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3章
魔王の探検1
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あの衝撃的な話が終わって突然魔王のアンスは城下町へ行きたいと言い出したから案内人として私が一緒に行くことになった。
本当は婚約者がいる者としては他の男性と一緒に2人だけでいては行けないのだけど…。でも、今回は特別らしい。
本当はルカも一緒に行きたかったらしいのだけど、公務が入っていて行けないらしい。私も次期王妃の役目があるのだけど今回は無しにしてもらい案内をする。
「アンス、どこに行きたいですか?」
「うーん、海だな。」
「どうしてです?」
歩きながら問いた。
「魔界の海は人間の国と違い結構色が違うんだよ。こっちの海は青やらエメラルドグリーンの色があるけど魔界は違うんだ。何故か、赤色なんだ。魔界に住んでいるものはこれで慣れたけど俺は赤色がそこまで好きではないからね。こっちの海の方が断然好きだ。エメラルドグリーンとか青とか結構好きな色だからね。魔王としてはもっと黒い色とか好きな方が良いのかな…。とかは思うけど。」
「そうでしょうか?自分の好みを悪くいう人はいないでしょ?自分に自信を持てば良いのよ。」
そうベリンダが言うと魔王のアンスは笑顔で「そうだよな!」っと言った。
「でも、赤色の海とは気になるわね。血の色見たいですけど…。」
そうベリンダが言ったらこっちを見てきて
「そうだよな!?そう思うよな!?」
「え、ええ。」
やけに食いついてきた。
「だよなぁ、良かった。魔界に住んでるものに海はどう思うか聞いたことがあるんだ。そしたら、なんて言ったと思う?」
「えっ、赤色が好きだから良いんだ…。とか?」
「それもあるんだが違うんだよ。特に吸血鬼は赤色は人の血の色だから美味しそうじゃないか…。とか言っててよォ。今でも鳥肌が立つ。」
プルプルと小刻みに震えながら言った。
「そ、それはた、確かにこ、怖い。」
私まで鳥肌が立った。
「あっ、そろそろ海に着くわ。久しぶりの海だわ!楽しみ!」
「そうか、そうか!リンダも久しぶりなのか!じゃあ、来てよかったな!」
「ふふっそうね!ありがと。海に着たいと行ってくれて。ここ数ヶ月忙しすぎてね。海の存在忘れかけていたわ。」
「うおっ、まじか。」
「あはっ」
2人ともその後は笑いながら海へと向かっていった。
その頃の第1王子の様子は…?
「くっ、魔王め、リンと二人きりで出かけるなんて羨ましすぎる。早く公務を終わらせてリンと二人きりで過ごすんだからな。」
この日はものすごく燃えて仕事をしていた。それを見ていた周りの側近達は「な、なんか王子様の周りが燃えてる?」
「な、なんか第2の魔王みたい…ですわ…ね。」
などなどと言っていたそうだ。
─────────────────
次回の更新は水曜日です。
本当は婚約者がいる者としては他の男性と一緒に2人だけでいては行けないのだけど…。でも、今回は特別らしい。
本当はルカも一緒に行きたかったらしいのだけど、公務が入っていて行けないらしい。私も次期王妃の役目があるのだけど今回は無しにしてもらい案内をする。
「アンス、どこに行きたいですか?」
「うーん、海だな。」
「どうしてです?」
歩きながら問いた。
「魔界の海は人間の国と違い結構色が違うんだよ。こっちの海は青やらエメラルドグリーンの色があるけど魔界は違うんだ。何故か、赤色なんだ。魔界に住んでいるものはこれで慣れたけど俺は赤色がそこまで好きではないからね。こっちの海の方が断然好きだ。エメラルドグリーンとか青とか結構好きな色だからね。魔王としてはもっと黒い色とか好きな方が良いのかな…。とかは思うけど。」
「そうでしょうか?自分の好みを悪くいう人はいないでしょ?自分に自信を持てば良いのよ。」
そうベリンダが言うと魔王のアンスは笑顔で「そうだよな!」っと言った。
「でも、赤色の海とは気になるわね。血の色見たいですけど…。」
そうベリンダが言ったらこっちを見てきて
「そうだよな!?そう思うよな!?」
「え、ええ。」
やけに食いついてきた。
「だよなぁ、良かった。魔界に住んでるものに海はどう思うか聞いたことがあるんだ。そしたら、なんて言ったと思う?」
「えっ、赤色が好きだから良いんだ…。とか?」
「それもあるんだが違うんだよ。特に吸血鬼は赤色は人の血の色だから美味しそうじゃないか…。とか言っててよォ。今でも鳥肌が立つ。」
プルプルと小刻みに震えながら言った。
「そ、それはた、確かにこ、怖い。」
私まで鳥肌が立った。
「あっ、そろそろ海に着くわ。久しぶりの海だわ!楽しみ!」
「そうか、そうか!リンダも久しぶりなのか!じゃあ、来てよかったな!」
「ふふっそうね!ありがと。海に着たいと行ってくれて。ここ数ヶ月忙しすぎてね。海の存在忘れかけていたわ。」
「うおっ、まじか。」
「あはっ」
2人ともその後は笑いながら海へと向かっていった。
その頃の第1王子の様子は…?
「くっ、魔王め、リンと二人きりで出かけるなんて羨ましすぎる。早く公務を終わらせてリンと二人きりで過ごすんだからな。」
この日はものすごく燃えて仕事をしていた。それを見ていた周りの側近達は「な、なんか王子様の周りが燃えてる?」
「な、なんか第2の魔王みたい…ですわ…ね。」
などなどと言っていたそうだ。
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次回の更新は水曜日です。
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