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016・ベル・ジョーコへの招待状
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後半が開始されようとしている。
「大丈夫か?」
父が息子に語り掛ける。
吐く息こそ乱れているものの、その眼は死んでいない。返答せずに、息子はその場を去ろうとした。
ウォークとジョグ、ダッシュを使い分け、大吾は勇也を引き離そうと試みる。だが、勇也は難なくついてきた。
勇也は走る能力だけでなく、止まる能力も高い。
母指球と呼ばれる、足の親指の付け根の固い部分が巨体を支えているだけあって発達している。不意を突こうと大吾が急転身しても、そのストップ能力で付いてくるのだ。
前半終了前の決意がなんだったかのように、大吾の動きは止まっていく。
味方は、大吾に取って代わられた八谷の指示がないため連携が悪い。大吾のチェックを必要としないことを悟った勇也は、より中央寄りになり真吾をマークの中心とした。
「勇也、大吾と同じ背丈で止まるかと思っていたおまえが、俺よりデカくなるとはな」
「真吾さん、俺はあなたを止めてすぐA代表に入りますよ! A代表のエースを完封して、俺は名をあげて海外へ行く!」
勇也の守備は基本的にクリーンだ。最初にガツンと相手を痛めつけて、物怖じさせるというのはレパートリーにはまだない。
それでも真吾に入るパスをあらゆる手でカットし、真吾がボールを持ったとしても悠々とクリアーする。
「厄介な奴だぜ、まったく」
真吾は汗だくの勇也を見つめて思った。
(大言を吐くだけはある。A代表に間違いなく入って来るだろう。もしかすると、次のワールドカップは、こいつが守備の要にもうなっているかもしれない)
しかしこれは勝負事だ。真吾もすんなりと負けを認めるわけにはいかない。
大吾はボールを引き込もうと奔り回っている。
けれども大吾のトップスピードでは、俊足の勇也の手から逃れるのは難しい。
一瞬の加速力とアジリティ。
それで、勇也から一時は離れられても、1秒後には捕まえられている。
永遠にも思える、90分の鬼ごっこ。
「俺にボールを入れてくれ!」
大吾が、そう叫んだ。
ここで負けるわけにはいかなかった。
5年間の努力を、フィジカルの差だけで負けさせるわけにはいかない。100%の努力を、積み上げてきたつもりだからだ。
ボールをキープするロドリゴ・器楽堂は、やや大吾を見直しはじめていた。
最初は完全に嫌いだった。
大吾は奔り回る割には、その守備強度は高くない。むしろ、カバーしたポジションは穴だ。だが、チームのために献身的に髪を振り乱す姿は美しい。
今まで技術では、あまり負けたことがなかった。『あまり』というのが、ブラジル出身のロドリゴが日本に漂着した所以である。
向島兄弟。
兄は認めている。弟も、その基礎的な技術は自分よりかなり上だ。勝つ確率を考えるのであれば、向島弟をも利用しなければならない。
ロドリゴは大吾の足元にボールを差し出した。
緑の絨毯の上を転がりながら、大吾へと届けられそうになるそれを、勇也が空を切り裂くようなチャージを繰り出して強引に奪い取る。
ライバルと認識しているからであろうか。
勇也は、ファウルまがいのタックルを大吾に関してだけは繰り返す。
「無駄だよ、大吾! おまえの今のフィジカルじゃ、俺を打ち負かすことはできない」
またもや倒れた大吾に勇也は手を差し出した。
「体格っていうのも持って生まれた才能さ。おまえはその才能がちょっと足らなかった。グエン・バン・ヒューさんのようなフィジカルを、おまえが身につけるのはもっと先だろう。俺が一足早く、海外に打って出て情報を共有してやるよ!」
起き上がった大吾は、右手で芝生を引きちぎる。緑のそれは風に流され空を舞う。
――小さい頃はいつも田んぼで、こんなフィールドでプレーするのは夢だった
大吾は懐かしく田舎での真吾との1on1を思い出した。
『田んぼでしかプレーできないからってな、ハンデじゃないんだぞ!』
真吾はいつだったかそう言った。
『フィールドにあるもの、すべてが味方だと思え。土も、芝生も、風も。一流の選手はそれらにうまく適応する。だが、超一流はそれを利用する!』
すべてが味方。
――まず俺がやらなければならないことは、ボールを一番の味方にすることだ
そして真吾との1on1だったサッカーは今は11人対11人になっている。
――俺の味方は10人もいる! 決してひとりで戦っているわけじゃない。ボールと少なくとも10人は決して裏切らないはずの味方であるはずだ
「ぃご! いご! だいご! 大吾!」
利根が大吾に向かって叫ぶ。
「は、はい!」
「おまえは独奏者のつもりかもしれんが、サッカーは11人の交響曲だ。この試合負けてもかまわんから、自分をチームメートにアピールしろよ!」
――負けてもいい? いや、勝って俺は味方を味方に完全に引き入れる!
大吾のスタミナが尽きようとしている。運動量が極端に減り、それはもう歩いているというより、散歩だ。
監督が、交代が必要かどうかヘッドコーチに確認した。交代用の選手が呼ばれ、アップを始めているのが視界の端に映った。
もう何もできずに終わってしまうのか?
すべて燃え尽くしてしまったのか?
その心の種火まで消えてしまったのだろうか?
後半20分
交代の選手のアップが終わった。ボールがデッドになれば、すぐさま交代は行われるかもしれない。
大吾は蠅のようにフィールドを彷徨っていた。
『もう、大吾は死んでいる』
そう認識した味方たちは、敢えて彼にボールを出すこともなくなった。
レギュラーを獲得した経緯だけではない。単純に向島大吾という男は、瀬棚勇也という男にフットボーラーとして負けているのだ。
――まだだ、まだ俺は全部を出し切っていない! フィジカルの差を敗れたときの言い訳にしないために、今まで頑張ってきたんだろう?
燃え尽きる前の蝋燭であったかもしれない。
大吾は交代にあらがうかのように、フリー・ランニングを再開した。
――今、持っている力を発揮できないんだったら、この数年間は何になる?
100%の努力をしてきたつもりだった。
だが、残酷にも才能の限界というものは必ずある。勇也が言った『体格の才能』。残念ながら、それは大吾は持っていない。
その、100%の努力が、実は最高で99%だとしたら?
残り1%が、『閃きの才能』というもので補うことができるのであれば?
「利根さん! 左! 左サイドで大吾がフリーだ!」
真吾が叫ぶように言った。
勇也の意識は、8割がた真ん中の真吾に向いていた。
その分、大吾がフリーになる時間が増えたはずであった。
だが、勇也の硬い母指球が、大吾をまた捉えようとしている。
「大吾、何度やっても無駄だ! 無理なんだよ、おまえじゃ俺に勝てない!」
――この数年間は、今、持っている力をすべて発揮するためだろう!?
刹那、大吾は視覚だけでなく、五感すべてを使いフィールドそのものと同化した。
前面
勇也が両手を拡げ、立ちふさがっている。
後背
ボールが大吾を慕うかの如く迫っている。
斜め前方
兄・真吾が、ゴール方向に身体を向けながら、こっちを見ている。
自分はどうだろう?
上空から降るように、自分の魂と共鳴するものがある。
雑音に混じり、それは確かに五感に訴えてきた。
ボールの声が聴こえる
ボールの息吹を感じる
ボールの心音が聴こえる
ボールの鼓動を感じる
脈打つそれは、フィールドと一体化した大吾の感覚と100%同期する
大吾は後ろから来たボールを、右足のヒールでダイレクトに自分の進行方向へと放り込む。
大吾と対面しているはずの勇也は、何が起きたか一瞬わからない。
ダイレクト・ヒールキック・シャペウでのボールは大きく弧を描き、今まで一度も抜けなかった勇也の頭上にアーチを描きながら、大吾の走り込む先へと落ちてきた。
15000人の観客は、一斉に歓声をあげる。
彼らが見に来たのはサッカーであるはずだ。しかし、彼らが今、実際に見ているのは『サーカス』だ。
大吾のテクニックを揶揄する蔑称として付けられた『サーカス』というあだ名は、今、敬称へと昇華しようとしている。
大吾は、勇也の横を、林を通り抜ける風の如く通り抜けた。
勇也は反応できない。
いや、反応したかもしれない。
しかし、大吾と勇也の間には残酷なまでの刻のズレがあった。
大吾は落ちてきたボールをそのまま、今度は左足でとらえアーリー・クロスを上げる。
――この高さのボールは兄貴じゃないと届かないはずだ!
一直線にゴールへ向かうそれを、真吾の長身から繰り出すダイビングヘッドが正確にとらえた。
1-1!
真吾が大吾へと駆け寄り、背中をパンと叩く。
「さすがに兄貴だ」
――これが俺の兄貴だ。俺はひとりぼっちでフットボールをやっているわけじゃあない!
大吾は自分だけの力では今の場面はゴールに繋がらなかったことを知っている。
「大吾、おまえ今ボールの声を聴いたな?」
真吾のその言葉に、ハッとした大吾は深くうなずく。
「ボールが『こうして欲しい』って言ってるような気がしたんだ……」
「それは、プロ・フットボーラーでもごく一部の人しか持っていない感覚……第六感だ」
真吾は左手で大吾の左頬をつねり、
「『ファンタジスタ』ってやつだ」
と、大吾の耳元で囁き、その場を離れた。
「大丈夫か?」
父が息子に語り掛ける。
吐く息こそ乱れているものの、その眼は死んでいない。返答せずに、息子はその場を去ろうとした。
ウォークとジョグ、ダッシュを使い分け、大吾は勇也を引き離そうと試みる。だが、勇也は難なくついてきた。
勇也は走る能力だけでなく、止まる能力も高い。
母指球と呼ばれる、足の親指の付け根の固い部分が巨体を支えているだけあって発達している。不意を突こうと大吾が急転身しても、そのストップ能力で付いてくるのだ。
前半終了前の決意がなんだったかのように、大吾の動きは止まっていく。
味方は、大吾に取って代わられた八谷の指示がないため連携が悪い。大吾のチェックを必要としないことを悟った勇也は、より中央寄りになり真吾をマークの中心とした。
「勇也、大吾と同じ背丈で止まるかと思っていたおまえが、俺よりデカくなるとはな」
「真吾さん、俺はあなたを止めてすぐA代表に入りますよ! A代表のエースを完封して、俺は名をあげて海外へ行く!」
勇也の守備は基本的にクリーンだ。最初にガツンと相手を痛めつけて、物怖じさせるというのはレパートリーにはまだない。
それでも真吾に入るパスをあらゆる手でカットし、真吾がボールを持ったとしても悠々とクリアーする。
「厄介な奴だぜ、まったく」
真吾は汗だくの勇也を見つめて思った。
(大言を吐くだけはある。A代表に間違いなく入って来るだろう。もしかすると、次のワールドカップは、こいつが守備の要にもうなっているかもしれない)
しかしこれは勝負事だ。真吾もすんなりと負けを認めるわけにはいかない。
大吾はボールを引き込もうと奔り回っている。
けれども大吾のトップスピードでは、俊足の勇也の手から逃れるのは難しい。
一瞬の加速力とアジリティ。
それで、勇也から一時は離れられても、1秒後には捕まえられている。
永遠にも思える、90分の鬼ごっこ。
「俺にボールを入れてくれ!」
大吾が、そう叫んだ。
ここで負けるわけにはいかなかった。
5年間の努力を、フィジカルの差だけで負けさせるわけにはいかない。100%の努力を、積み上げてきたつもりだからだ。
ボールをキープするロドリゴ・器楽堂は、やや大吾を見直しはじめていた。
最初は完全に嫌いだった。
大吾は奔り回る割には、その守備強度は高くない。むしろ、カバーしたポジションは穴だ。だが、チームのために献身的に髪を振り乱す姿は美しい。
今まで技術では、あまり負けたことがなかった。『あまり』というのが、ブラジル出身のロドリゴが日本に漂着した所以である。
向島兄弟。
兄は認めている。弟も、その基礎的な技術は自分よりかなり上だ。勝つ確率を考えるのであれば、向島弟をも利用しなければならない。
ロドリゴは大吾の足元にボールを差し出した。
緑の絨毯の上を転がりながら、大吾へと届けられそうになるそれを、勇也が空を切り裂くようなチャージを繰り出して強引に奪い取る。
ライバルと認識しているからであろうか。
勇也は、ファウルまがいのタックルを大吾に関してだけは繰り返す。
「無駄だよ、大吾! おまえの今のフィジカルじゃ、俺を打ち負かすことはできない」
またもや倒れた大吾に勇也は手を差し出した。
「体格っていうのも持って生まれた才能さ。おまえはその才能がちょっと足らなかった。グエン・バン・ヒューさんのようなフィジカルを、おまえが身につけるのはもっと先だろう。俺が一足早く、海外に打って出て情報を共有してやるよ!」
起き上がった大吾は、右手で芝生を引きちぎる。緑のそれは風に流され空を舞う。
――小さい頃はいつも田んぼで、こんなフィールドでプレーするのは夢だった
大吾は懐かしく田舎での真吾との1on1を思い出した。
『田んぼでしかプレーできないからってな、ハンデじゃないんだぞ!』
真吾はいつだったかそう言った。
『フィールドにあるもの、すべてが味方だと思え。土も、芝生も、風も。一流の選手はそれらにうまく適応する。だが、超一流はそれを利用する!』
すべてが味方。
――まず俺がやらなければならないことは、ボールを一番の味方にすることだ
そして真吾との1on1だったサッカーは今は11人対11人になっている。
――俺の味方は10人もいる! 決してひとりで戦っているわけじゃない。ボールと少なくとも10人は決して裏切らないはずの味方であるはずだ
「ぃご! いご! だいご! 大吾!」
利根が大吾に向かって叫ぶ。
「は、はい!」
「おまえは独奏者のつもりかもしれんが、サッカーは11人の交響曲だ。この試合負けてもかまわんから、自分をチームメートにアピールしろよ!」
――負けてもいい? いや、勝って俺は味方を味方に完全に引き入れる!
大吾のスタミナが尽きようとしている。運動量が極端に減り、それはもう歩いているというより、散歩だ。
監督が、交代が必要かどうかヘッドコーチに確認した。交代用の選手が呼ばれ、アップを始めているのが視界の端に映った。
もう何もできずに終わってしまうのか?
すべて燃え尽くしてしまったのか?
その心の種火まで消えてしまったのだろうか?
後半20分
交代の選手のアップが終わった。ボールがデッドになれば、すぐさま交代は行われるかもしれない。
大吾は蠅のようにフィールドを彷徨っていた。
『もう、大吾は死んでいる』
そう認識した味方たちは、敢えて彼にボールを出すこともなくなった。
レギュラーを獲得した経緯だけではない。単純に向島大吾という男は、瀬棚勇也という男にフットボーラーとして負けているのだ。
――まだだ、まだ俺は全部を出し切っていない! フィジカルの差を敗れたときの言い訳にしないために、今まで頑張ってきたんだろう?
燃え尽きる前の蝋燭であったかもしれない。
大吾は交代にあらがうかのように、フリー・ランニングを再開した。
――今、持っている力を発揮できないんだったら、この数年間は何になる?
100%の努力をしてきたつもりだった。
だが、残酷にも才能の限界というものは必ずある。勇也が言った『体格の才能』。残念ながら、それは大吾は持っていない。
その、100%の努力が、実は最高で99%だとしたら?
残り1%が、『閃きの才能』というもので補うことができるのであれば?
「利根さん! 左! 左サイドで大吾がフリーだ!」
真吾が叫ぶように言った。
勇也の意識は、8割がた真ん中の真吾に向いていた。
その分、大吾がフリーになる時間が増えたはずであった。
だが、勇也の硬い母指球が、大吾をまた捉えようとしている。
「大吾、何度やっても無駄だ! 無理なんだよ、おまえじゃ俺に勝てない!」
――この数年間は、今、持っている力をすべて発揮するためだろう!?
刹那、大吾は視覚だけでなく、五感すべてを使いフィールドそのものと同化した。
前面
勇也が両手を拡げ、立ちふさがっている。
後背
ボールが大吾を慕うかの如く迫っている。
斜め前方
兄・真吾が、ゴール方向に身体を向けながら、こっちを見ている。
自分はどうだろう?
上空から降るように、自分の魂と共鳴するものがある。
雑音に混じり、それは確かに五感に訴えてきた。
ボールの声が聴こえる
ボールの息吹を感じる
ボールの心音が聴こえる
ボールの鼓動を感じる
脈打つそれは、フィールドと一体化した大吾の感覚と100%同期する
大吾は後ろから来たボールを、右足のヒールでダイレクトに自分の進行方向へと放り込む。
大吾と対面しているはずの勇也は、何が起きたか一瞬わからない。
ダイレクト・ヒールキック・シャペウでのボールは大きく弧を描き、今まで一度も抜けなかった勇也の頭上にアーチを描きながら、大吾の走り込む先へと落ちてきた。
15000人の観客は、一斉に歓声をあげる。
彼らが見に来たのはサッカーであるはずだ。しかし、彼らが今、実際に見ているのは『サーカス』だ。
大吾のテクニックを揶揄する蔑称として付けられた『サーカス』というあだ名は、今、敬称へと昇華しようとしている。
大吾は、勇也の横を、林を通り抜ける風の如く通り抜けた。
勇也は反応できない。
いや、反応したかもしれない。
しかし、大吾と勇也の間には残酷なまでの刻のズレがあった。
大吾は落ちてきたボールをそのまま、今度は左足でとらえアーリー・クロスを上げる。
――この高さのボールは兄貴じゃないと届かないはずだ!
一直線にゴールへ向かうそれを、真吾の長身から繰り出すダイビングヘッドが正確にとらえた。
1-1!
真吾が大吾へと駆け寄り、背中をパンと叩く。
「さすがに兄貴だ」
――これが俺の兄貴だ。俺はひとりぼっちでフットボールをやっているわけじゃあない!
大吾は自分だけの力では今の場面はゴールに繋がらなかったことを知っている。
「大吾、おまえ今ボールの声を聴いたな?」
真吾のその言葉に、ハッとした大吾は深くうなずく。
「ボールが『こうして欲しい』って言ってるような気がしたんだ……」
「それは、プロ・フットボーラーでもごく一部の人しか持っていない感覚……第六感だ」
真吾は左手で大吾の左頬をつねり、
「『ファンタジスタ』ってやつだ」
と、大吾の耳元で囁き、その場を離れた。
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