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第14話 ガンダムファーストでMIGEKAってみた(笑)

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『機動戦士ガンダム』と言えば1980年代から現在に至るまで多くの読者やアニメファンを魅了するガンダムシリーズの第一作目で、通称「ガンダムファースト」と呼ばれています。壮大な宇宙をバックに広がる世界観と敵味方を超えた「戦争」を描き出すリアルな演出で若者たちの心を捉えたのです。
 実際に現在でもFacebookやlineなどでガンダムの語るグループなどが多く見かけられます。特にこの「ファースト」は登場人物の魅力も相まって、群を抜いて参加人数の多いグループを形成しているようです。

 さて、そのFacebookのグループ(クルミアルクは参加しておらずただの傍観者ですが)にて、主人公のアムロレイがどうしてガールフレンドであるフラウボゥと結婚しなかったのか、という投稿がありました。
 いろいろな事情が考えられるのですが、せっかくですから「みげか診断」の視点から解説してみましょう。

 アムロは典型的な創造型。物事を理論立てて考えることが苦手なみげか=6:3:1です。おや、みげか診断を創設した誰かさんに似ていますね(笑)。
 アムロの場合、思い立ったら行動を止めることができず体が動いてしまう。それが周囲から「有能なガンダムのパイロット」と認知され地球防衛軍の先頭にたって戦うことになります。
 とはいえ最初からメンバーたちがアムロを認めていたわけではありません。集団から逸脱した行動を何度も繰り返すアムロに対してリーダー格のブライトは敵視ともいえる扱いをしています。これはブライトが典型的な再現型であることも理由のひとつでしょう。しかしながらブライトは後に「自分にないものを持つ理解を超えた能力者」としてアムロを認め、彼のチカラを最大限に生かすことでクルーの大半を生還させることに成功しました。

 さて、アムロのガールフレンドであるフラウですが、彼女は典型的な共感特化型。クルミアルクと同じみげか=1:6:3なのです。何度も書きましたが共感型はすべての人々をつなぐ役割を演じるため、幅広い層と交流をもつ強みがあります。フラウがみなしごであるカツ・レツ・キッカ達の母親代わりになって奔走する姿は、戦争を描く「ファースト」作中において憩いともいえるシーンを提供していますし、彼女が後に通信兵に起用されたのも共感特化である特質を見越したブライトらの深い洞察によるものでしょう。
「お母さん」として役割を演じる上で必要なのは、才能に走り駆け抜けるアムロではありませんでした。大けがを負った同僚・ハヤトの看病をするうちにフラウはハヤトの堅実さに気づきます。
 主人公であるアムロや敵役のシャアに隠れ、戦闘シーンでも地味な役回りが多かったせいか読者やアニメファンからはハヤトの評価は決して高くはありませんが、自らアシストに徹して動くあたりは現実を見据える能力をもつ人材として評価されて良いとクルミアルクは感じます。
 フラウは自分の恋心にまったく気づかない幼馴染のアムロより、表舞台で活躍せずともアシストに徹して処世術で難局を乗り切るハヤトに好意を抱きました。先ほど申し上げたようにフラウには「堅実さ」の要素が少し足りない。身内をすべて殺された戦争という異常事態において、母性だけで三人の子供達を守ることは困難を極めるどころか一家全滅を招く自殺行為でしょう。フラウが堅実な男性を探し出すことはむしろ「使命」であったともいえます。

「ファースト」はみげか診断を行うにあたって例にあげやすい人材がそろっています。シャアとセイラは典型的な司令官タイプ(創造型と再現型を兼ね備えたタイプ)ですし、クルミアルクが一番好きなカイシデンははねっかえりで権力を嫌う再現特化型。ほかにも魅力的なキャラクターがあふれています。残り少ない夏休み期間を「ファースト映画三部作」を鑑賞しつつ「みげか」に想いをはせるのも悪くないですよ!
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2サイトのURLを紹介しておきます。
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
感想 1

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