルカさんにプレゼントがありますの。ぜひ貰っていただけると嬉しいですわ。」
ルカ・・・「ありがとう。希姫、大事な話があるんだけど大丈夫?」
希姫・・・「ええ。どうぞ。」
アルティーネ・・・「ただいま戻りました。あれ?お嬢様?なぜここに?」
ルカ・・・「丁度いい頃に帰って来てくれた。アルティーネ。」
希姫・・・「まさか、ルカさん。酷いですわ。帰らせていただきますわ!」
ルカ・・・「アルティーネ、どうすれば良い?」
アルティーネ・・・「はぁー、すみませんね。お嬢様」
希姫・・・「嫌ですわ。体が動かしにくい、アルティーネ今すぐ元に戻しなさい。」
ルカ・・・「何したんだ?」
アルティーネ・・・「体が動かしにくいように、少し打っただけだよ!」
ルカ・・・「さて、話をしようか!希姫、アルティーネとどういう関係か?それだけ言ったら今日は大丈夫だ」
希姫・・・「ルカさん最低ですわ。嫌いですわ。」
ルカ・・・「凄いショックなんだけど。」
アルティーネ・・・「なるほど」
ルカ・・・「アルティーネ、やっぱり今日はいいや。すまないが、希姫をお願いします。」
アルティーネ・・・「分かった。お嬢様すまない。今日は寝てもらう!」
希姫・・・「酷いですわ。ルカさ、ん」
ルカ・・・「アルティーネ、お前さっきから希姫に何したんだ?」
アルティーネ・・・「え?ああ、お嬢様にしか効かない特注の睡眠薬と麻痺薬とかかな?」
ルカ・・・「うわー、性格悪。」
アルティーネ・・・「でも、そのくらいしないと聞かないからな話とか明日は少しは反省してくれるよ」
ルカ・・・「教育の仕方怖ーい。」
アルティーネ・・・「ところで、ルカくんだね?」
ルカ・・・「はい」
アルティーネ・・・「良かった会えて、お嬢様凄い沢山の笑顔が見れたよ。ありがとう。」
ルカ・・・「はい、こちらこそありがとうございます。ですが、誰ですか?貴方がたは。」
アルティーネ・・・「すまないな。今はまだ言える状態ではないんだ。まだ見つかってない人も何人か居て全員見つけ次第お話するよ!ルカくんにも協力してほしいんだけど今度ゆっくり話出来たら嬉しい」
ルカ・・・「そうですか!大丈夫です。気にしないでください。」
アルティーネ・・・「ルカくん、君は喋り方を変えることが出来るんだね!素晴らしいよ。」
ルカ・・・「ありがとうございます。」
アルティーネ・・・「お嬢様はいつまで、預かるのかね?」
ルカ・・・「希姫は、しばらくアルティーネさんと雪那の所でお願いします。」
アルティーネ・・・「分かった。ルカくん、ありがとう。さん付けしてくれて、結構嬉しいよ」
ルカ・・・「はい」
アルティーネ・・・「分かった。今日はもう遅いから、お泊まりしてよって雪那さんが言ってた。」
ルカ・・・「うわー」
アルティーネ・・・「ははは、さて、料理作ったのだけど食べるかい?」
ルカ・・・「では、ぜひいただきます。」
アルティーネ・・・「美味しいかい?それは、雪那さんが教えてくれた料理なんだ。」
ルカ・・・「へぇー、さすが元女優。」
アルティーネ・・・「え?女優!女優なのに料理となんの関係?まぁ、いいや!」
ルカ・・・「あぁ、元だけどな。凄いよ、誰関係なく潰して前に出てきた。雪那さんにかなった事のある人は見たことないんだ。」
アルティーネ・・・「そうか!凄いな。」
ルカ・・・「なぁ、希姫は何しにここに来たんだ?」
アルティーネ・・・「それは、さっきから言えないって言った気がするんだけど?」
ルカ・・・「うーん、アルティーネ。希姫の執事みたいな人だろう?恋とかってならないの?」
アルティーネ・・・「ああ、すまんがお嬢様とは長い付き合いだからそういう感情はないな。」
ルカ・・・「希姫の事、好きだって言ったら?」
アルティーネ・・・「え?」
ルカ・・・「希姫の事好きだよ。出来るなら一緒にずっと居たい。希姫は婚約者が居ると聞いたんです。」
アルティーネ・・・「そうか。」
ルカ・・・「初めましてってなった時の前に道路に倒れてて見た瞬間に恋に落ちたんだ。」
アルティーネ・・・「そうか。」
ルカ・・・「だから、守りたい。一緒にずっと居たい。」
アルティーネ・・・「そうか。残念だがそれは無理だ。私達は、帰らないと行けないから。」
ルカ・・・「分かってる。だからせめて、希姫が本当の事言うまで待っててほしい」
アルティーネ・・・「はぁー、分かった。」
ルカ・・・「ありがとうございます。」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説

あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
傲慢令嬢は、猫かぶりをやめてみた。お好きなように呼んでくださいませ。愛しいひとが私のことをわかってくださるなら、それで十分ですもの。
石河 翠
恋愛
高飛車で傲慢な令嬢として有名だった侯爵令嬢のダイアナは、婚約者から婚約を破棄される直前、階段から落ちて頭を打ち、記憶喪失になった上、体が不自由になってしまう。
そのまま修道院に身を寄せることになったダイアナだが、彼女はその暮らしを嬉々として受け入れる。妾の子であり、貴族暮らしに馴染めなかったダイアナには、修道院での暮らしこそ理想だったのだ。
新しい婚約者とうまくいかない元婚約者がダイアナに接触してくるが、彼女は突き放す。身勝手な言い分の元婚約者に対し、彼女は怒りを露にし……。
初恋のひとのために貴族教育を頑張っていたヒロインと、健気なヒロインを見守ってきたヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、別サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
僕は君を思うと吐き気がする
月山 歩
恋愛
貧乏侯爵家だった私は、お金持ちの夫が亡くなると、次はその弟をあてがわれた。私は、母の生活の支援もしてもらいたいから、拒否できない。今度こそ、新しい夫に愛されてみたいけど、彼は、私を思うと吐き気がするそうです。再び白い結婚が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる