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捕まるの早すぎね!?〜流兎〜
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数日後、もう大丈夫だと思い外をブラブラしていたのが悪かったんだろう
「あ……」
「…………」
帝が目の前にいる
涼真、孝太郎までいる
「こんにちは……では……さようならー!」
Uターンしてダッシュする
「……涼真、孝太郎あそこにいろ……俺が追う」
なんだとっ……帝が追うだと……すぐに捕まるじゃんか!
でも今更捕まる訳にはいかない
「ハァ……ハ……ァ……」
息が切れる
後ろを確認すると怖っ
帝が無表情で追ってくる
待って!
めっちゃ怖いんだけど
元々強面な帝が無表情になるなんて怖くなるだけだろ
涼真や孝太郎はいない
どこいったんだ?
だが今は考えている暇なんてない
路地裏に逃げ込む
周りを見ると隠れられる場所がない
どうしよう……
すると俺の思いが届いたのか目の前の家のドアが開く
ちょうどいい
「すみません!匿ってくれませんか!悪いヤツに追われていて!」
ドアを開けたのは40歳くらいの男だった
「え!?大丈夫!?いいよおいで!」
匿ってもらう……これが悪魔の誘いなんて知らずに
「ありがとうございま……「こんにちは流兎くんさっきぶりですねー」……え?」
何故か涼真と孝太郎が目の前にいる
「なんでここに!?」
思わず後ずさると何かにぶつかる
振り返ると……
「捕まえた……」ニヤリッ
帝がいた
「ダメじゃないか。匿ってくれるからって少しも疑わずに他人の家に入るなんて」
匿ってくれた男が言う
「っ!?てめぇ騙したな!」
男の顔をよく見ると
「お前っ北條組の若頭かっ!?」
「お!せーかい!よくわかったね」
若頭…雷斗が拍手する
「ここはねー北條組が隠れ家として使っている場所なんだよ」
「!?」
「でもねー驚いたねー」
「ラビットがこんなに若いなんて」
「高校生くらいかな?」
正解だ……なんかムカつく
「まあそろそろ僕は帰るよ」
「君の後ろからすっごい圧をね感じるから」
壊れたブリキのおもちゃみたいに振り返ると
悪魔の微笑みを浮かべた帝がいた
「……1度じゃ足らず2度もか……」
ニヤリッ「お仕置きだな」
サーと顔が青くなっていく
「いやだ!あれはいやだ!」
「ここからだと本邸がいいか」
帝がつぶやく
本邸!?北條組のか?
「……会長がいますが……」
涼真が言う
「……いい」
「了解しました……車は表につけて置いてあります」
準備がいいっー!
こんなに時まで優秀さを発揮すんなよ!
「帝っ……お願いだからお仕置きは嫌だ……」
帝に必死にお願いする
上目遣いになってしまうのは仕方ない
「大丈夫だ。ちゃんと逃げ出そうと思わないくらい躾てやる」
大丈夫じゃなーい!
「組長着きました」
やばいっ着いてしまった
車からおりると帝が荒っぽく流兎の腕を引っ張る
「イタッ……痛いってっ!」
「…………」
流兎の言葉を無視して帝は奥にどんどん進む
ひとつのドアにたどり着き帝がドアを開ける
中はベットだけだ
流兎をベットに放り投げる
「ッ イタッ……いたっ……」
帝が流兎の上から覆いかぶさり荒々しくキスをする
「んっ…やっあぁ……ヤメっ」
唇が離れる
目が潤みながら帝を見る
帝が唇を妖しく舐める
ドキッ
「……お仕置きだ」
「あ……」
「…………」
帝が目の前にいる
涼真、孝太郎までいる
「こんにちは……では……さようならー!」
Uターンしてダッシュする
「……涼真、孝太郎あそこにいろ……俺が追う」
なんだとっ……帝が追うだと……すぐに捕まるじゃんか!
でも今更捕まる訳にはいかない
「ハァ……ハ……ァ……」
息が切れる
後ろを確認すると怖っ
帝が無表情で追ってくる
待って!
めっちゃ怖いんだけど
元々強面な帝が無表情になるなんて怖くなるだけだろ
涼真や孝太郎はいない
どこいったんだ?
だが今は考えている暇なんてない
路地裏に逃げ込む
周りを見ると隠れられる場所がない
どうしよう……
すると俺の思いが届いたのか目の前の家のドアが開く
ちょうどいい
「すみません!匿ってくれませんか!悪いヤツに追われていて!」
ドアを開けたのは40歳くらいの男だった
「え!?大丈夫!?いいよおいで!」
匿ってもらう……これが悪魔の誘いなんて知らずに
「ありがとうございま……「こんにちは流兎くんさっきぶりですねー」……え?」
何故か涼真と孝太郎が目の前にいる
「なんでここに!?」
思わず後ずさると何かにぶつかる
振り返ると……
「捕まえた……」ニヤリッ
帝がいた
「ダメじゃないか。匿ってくれるからって少しも疑わずに他人の家に入るなんて」
匿ってくれた男が言う
「っ!?てめぇ騙したな!」
男の顔をよく見ると
「お前っ北條組の若頭かっ!?」
「お!せーかい!よくわかったね」
若頭…雷斗が拍手する
「ここはねー北條組が隠れ家として使っている場所なんだよ」
「!?」
「でもねー驚いたねー」
「ラビットがこんなに若いなんて」
「高校生くらいかな?」
正解だ……なんかムカつく
「まあそろそろ僕は帰るよ」
「君の後ろからすっごい圧をね感じるから」
壊れたブリキのおもちゃみたいに振り返ると
悪魔の微笑みを浮かべた帝がいた
「……1度じゃ足らず2度もか……」
ニヤリッ「お仕置きだな」
サーと顔が青くなっていく
「いやだ!あれはいやだ!」
「ここからだと本邸がいいか」
帝がつぶやく
本邸!?北條組のか?
「……会長がいますが……」
涼真が言う
「……いい」
「了解しました……車は表につけて置いてあります」
準備がいいっー!
こんなに時まで優秀さを発揮すんなよ!
「帝っ……お願いだからお仕置きは嫌だ……」
帝に必死にお願いする
上目遣いになってしまうのは仕方ない
「大丈夫だ。ちゃんと逃げ出そうと思わないくらい躾てやる」
大丈夫じゃなーい!
「組長着きました」
やばいっ着いてしまった
車からおりると帝が荒っぽく流兎の腕を引っ張る
「イタッ……痛いってっ!」
「…………」
流兎の言葉を無視して帝は奥にどんどん進む
ひとつのドアにたどり着き帝がドアを開ける
中はベットだけだ
流兎をベットに放り投げる
「ッ イタッ……いたっ……」
帝が流兎の上から覆いかぶさり荒々しくキスをする
「んっ…やっあぁ……ヤメっ」
唇が離れる
目が潤みながら帝を見る
帝が唇を妖しく舐める
ドキッ
「……お仕置きだ」
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