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2章
婚約者2
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ついに社交界が始まる。
まず、国王夫妻が入場。その次に私とユー…いやルカが入場する。最後に下の王子達が入場する。
なんでユーからルカに呼び名が変わったと言うと将来ずっと過ごす人つまり将来の夫婦になる私達は二つ目の名前で呼び会うことができる。だから、私がルカと呼び、ルカがララと呼ぶ。二人だけが呼んで良い名前というわけだ。
最初呼んだときは二人とも恥ずかしかったが何回も呼ぶにつれてまあまあ慣れてきたという感じ。夫婦になる人と呼び会うとベリンダよりララの方が親近感が強くなってララが本当の名前だとういふうに感じる。実際はベリンダも名前なんだけど…ね。
いろいろと唸っていたらルカが迎えに来た。
「ララ、行こうか。」
「ええ。なんか恥ずかしいね。」
「ん?どっちが?」
「えっと、名前で呼ばれるの。」
「そっちか、でも確かに恥ずかしいかな。」
「うん。」
「可愛い。──じゃあ、行こうか。ララ。私の婚約者様?」
耳元に近づけて言ってきました。
「うっは、はい。ルカ。───未来の旦那様。」
とっても恥ずかしかったけど言いました。行った瞬間にボンッと音がしそうなほど顔が赤くなった。
「どうしよう。僕の婚約者が可愛すぎる。見せたくないんだけど。」
私には聞こえない声で言っていたので、ベリンダは気づいていなかった。
それを言い終わったらギュッとベリンダを抱き締めてから進みだした。
───────────────────
読んでくださってありがとうございます!!テスト期間が終了して余裕が出来るようになりましたので次回の投稿日を書きます。
次回の更新は水曜日です。
そして、最近『私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます!』を投稿していて思ったのですがファンタジーに設定しているのですが、恋愛になっている気がしてきたのですが皆さんはどう思いますか?
自分自身投稿していてファンタジーと恋愛のどっちだろうと思ってきていて…。どっちだと思うか教えてください!🙏
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私には聞こえない声で言っていたので、ベリンダは気づいていなかった。
それを言い終わったらギュッとベリンダを抱き締めてから進みだした。
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