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第04話 「病める天才」に見えるけど、「再現型」→高橋幸宏さん(YMO)と草彅剛さん
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前出03話で「病める天才」=未来創造型+現在共感型のハイブリッドについて述べました。
これは未来創造型:現在共感型:過去再現型のバランスをみる「みげか」のうち「み」「げ」の傾向が極端に高いハイブリッド気質を指す語です。
前回は「病める天才」ではないけれども非常に近いタイプとして明石家さんまさん みげか=4:4:2 をご紹介しました。過去再現型が少な目なケースです。
ところで、クルミアルクのような現在共感の特化型(「げ」の割合が6以上の値を持つ気質)だと特に、あるタイプの過去再現型を「病める天才」と勘違いしてしまうケースが存在します。
わかりやすい例として元YMOのメンバー高橋幸宏さんがこのタイプ。
YMOは非常にファンが多いグループなのでわかりやすいと考え分析例に取り上げております。
まずリーダーの細野晴臣さんは非常にわかりやすい過去再現型特化です。ひょっとすると みげか=2:2:6の再現特化かも。新たなことに対するチャレンジ精神が旺盛で、HISというグループでの演奏活動とか、沖縄民謡を取り入れた楽曲を作ったり、数多くのCMや番組ナレーションを担当してみたり。YouTubeもX(旧Twitter)もしていらっしゃる。ですが、音楽的におさえる部分はきっちりしていらっしゃいます。
つぎに教授こと坂本龍一さんは多岐に渡る自然保護活動や反戦活動などを繰り広げるなど未来創造性が高く、そのうえで数々の映画音楽の作曲や監修をなさるなど再現性も備え、これは みげか=5:1:4 の「エリート」です。02話のブルース・リーもそうでした。
創造の傾向が強まると、必ずといっていいほど再現型と対決する構図となります。こういった状況の時にクッション役を果たすのが現在共感型です。どちらとも連絡をとりあって、それぞれが望む形の最大公約数路線をすすめようとします。
高橋幸宏さんはこのクッションのような潤滑油のような役割を担った方ですが、彼は みげか=2:3:5 の再現型なのです。
高橋さんをくわしく分析していくと、ドラマーという特色があります。いろいろな曲を演奏するにあたって継続して規則正しくリズムを刻むには再現性が欠かせないので少なくとも3以上の数値が必要となります。特にヒット曲を連続して出すグループのドラマーならば数値4以上は必須でしょう。普通の共感型が努力してどうこうという領域ではないのです。
しかしながら高橋さんは天性のデザイナーとしても知られており、若者たちの心を捉えるYMOの奇抜なファッションはほぼ高橋さんの手によるもの。共感性の数値はやはり高いながらも、YMOの方向性や高橋さん自身の音楽性は創造性も見られ、みげか=2:3:5 という判断をしました。
このタイプ、現在共感特化から見ますと独特の雰囲気といいますかオーラがありまして、そのオーラが実に「病める天才」に似通っています。再現型なのに一種の不安定要素が強く感じられるからです。
みげか=2:3:5 は01話で取り上げたジョージハリソンもそうでした。インド哲学への傾倒、一つの和音(ワンコード)のみで進行していく実験的な曲作りなどは創造性を感じさせるものの、しっかりしたメロディーラインから考えるとやはり再現型でしょう。
ほかに みげか=2:3:5 の人物としては元SMAPの草彅剛さんがいます。幾多の演出家や脚本家から「無垢の天才」と称賛され続ける草彅さんは「努力の天才」であることでも有名です。最近NHKで話題となった「デフ・ヴォイス」で手話通訳士を演じる際、一つのセリフに10時間費やすこともあることが明かされています。天性の素質を磨き上げることに手を抜かない、まさに再現型。しかしながらトランスジェンダーの役へ染まるのみならず、女性の生理用品のCMに起用される要素のひとつである一種の「不安定さ」「線の細さ」は、共感性と再現性を併せ持つハイブリッドである「最強の実行者」とはまた異なるものであります。
なお、元SMAPの他の4名については項を改めて書く予定です。
これは未来創造型:現在共感型:過去再現型のバランスをみる「みげか」のうち「み」「げ」の傾向が極端に高いハイブリッド気質を指す語です。
前回は「病める天才」ではないけれども非常に近いタイプとして明石家さんまさん みげか=4:4:2 をご紹介しました。過去再現型が少な目なケースです。
ところで、クルミアルクのような現在共感の特化型(「げ」の割合が6以上の値を持つ気質)だと特に、あるタイプの過去再現型を「病める天才」と勘違いしてしまうケースが存在します。
わかりやすい例として元YMOのメンバー高橋幸宏さんがこのタイプ。
YMOは非常にファンが多いグループなのでわかりやすいと考え分析例に取り上げております。
まずリーダーの細野晴臣さんは非常にわかりやすい過去再現型特化です。ひょっとすると みげか=2:2:6の再現特化かも。新たなことに対するチャレンジ精神が旺盛で、HISというグループでの演奏活動とか、沖縄民謡を取り入れた楽曲を作ったり、数多くのCMや番組ナレーションを担当してみたり。YouTubeもX(旧Twitter)もしていらっしゃる。ですが、音楽的におさえる部分はきっちりしていらっしゃいます。
つぎに教授こと坂本龍一さんは多岐に渡る自然保護活動や反戦活動などを繰り広げるなど未来創造性が高く、そのうえで数々の映画音楽の作曲や監修をなさるなど再現性も備え、これは みげか=5:1:4 の「エリート」です。02話のブルース・リーもそうでした。
創造の傾向が強まると、必ずといっていいほど再現型と対決する構図となります。こういった状況の時にクッション役を果たすのが現在共感型です。どちらとも連絡をとりあって、それぞれが望む形の最大公約数路線をすすめようとします。
高橋幸宏さんはこのクッションのような潤滑油のような役割を担った方ですが、彼は みげか=2:3:5 の再現型なのです。
高橋さんをくわしく分析していくと、ドラマーという特色があります。いろいろな曲を演奏するにあたって継続して規則正しくリズムを刻むには再現性が欠かせないので少なくとも3以上の数値が必要となります。特にヒット曲を連続して出すグループのドラマーならば数値4以上は必須でしょう。普通の共感型が努力してどうこうという領域ではないのです。
しかしながら高橋さんは天性のデザイナーとしても知られており、若者たちの心を捉えるYMOの奇抜なファッションはほぼ高橋さんの手によるもの。共感性の数値はやはり高いながらも、YMOの方向性や高橋さん自身の音楽性は創造性も見られ、みげか=2:3:5 という判断をしました。
このタイプ、現在共感特化から見ますと独特の雰囲気といいますかオーラがありまして、そのオーラが実に「病める天才」に似通っています。再現型なのに一種の不安定要素が強く感じられるからです。
みげか=2:3:5 は01話で取り上げたジョージハリソンもそうでした。インド哲学への傾倒、一つの和音(ワンコード)のみで進行していく実験的な曲作りなどは創造性を感じさせるものの、しっかりしたメロディーラインから考えるとやはり再現型でしょう。
ほかに みげか=2:3:5 の人物としては元SMAPの草彅剛さんがいます。幾多の演出家や脚本家から「無垢の天才」と称賛され続ける草彅さんは「努力の天才」であることでも有名です。最近NHKで話題となった「デフ・ヴォイス」で手話通訳士を演じる際、一つのセリフに10時間費やすこともあることが明かされています。天性の素質を磨き上げることに手を抜かない、まさに再現型。しかしながらトランスジェンダーの役へ染まるのみならず、女性の生理用品のCMに起用される要素のひとつである一種の「不安定さ」「線の細さ」は、共感性と再現性を併せ持つハイブリッドである「最強の実行者」とはまた異なるものであります。
なお、元SMAPの他の4名については項を改めて書く予定です。
1
2サイトのURLを紹介しておきます。
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
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