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たもくんのお母さん

たもくんのお母さん

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少しずつ、隘路を掻き分けて指が深く侵入してくる。彼の指を嬉々として受け入れたそこはすぐに綻び、触れられただけで、軽く擦られただけで、蕩けていくようだ。
背中にキスを散らし、背骨の上をチロリと舐められ、ビクビクと背を震わせると、指がさらに奥へと入り込んでいった。
「……あっ」
「ここ、気持ちいい?」
「うん、いい、いい……」
鈎形にした指先で弱い部分をカリカリと抉られると、花芽がピクピクと蠢いて、脳髄まで快感が駆け抜けた。
形ばかりの性器の丸い先端からは先走りの蜜がひたすら溢れだし、粗相したかのように敷布をぐっしょりと濡らしていた。
「こっちも可愛がってあげないと不公平だね」
彼の指はいつしか双丘の奥へと滑り、かたく窄まった蕾に触れてきた。ぬるりと濡れた指で触れられ、時間をかけて揉まれたあと、静かに差し入れられれば、僕の体はその異物をゆっくりとのみ込んでいった。
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