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GWなので『バグズ・ライフ』でみげか診断ちょっとやってみます
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こんにちはー。
読者の皆さんはピクサーの長編アニメ『バグズ・ライフ』をご覧になったことがありますか?
現代版「アリとキリギリス」。アニメではアリたちが頑張って蓄えた食糧を、バッタ軍団がマウントしてわがものとしようとする、そういう敵対関係として描かれます。
アリたちは従順に従っていたのですが、とあるアクシデントで食料がなくなってしまった時、フリックというぶっ飛んだ発明家の若者が「バッタを倒す勇者を探してくる」と言って外へ飛び出すのです。
フリックはやがてとあるサーカスの団員たちと巡り合います。団員らは演技をスカウトされたと勘違いしてアリたちの島を訪れるのですが、偶然アリたちの王女トッド姫(次女)を鳥から助け出したことから、フリックと協力してバッタ軍団を追い出す作戦に加わるのでした。
ネタバレ少々しますがみげか診断です。
・主人公のフリックは典型的な未来創造型、みげか=7:2:1といったところでしょうか。全く相手の話を聞こうとせず自分の考えを加速させそのまま突っ走ってしまいます。が、そのひらめきと行動力は天下一品。ついには周りを巻き込んでバッタ軍団を追い払ってしまいます。
・王女アッタ姫(長女)は過去再現型、ひょっとすると再現特化。みげか=1:3:6でしょうか。次期女王なのに決断力がイマイチなことを気にしすぎて自信がもてません。そんな彼女が物語を通してリーダーとしての成長を遂げていく様子はこの映画の魅力のひとつです。
・王女トッド姫(次女)は共感型。みげか=3:5:2。フリックのぶっ飛んだ考えに理解を示し、自らもバッタ軍団をけちらすため、他の子どもアリたちと行動します。年上の子どもアリからバカにされる場面もあったりしますが、最後の方では仲間たちの支持をとりつけ次期女王候補者として祝福されます。
対するバッタ軍団ですが、リーダーのホッパーは3:1:6の司令官肌な過去再現特化。半ば強引に仲間を統率してアリたちにマウントし続けようとします。ホッパーの弟分であるモルトはお調子者の共感型特化。仲間のバッタたちから副社長とおだてられ面倒な調整役になっており、それで、いかにも共感型特化らしい八方美人的な生き方で最後まで生き残っております。
サーカスの団員たちは共感型が多いです。ナナフシのスリム、イモムシのハイムリックは典型的な共感型。カブトムシのティムや、双子ダンゴムシなタック&ロールも共感型。テントウムシのフランシスは創造+共感の「病める天才」。マジシャンであるカマキリのマーニーとクモのロージーの2名は再現型ですが、マーニーの相棒であるガのジプシーは再現+共感の「最強の実行者」です。この団員たちを率いる団長のP.T.フリーは再現型特化で、団員をこき使うことしか頭になく、ギャラも払っていなかったことが最終近くで判明します。
このサーカス、フリックに出会うまで鳴かず飛ばずでした。「病める天才」フランシスはみげか=4:5:1で、5を超える創造型がいないとグループとしてなかなか人気に火が付きにくいことは何度もみげか診断で述べました。
この物語は「勤勉なアリ集団が横暴なキリギリス軍団に勝つ」話ですが、みげか診断的見地から説明しますと、リーダーとしての再現型特化のありようを示すアニメという一面も見逃せないです。
サーカスの団長とバッタのホッパー、どちらも再現特化です。両者とも部下たちアリたちにマウントをかけることで自らの力を誇示しています。再現特化は権力の保守にとてもこだわる面があり、少しでも自らに意見する者があると相手の息を止める行動に走る者すらいます。そうやって生きてきた者は時としてとても悲惨な末路を迎えることになるのです。このアニメも例に洩れません。
対するアッタ姫は、おなじ再現特化でも話し合い第一主義者でした。彼女の場合、立派な女王である母親を目の当たりにして自信を無くしていることが原因ですが、話し合いの結論を伝える責任者としての振舞いから少しずつリーダーとして成長を遂げていきます。フリックのアイデアを実現すべく力強く行動するにつれ、女王としての威厳を身に着けていき、最後はフリックと手を携えてアリ集団を率いるシーンで幕を閉じます。
『バグズ・ライフ』は過去再現型、現在共感型、未来創造型のそれぞれが活躍する物語。GWも残り一日となってしまいましたが、どう過ごそうか迷っておられる読者様がいらっしゃいましたら、もよりのレンタルショップでゲットして鑑賞してみてはいかがでしょうか。
読者の皆さんはピクサーの長編アニメ『バグズ・ライフ』をご覧になったことがありますか?
現代版「アリとキリギリス」。アニメではアリたちが頑張って蓄えた食糧を、バッタ軍団がマウントしてわがものとしようとする、そういう敵対関係として描かれます。
アリたちは従順に従っていたのですが、とあるアクシデントで食料がなくなってしまった時、フリックというぶっ飛んだ発明家の若者が「バッタを倒す勇者を探してくる」と言って外へ飛び出すのです。
フリックはやがてとあるサーカスの団員たちと巡り合います。団員らは演技をスカウトされたと勘違いしてアリたちの島を訪れるのですが、偶然アリたちの王女トッド姫(次女)を鳥から助け出したことから、フリックと協力してバッタ軍団を追い出す作戦に加わるのでした。
ネタバレ少々しますがみげか診断です。
・主人公のフリックは典型的な未来創造型、みげか=7:2:1といったところでしょうか。全く相手の話を聞こうとせず自分の考えを加速させそのまま突っ走ってしまいます。が、そのひらめきと行動力は天下一品。ついには周りを巻き込んでバッタ軍団を追い払ってしまいます。
・王女アッタ姫(長女)は過去再現型、ひょっとすると再現特化。みげか=1:3:6でしょうか。次期女王なのに決断力がイマイチなことを気にしすぎて自信がもてません。そんな彼女が物語を通してリーダーとしての成長を遂げていく様子はこの映画の魅力のひとつです。
・王女トッド姫(次女)は共感型。みげか=3:5:2。フリックのぶっ飛んだ考えに理解を示し、自らもバッタ軍団をけちらすため、他の子どもアリたちと行動します。年上の子どもアリからバカにされる場面もあったりしますが、最後の方では仲間たちの支持をとりつけ次期女王候補者として祝福されます。
対するバッタ軍団ですが、リーダーのホッパーは3:1:6の司令官肌な過去再現特化。半ば強引に仲間を統率してアリたちにマウントし続けようとします。ホッパーの弟分であるモルトはお調子者の共感型特化。仲間のバッタたちから副社長とおだてられ面倒な調整役になっており、それで、いかにも共感型特化らしい八方美人的な生き方で最後まで生き残っております。
サーカスの団員たちは共感型が多いです。ナナフシのスリム、イモムシのハイムリックは典型的な共感型。カブトムシのティムや、双子ダンゴムシなタック&ロールも共感型。テントウムシのフランシスは創造+共感の「病める天才」。マジシャンであるカマキリのマーニーとクモのロージーの2名は再現型ですが、マーニーの相棒であるガのジプシーは再現+共感の「最強の実行者」です。この団員たちを率いる団長のP.T.フリーは再現型特化で、団員をこき使うことしか頭になく、ギャラも払っていなかったことが最終近くで判明します。
このサーカス、フリックに出会うまで鳴かず飛ばずでした。「病める天才」フランシスはみげか=4:5:1で、5を超える創造型がいないとグループとしてなかなか人気に火が付きにくいことは何度もみげか診断で述べました。
この物語は「勤勉なアリ集団が横暴なキリギリス軍団に勝つ」話ですが、みげか診断的見地から説明しますと、リーダーとしての再現型特化のありようを示すアニメという一面も見逃せないです。
サーカスの団長とバッタのホッパー、どちらも再現特化です。両者とも部下たちアリたちにマウントをかけることで自らの力を誇示しています。再現特化は権力の保守にとてもこだわる面があり、少しでも自らに意見する者があると相手の息を止める行動に走る者すらいます。そうやって生きてきた者は時としてとても悲惨な末路を迎えることになるのです。このアニメも例に洩れません。
対するアッタ姫は、おなじ再現特化でも話し合い第一主義者でした。彼女の場合、立派な女王である母親を目の当たりにして自信を無くしていることが原因ですが、話し合いの結論を伝える責任者としての振舞いから少しずつリーダーとして成長を遂げていきます。フリックのアイデアを実現すべく力強く行動するにつれ、女王としての威厳を身に着けていき、最後はフリックと手を携えてアリ集団を率いるシーンで幕を閉じます。
『バグズ・ライフ』は過去再現型、現在共感型、未来創造型のそれぞれが活躍する物語。GWも残り一日となってしまいましたが、どう過ごそうか迷っておられる読者様がいらっしゃいましたら、もよりのレンタルショップでゲットして鑑賞してみてはいかがでしょうか。
2
2サイトのURLを紹介しておきます。
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
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