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はじめての家族旅行
はじめての家族旅行
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「知らないうちに四季くんと岩水くんが一緒に写った写真が個人情報とともにネットに公開されていて、拡散されていたんだよ。それだけだったらまだしも、四季くんの性的マイノリティに対して心無い誹謗中傷がすごくてね。だから、ふたりはいらいらしているんだよ」
櫂さんがそっと教えてくれた。
「吉村が公開した人間を探しているわ。めちゃめちゃ殺気立ってて、近寄れないオーラが体中からめらめらと出てて、怖いったらありゃしない」
「吉村くんも斎藤くんも、なんだかんだいいながらも四季くんが可愛くて仕方がないんだ。しょうがないよ」
櫂さんがぷぷっと思い出し笑いをした。
そうこうしているうち広くて大きな湖が見えてきた。
「猪苗代湖よ。あーちゃんが大きくなったら遊びに来よう。ね、四季くん」
「湖水浴にキャンプ、楽しいと思うよ」
「はい」
結お姉さんと指切りげんまんしていたら、いつの間にか高速を下り道の駅に到着していた。休日とあって、駐車場はかなり混雑していた。
身障者用の駐車場に先に駐車してある車があって、路肩に停車し、しばらく待つことにした。
櫂さんがそっと教えてくれた。
「吉村が公開した人間を探しているわ。めちゃめちゃ殺気立ってて、近寄れないオーラが体中からめらめらと出てて、怖いったらありゃしない」
「吉村くんも斎藤くんも、なんだかんだいいながらも四季くんが可愛くて仕方がないんだ。しょうがないよ」
櫂さんがぷぷっと思い出し笑いをした。
そうこうしているうち広くて大きな湖が見えてきた。
「猪苗代湖よ。あーちゃんが大きくなったら遊びに来よう。ね、四季くん」
「湖水浴にキャンプ、楽しいと思うよ」
「はい」
結お姉さんと指切りげんまんしていたら、いつの間にか高速を下り道の駅に到着していた。休日とあって、駐車場はかなり混雑していた。
身障者用の駐車場に先に駐車してある車があって、路肩に停車し、しばらく待つことにした。
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