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性の時間芸術
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お風呂で身を清めた二人は、バスタオルを腰で巻いた姿でベッドのある部屋に戻って来た。
「お湯、気持ち良かったね」
「そうですね」
二人は足を床に付けたまま、ベッドに腰掛けた。
「エイトさんって何か運動してました?」
カズは自然と視線が彼の身体へ向いてしまう。
「えっ?昔、陸上部だったけど?」
「そうなんですね。身体、引き締まってると言うか」
「昔ほどじゃないよ。今はかなり緩んでるし」
「良いなぁ。僕、全然筋肉付かなくて…」
「そんなに気にする事ないって。カズくんの身体、俺は好きだよ」
「エイトさん…」
艶めかしい目線でカズはエイトを見つめる。
これからめくるめく、快楽の海に墜ちて行くと思うと、身体が震えた。
少し部屋を暗くして、二人は布団を被り、ベッドに入る。
「このままずっと、こうしていたい」
身体を寄せ合い、カズはエイトの胸に顔を埋めていた。
「俺もだよ。ずっとカズの体温を感じていたい」
「ッ!」
初めて名前を呼び捨てにされた。
その瞬間、身体の奥からゾワゾワとした感覚が押し寄せ、それだけで頭の中が痺れた。
そして、ずっと押さえ付けていたリミッターが外れた。
「カズ?」
「大丈夫です。優しくシますから」
「えっ?」
怪しく笑みを見せるカズの表情を見たエイトは、少し背中が寒くなった気がした。
掛布団を剥ぎ取り、カズはエイトの上に跨る。
貪る様にキスを奪った後、エイトの耳に舌を伝わせる。
「う、あっ!」
「エイトさん、そんな声、出るんですね」
カズは攻めの手を緩めない。
そのまま首筋を舐め上げながら、スルスルと体制を下げ、時間をかけてしっとりと彼の両胸に厭らしく刺激を与えて行く。
その度にエイトの身体が跳ね、聞いた事のない淫らな声を上げる。
あの整った顔が歪む顔を見る度に、カズの悪戯心が掻き立てられた。
「お前ばっかり…攻めて…」
「何ですか?まだ、足りませんか?」
「…ああ。足りないよ」
エイトも怪しく笑いながら、手を伸ばして、カズの両胸の先端を攻めてやった。小さく呻きながら、彼の身体もビクリと震えた。
「なんだ。カズも感じるんだね。気持ち良い?」
カズは彼を攻めながらも、小さく一度うんと頷いた。
そのまま、彼はエイトの秘部を隠すバスタオルを剥ぎ取った。
先程、風呂場でチラリと見た物とは別の何かがそこに蠢いていた。
大きく張り詰め、先端からは厭らしい液体を溢している。
(ヤバ…)
カズの喉が鳴る。
自らもバスタオルを投げ捨てた。
そして、彼は何も言わず、次の瞬間にはその物を口に咥え込んでいた。
一心不乱に強い刺激を与えてやった。
その度にエイトの口から甘い吐息が漏れ、声が大きくなっていった。
「カズ、エロ過ぎ…気持ち…い」
純真そうな彼が獰猛な獣のようになっている姿に、エイトはさらに興奮を覚えた。
エイトは大きな手を伸ばし、カズの頭を無理矢理そこから引き剝がす。
そのまま激しくキスを交わして、体勢を変えさせた。
「一緒に、やろう」
彼の提案にカズは頷く。
そして二人はそれぞれの怒張を口に収め、これでもかと言う程の快楽を享受させ合った。
水滴が弾くような卑猥な音が部屋中にこだまする。
鏡に映る自分達と目が合うと、二人はここが現実とは思えず、非日常の空間に包まれたこの状況が永遠に続いて欲しいと願ってしまう程、欲望の沼へとハマって行った。
そのまま二人は攻め先を怒張から、普段見せる事のない秘奥の孔へと向ける。
風呂場でしっかりと解したためか、お互いすんなりとぬるつく指が入って行く。指が動く度に二人は声にならない声を上げ始める。
「先に僕がエイトさんの事、貰いますね」
「ああ、良いよ。その後は、覚悟しろよな」
合間にキスと言うブレイクタイムを挟みながら、二人は初めて繋がった。
「エイトさんの中、滅茶苦茶気持ちいい」
「カズの〇〇〇、温かいよ」
カズの腰が振れる度に、エイトは声を上げる。
互いの名を呼び合い、唇を重ね、快楽に悶え合う。
「ああっ、エイトさん、僕…」
「良いよ。うっ…このまま、逝って」
カズは彼の中に、生温かい液体を何度も放った。
「あ、熱い…カズ…」
「ハァ、ハァ、エイトさん…」
これでもかと強い力でキスをしてから、余韻に浸る間もなく、カズの陰部は彼のそこから引き抜かれると、そのまま雑にベッドに押し倒す。
もう、エイトのリミッターも壊れていた。
グッと思い切り、カズの秘奥に自らの怒張を突き刺した。
「ぐあっ! エイト、さん…」
「やっとカズの中に入れたよ。ああ、最高だよ」
「エイトさんの大きくて…」
痛みよりも気持ち良さが勝っている。
カズの顔がどんどんと蕩けて行く。
我慢できず、エイトは思い切り、腰を振り始める。
「うわああああ!」
今まで聞いた事のない、嬌声が部屋中にこだました。
「カズ…」
「激し過ぎ…て…おかしく…」
「お前の中、熱すぎる。滅茶苦茶気持ちいい」
そしてそのままエイトは、カズの中で激しく吐精した。
「ああ。エイトさんの〇〇〇〇が僕の中でいつまでも熱を持ってる」
「気持ち良かった。お前は最高だよ、カズ」
二人は、完全に互いの性の感覚が完全一致したことを確信した。
それから二人は身体が動き続ける間、お互いの中に入り合っては、無限に続く快楽ループに身を任せ、性を貪り合うのだった。
「お湯、気持ち良かったね」
「そうですね」
二人は足を床に付けたまま、ベッドに腰掛けた。
「エイトさんって何か運動してました?」
カズは自然と視線が彼の身体へ向いてしまう。
「えっ?昔、陸上部だったけど?」
「そうなんですね。身体、引き締まってると言うか」
「昔ほどじゃないよ。今はかなり緩んでるし」
「良いなぁ。僕、全然筋肉付かなくて…」
「そんなに気にする事ないって。カズくんの身体、俺は好きだよ」
「エイトさん…」
艶めかしい目線でカズはエイトを見つめる。
これからめくるめく、快楽の海に墜ちて行くと思うと、身体が震えた。
少し部屋を暗くして、二人は布団を被り、ベッドに入る。
「このままずっと、こうしていたい」
身体を寄せ合い、カズはエイトの胸に顔を埋めていた。
「俺もだよ。ずっとカズの体温を感じていたい」
「ッ!」
初めて名前を呼び捨てにされた。
その瞬間、身体の奥からゾワゾワとした感覚が押し寄せ、それだけで頭の中が痺れた。
そして、ずっと押さえ付けていたリミッターが外れた。
「カズ?」
「大丈夫です。優しくシますから」
「えっ?」
怪しく笑みを見せるカズの表情を見たエイトは、少し背中が寒くなった気がした。
掛布団を剥ぎ取り、カズはエイトの上に跨る。
貪る様にキスを奪った後、エイトの耳に舌を伝わせる。
「う、あっ!」
「エイトさん、そんな声、出るんですね」
カズは攻めの手を緩めない。
そのまま首筋を舐め上げながら、スルスルと体制を下げ、時間をかけてしっとりと彼の両胸に厭らしく刺激を与えて行く。
その度にエイトの身体が跳ね、聞いた事のない淫らな声を上げる。
あの整った顔が歪む顔を見る度に、カズの悪戯心が掻き立てられた。
「お前ばっかり…攻めて…」
「何ですか?まだ、足りませんか?」
「…ああ。足りないよ」
エイトも怪しく笑いながら、手を伸ばして、カズの両胸の先端を攻めてやった。小さく呻きながら、彼の身体もビクリと震えた。
「なんだ。カズも感じるんだね。気持ち良い?」
カズは彼を攻めながらも、小さく一度うんと頷いた。
そのまま、彼はエイトの秘部を隠すバスタオルを剥ぎ取った。
先程、風呂場でチラリと見た物とは別の何かがそこに蠢いていた。
大きく張り詰め、先端からは厭らしい液体を溢している。
(ヤバ…)
カズの喉が鳴る。
自らもバスタオルを投げ捨てた。
そして、彼は何も言わず、次の瞬間にはその物を口に咥え込んでいた。
一心不乱に強い刺激を与えてやった。
その度にエイトの口から甘い吐息が漏れ、声が大きくなっていった。
「カズ、エロ過ぎ…気持ち…い」
純真そうな彼が獰猛な獣のようになっている姿に、エイトはさらに興奮を覚えた。
エイトは大きな手を伸ばし、カズの頭を無理矢理そこから引き剝がす。
そのまま激しくキスを交わして、体勢を変えさせた。
「一緒に、やろう」
彼の提案にカズは頷く。
そして二人はそれぞれの怒張を口に収め、これでもかと言う程の快楽を享受させ合った。
水滴が弾くような卑猥な音が部屋中にこだまする。
鏡に映る自分達と目が合うと、二人はここが現実とは思えず、非日常の空間に包まれたこの状況が永遠に続いて欲しいと願ってしまう程、欲望の沼へとハマって行った。
そのまま二人は攻め先を怒張から、普段見せる事のない秘奥の孔へと向ける。
風呂場でしっかりと解したためか、お互いすんなりとぬるつく指が入って行く。指が動く度に二人は声にならない声を上げ始める。
「先に僕がエイトさんの事、貰いますね」
「ああ、良いよ。その後は、覚悟しろよな」
合間にキスと言うブレイクタイムを挟みながら、二人は初めて繋がった。
「エイトさんの中、滅茶苦茶気持ちいい」
「カズの〇〇〇、温かいよ」
カズの腰が振れる度に、エイトは声を上げる。
互いの名を呼び合い、唇を重ね、快楽に悶え合う。
「ああっ、エイトさん、僕…」
「良いよ。うっ…このまま、逝って」
カズは彼の中に、生温かい液体を何度も放った。
「あ、熱い…カズ…」
「ハァ、ハァ、エイトさん…」
これでもかと強い力でキスをしてから、余韻に浸る間もなく、カズの陰部は彼のそこから引き抜かれると、そのまま雑にベッドに押し倒す。
もう、エイトのリミッターも壊れていた。
グッと思い切り、カズの秘奥に自らの怒張を突き刺した。
「ぐあっ! エイト、さん…」
「やっとカズの中に入れたよ。ああ、最高だよ」
「エイトさんの大きくて…」
痛みよりも気持ち良さが勝っている。
カズの顔がどんどんと蕩けて行く。
我慢できず、エイトは思い切り、腰を振り始める。
「うわああああ!」
今まで聞いた事のない、嬌声が部屋中にこだました。
「カズ…」
「激し過ぎ…て…おかしく…」
「お前の中、熱すぎる。滅茶苦茶気持ちいい」
そしてそのままエイトは、カズの中で激しく吐精した。
「ああ。エイトさんの〇〇〇〇が僕の中でいつまでも熱を持ってる」
「気持ち良かった。お前は最高だよ、カズ」
二人は、完全に互いの性の感覚が完全一致したことを確信した。
それから二人は身体が動き続ける間、お互いの中に入り合っては、無限に続く快楽ループに身を任せ、性を貪り合うのだった。
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