私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます！

2章

ベリンダは読む３

■月□日
ついに、この日が来た。
今までの苦労は決して無駄にしてはいけない。ほかのやつにも助けてもらう。そして、皆が自由になれる。

さあ、開始しよう！
俺達の未来の為に！

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「ふぅ」
っと良いパタッと本を一度閉じた。

「まさか、私と同じ出身だったなんてあちらは転移だけどね…。しかも、日本語で書くなんて…。見つけて良かった。久しぶりに日本語を見たしね。」

この本を見つけたのは…。

王城にお父様が、行くときになんとなくついて行ったのがきっかけだ。

「お父様！どこに行くのですか？」
っと聞いた。

「ん？王城だよ。あいつに呼ばれたからさ。嫌だけど」

「そうなのですか…。あっ！私もついていって良いですか？図書室行きたいです！」

「ん？良いよ。じゃあ、いこうか」

「はい！」

っと言い、ついて行った。

そして、いろいろと探していて奥まで行っていたらしい。

そこで、古い本を見つけた。

そこには、日本語の文字が書いてあった。

表には
[これが読める日本人の未来の貴方へ]

裏には
[この国ができた頃に転移した日本人より]

っと書いてあったのだ。

びっくりしすぎて令嬢らしかぬ声で「え゛！？」
っと言ってしまった。

思わずキョロキョロと回りを見てしまったぐらいにね。


でも、いなくてほっとした。この本もついでに借りようと思い、借りるところに名前を書いておいた。

それから、ちょうどお父様と同時になって帰った。