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何があってもきみを守る

何があってもきみを守る

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ズルリと指が引き抜かれ、温かなシャワーの雨が頭から降り注いだ。
「四季に無理な体勢を強いたくはない。布団に移動しよう」
タオルで身体をぐるぐる巻きにされ、お姫様抱っこされて、さっきまでいた布団に運ばれた。
そしてタオルを身体から取り去ると、横向きに寝かされた。明るい部屋でするのが無性に恥ずかしくてかっと頬を染めた次の瞬間、女の子の割れ目に熱が押し当てられ、それがゆっくりと、身体の中に入ってきた。
「っは……あ、ぁ……」
ジェルで解されたとはいえ、指とは比べものにならない苦しさに息が詰まる。
シーツに爪を立ててしがみつくと、彼が気遣うように動きを止めた。
「平気……です」
和真さんだって辛いはずだもの。首を横に振った。
「四季、無理はしなくてもいい」
「和真さん、無理はしてないよ……大丈夫」
「四季」
「結お姉さんの夢は、僕の夢でもあるんだよ。足が不自由だし、施設で育った僕が親になれるか不安でいっぱいだけど、僕ね……、和真さんとの赤ちゃんが欲しいって心からそう思ったんだ。もし、授かることが出来るならこれほど幸せなことはないって」
その瞬間、きつく背中を抱き締められ、下からぐいと穿たれた。
「ん……っ」
一番太い部分が埋められたとき、背が微かに震えた。
脈打つ彼の昂りを懸命に受けとめながら、僕は小さく達していた。

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