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第01話 手始めに、ビートルズ
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ビートルズといえば知らない方はいないほど有名な、イギリス出身の4名組ロックバンドです。
年長者でリズムギターを担当するジョン・レノン、ベースのポール・マッカートニー、リードギターのジョージ・ハリソン、ドラムのリンゴ・スター。このメンバー4名は1960年代の全世界の音楽界を席捲するほどの人気を誇りました。
さっそく診断に入ります。ノベルアッププラスでは「創造と再現と共感のあいだ」という作品で診断を行っていました。あちらの方は動画の貼り付けができたのでYouTubeからいくらか引っ張って掲載しています。(そのうち、いくつかの動画は残念ながら削除などで閲覧不可となっているようです)
まずポールから。
彼は手堅い作風でさまざまな名作を世に送り出しました。レノン&マッカートニー名義ではありますが、「イエスタデイ」「レットイットビー」などが代表曲として知られています。ビートルズ解散後も「007 死ぬのは奴らだ」や、マイケル・ジャクソンと組んで全米1位となった「セイセイセイ」なども有名。『ギネス世界記録』に「ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家」として掲載されているのだそうです。
人の心をとらえ決して外さない、安心して聴けるメロディライン。この点から診断して間違いなく“過去再現特化”です。人種差別には徹底して反対したり、菜食主義を貫くなどかっちりとした倫理観を持ち、孫に安心して読み聞かせできる絵本の制作を思い立ったというエピソードもあります。
ポールより1歳年長のジョン。
堅実なポールとは真逆といってよいほど異なる作風の曲を書いています。「ストロベリーフィールズフォーエバー」では違う速さの2つの曲を融合させてひとつの楽曲に仕立てたり、「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」という複雑な楽曲も作っています。今までの価値観を覆す曲作り、お互いに家庭があったにも関わらず起こしたオノヨーコとの劇的な結婚とその後の反戦活動など、己を貫き通す生きざまはまさに“未来創造特化”。ちなみに創造型の人物は世間から反感を持たれることも多く、ジョンもまた狙撃によって命を落としたのでした。
一番年下のメンバーであったジョージ。
偉大なレノン&マッカートニーの陰になりそうで、ならない。どっこい存在感を醸し出しています。熱烈なファンたちが演奏テクニックについて語ると止まらなくなるそうな。こなれた良曲の数々はセンスが光るものばかり、クルミさんも「ヒアカムズアサン」は大好きな一曲で「マルティグラの朝」にも使いました。
インド哲学に傾倒し、シタールを楽曲へ混ぜ込むなどの手法から創造性を評価する声もありますが、クルミさんの診断は再現型です。
ここで「みげか診断」について少し詳しく説明します。
未来と現在と過去の3要素の合計を10点とし、それぞれの要素をいくら持ち合わせているかで診断を行っています。
ポールは1:3:6の「再現特化」。(特化は1項目が6点以上ある場合を指す)安定感あるメロディには大衆の心をつかむキャッチ―な部分もしっかりあり、そこは共感性を感じさせます。
ジョンが6:1:3の「創造特化」。ジョンは共感性でなく再現性が少しあると踏んでいます。ヒット作の数々は斬新さだけでなく、楽曲のコアな部分は基本を外すことなく十分活かしています。なにより共感性が高かったらビートルズを解散させるような事態には導かなかったでしょう。そのかわりと言ってはなんですが、オノヨーコさんが2:6:2の共感特化です。創造性はジョンと少し波長が合いますが、前衛芸術家としての成功はまさに現在共感型の典型。ジョンの遺産をきちんと継承して発言していらっしゃるあたりは過去再現性も感じます。
そしてジョージですが、インド哲学など神秘的なものに惹かれる傾向は未来創造型もいくぶん感じさせるものの、メロディーラインの美しさを考え合わせると“過去再現型”でしょう。割合は2:3:5くらい。ビートルズの中で一番外部との交流が多かったメンバーとしても知られています。脳腫瘍で早く世を去ってしまったのが非常に残念です。
最後にリンゴ。ドラムを担当していること、そして実業家として成功者でもある点において“過去再現型”という点はほぼ間違いありません。ですが共感型としての一面も見逃せない。ビートルズのメンバーで一番温厚で人格者として知られており、彼がいなかったらビートルズはもっと早く解散しただろうと言われています。
そうなるとリンゴの診断は1:5:4となり、これは「最強の実行者」と呼ばれるタイプです。仕事をさせれば天下一品、周囲ともうまく合わせつつ物事を堅実に進めていくのですから「最強」なわけですね。
同じくビートルズにはジョージマーティンという凄腕のプロデューサーがおり、彼も「最強の実行者」と思われます。また、伝説的マネージャーとして知られるブライアン・エプスタインはそのマネージメント能力もさることながら、メンバーを誰一人えこひいきしなかったあたりは過去再現型といえそうです。
いかがでしたか。ビートルズは熱烈なファンが多いため、この診断に異議を唱えるファンの皆様も多いと思われますが、そんなに外していないのでは?
以上、現在共感特化のクルミさんの一意見でした。
年長者でリズムギターを担当するジョン・レノン、ベースのポール・マッカートニー、リードギターのジョージ・ハリソン、ドラムのリンゴ・スター。このメンバー4名は1960年代の全世界の音楽界を席捲するほどの人気を誇りました。
さっそく診断に入ります。ノベルアッププラスでは「創造と再現と共感のあいだ」という作品で診断を行っていました。あちらの方は動画の貼り付けができたのでYouTubeからいくらか引っ張って掲載しています。(そのうち、いくつかの動画は残念ながら削除などで閲覧不可となっているようです)
まずポールから。
彼は手堅い作風でさまざまな名作を世に送り出しました。レノン&マッカートニー名義ではありますが、「イエスタデイ」「レットイットビー」などが代表曲として知られています。ビートルズ解散後も「007 死ぬのは奴らだ」や、マイケル・ジャクソンと組んで全米1位となった「セイセイセイ」なども有名。『ギネス世界記録』に「ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家」として掲載されているのだそうです。
人の心をとらえ決して外さない、安心して聴けるメロディライン。この点から診断して間違いなく“過去再現特化”です。人種差別には徹底して反対したり、菜食主義を貫くなどかっちりとした倫理観を持ち、孫に安心して読み聞かせできる絵本の制作を思い立ったというエピソードもあります。
ポールより1歳年長のジョン。
堅実なポールとは真逆といってよいほど異なる作風の曲を書いています。「ストロベリーフィールズフォーエバー」では違う速さの2つの曲を融合させてひとつの楽曲に仕立てたり、「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」という複雑な楽曲も作っています。今までの価値観を覆す曲作り、お互いに家庭があったにも関わらず起こしたオノヨーコとの劇的な結婚とその後の反戦活動など、己を貫き通す生きざまはまさに“未来創造特化”。ちなみに創造型の人物は世間から反感を持たれることも多く、ジョンもまた狙撃によって命を落としたのでした。
一番年下のメンバーであったジョージ。
偉大なレノン&マッカートニーの陰になりそうで、ならない。どっこい存在感を醸し出しています。熱烈なファンたちが演奏テクニックについて語ると止まらなくなるそうな。こなれた良曲の数々はセンスが光るものばかり、クルミさんも「ヒアカムズアサン」は大好きな一曲で「マルティグラの朝」にも使いました。
インド哲学に傾倒し、シタールを楽曲へ混ぜ込むなどの手法から創造性を評価する声もありますが、クルミさんの診断は再現型です。
ここで「みげか診断」について少し詳しく説明します。
未来と現在と過去の3要素の合計を10点とし、それぞれの要素をいくら持ち合わせているかで診断を行っています。
ポールは1:3:6の「再現特化」。(特化は1項目が6点以上ある場合を指す)安定感あるメロディには大衆の心をつかむキャッチ―な部分もしっかりあり、そこは共感性を感じさせます。
ジョンが6:1:3の「創造特化」。ジョンは共感性でなく再現性が少しあると踏んでいます。ヒット作の数々は斬新さだけでなく、楽曲のコアな部分は基本を外すことなく十分活かしています。なにより共感性が高かったらビートルズを解散させるような事態には導かなかったでしょう。そのかわりと言ってはなんですが、オノヨーコさんが2:6:2の共感特化です。創造性はジョンと少し波長が合いますが、前衛芸術家としての成功はまさに現在共感型の典型。ジョンの遺産をきちんと継承して発言していらっしゃるあたりは過去再現性も感じます。
そしてジョージですが、インド哲学など神秘的なものに惹かれる傾向は未来創造型もいくぶん感じさせるものの、メロディーラインの美しさを考え合わせると“過去再現型”でしょう。割合は2:3:5くらい。ビートルズの中で一番外部との交流が多かったメンバーとしても知られています。脳腫瘍で早く世を去ってしまったのが非常に残念です。
最後にリンゴ。ドラムを担当していること、そして実業家として成功者でもある点において“過去再現型”という点はほぼ間違いありません。ですが共感型としての一面も見逃せない。ビートルズのメンバーで一番温厚で人格者として知られており、彼がいなかったらビートルズはもっと早く解散しただろうと言われています。
そうなるとリンゴの診断は1:5:4となり、これは「最強の実行者」と呼ばれるタイプです。仕事をさせれば天下一品、周囲ともうまく合わせつつ物事を堅実に進めていくのですから「最強」なわけですね。
同じくビートルズにはジョージマーティンという凄腕のプロデューサーがおり、彼も「最強の実行者」と思われます。また、伝説的マネージャーとして知られるブライアン・エプスタインはそのマネージメント能力もさることながら、メンバーを誰一人えこひいきしなかったあたりは過去再現型といえそうです。
いかがでしたか。ビートルズは熱烈なファンが多いため、この診断に異議を唱えるファンの皆様も多いと思われますが、そんなに外していないのでは?
以上、現在共感特化のクルミさんの一意見でした。
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2サイトのURLを紹介しておきます。
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
・みげか3タイプ診断(すきづきん) https://coconala.com/services/2758631?ref=profile_top_service
・創造と再現と共感のあいだ https://novelup.plus/story/323748347
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