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第二章

初めての魔法

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午後の三限目
パンパン 大きな手で大きな音を響かせ熊先生と女性の先生が入ってきた。

「はい、みんな。
一か月たったからそろそろ学校に慣れて来たかな?
今日から少しずつ魔法もいうものを学んでいくからな!
みんな待ってただろう!」

「おお~」と歓声がとびだした。

まず、魔法は魔力で発動する。
これが基本な!
 
では魔力とは何処から発生するか?
簡単だな、ズバリ身体の中だね

「当たりまえだよ、そんなの知ってるさ。
バカみたいだ•••」とコソコソ話が聞こえた

おいおい、基礎をバカにしちゃかいかんぞ!
すでに使える者は基本の復習も兼ねて基礎を学ぼう。

魔力の発生ポイントは何箇所かある。
眉間の裏
肋骨の奥
ヘソ下指三本下
女性なら子宮、
これセクハラじゃないからな!

昔は肋骨だったらしが今の基本はヘソ下だ
魔力を練って体に循環する。
ヘソ下は範囲が広いから沢山貯めておけるし
心臓から距離があるので魔力が暴発した時の為にも出来ればヘソ下で貯めてみて欲しい。

じゃあ、班分けしよう。
魔力操作出来る奴は右側
出来ない人や基本をやり直したい奴は左側

私はもちろん左側ね。
と、と、と、あら やだ わたしだけ?

背中に背後霊が引っ付いた
小さな声が耳元でで囁く
「私もです、」
エクソシストのように首をギギギと回し後ろを見ると、、、、

アビゲール様だった

真っ赤な顔をして、
「うちの魔法と、魔術の魔法は違うんです
だから私も出来ないですぅぅ、」
涙目になっている。

これ公開処刑だわ

いいのよ、いいのよ
私がいるじゃない!
アビゲール様を抱きしめて背中をポンポンした。

二人で訓練
女性の先生が「まずは位置を覚えましょう」
ヘソ下に魔力を少し流した。
ふぁーと暖かくなるその場所は、、、

丹田じゃない!
そーよ、昔 剛田製鉄の通子さんと 嫁の椿さんとでダイエットヨガに通った時、基本は丹田と言われて力を入れる練習したわ!

ここよ!ここ!
わかるわぁ

「マリアベル様、分かりましたか?
私、ちょっと分からなくて、、、」

ジャジャーン
そんな時は「木のポーズ」
ほらヒールは脱いで、片足は膝上に引っ掛けて、手を合わせ、
そうそう、上手い!上手い!
遠くを見つめて、さっきの場所に力を入れてぐらつかないように、、、

「ああぁー 分かりました、
ここ、ここ、ここですねぇーーー!!!」

アビゲール様の声が響き
皆の視線が集まった

熊先生「お前たち、なにやってんの?」


————————————————

その夜、私たち達 仲良し三人でヨガダイエット教室を開いた。













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