私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます!

神桜

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2章

個性的 2

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「みんなー、たてー挨拶をするぞー」
「みなさん、立ちましょう。挨拶をしますよ。」

っと、個性的な二人が現れた。

二人とも話し方だけでも性格が全く違うわね……。

皆、ゆっくりとのろのろと立ちました。

「きをつけー、礼」

シーーン
「あれ?あー、挨拶の仕方教えてなかったな~ごめん。」

「コホン、先生私が教えます。」

「あー、よろしく。」

「はぁ、分かりました。みなさん。きよつけ、礼と言ったら挨拶はごきげんよう。ですよ。良いですか?では、やってみましょう。きよつけ、礼『ごきげんよう。』そうです。一回で完璧ですね。では、お辞儀の仕方を教えましょう。お辞儀は、きよつけ、礼ごきげんようと同時に斜め四十五度まで腰を折ります。それから、1、2、3、そして4になったら体を起こします。では、もう一度やりましょう。きをつけ、礼『ごきげんよう』はい、完璧です。では、自己紹介をするので着席しましょう。」

椅子に座る音でガタガタとなる。

「あー、先に挨拶するぞー。俺は、ソール=ヨハンだ。ソール先生って呼んでくれ。よろしく。」

「次は、私ですね。私は、ジーニー=ヨシネです。ジーニー先生と呼んでください。よろしくお願いします。」

「あー、この二人でS組の担任をするから覚えといてな。さて、今日の主な流れを伝える。まずは、授業決めだ。通常授業の時は全員このS組の教室で全員授業をする。次は重要だからよーく聞けよ?選択授業というのがある。選択授業とは、騎士科、淑女科、魔術科、文語科がある。この中から一つ選ぶんだ。その後には、部活を決める。では、まずは何科が良いのかをそこに置いてある紙にクラスと名前を書いてから書いてくれ。数分待とう。」

んー?私は、何にしようかなぁ?やっぱり淑女科にしないとダメなのかな?質問して二つにしても良いのか聞こうかなぁ?

「先生、質問良いですか?」

「んー?あぁ、ベリンダ嬢かいいぞなんだ?」

「この科を決めるのは一つだけですか?」

「ああ、いい質問だな。これは、何個でもいいぞ。ただ、帰る時間がバラバラになるが…。」

「ありがとうございます。ソール先生。」

「ああ、どういたしまして。」

へぇ、じゃあ、私淑女科と魔術科にしようかしら?魔術はもとの世界の夢だもの。淑女科は一応私の家は公爵家だし、プライドっ?ぽいのがありそうだから入れよっと。よしっ、決まった。紙に書こう。

えっーと、
───────────────────
・S組 べリンダ=ララ=アンバー 
・科 淑女科、魔術科     
・部活候補
───────────────────

書き終わったわ。

「そろそろ、良いか?」

ちょうど良かった。

「ん。次は部活を決めるぞ~。部活は一つだけだ。部活を決めるというよりは今候補を決めてもらう。本格的に部活を決めるのは見学や体験をしてからが良いだろう。では、候補を2、3個決めといて書いといてくれ。」

んー。部活かぁ運動系はやめとこっかな。文化系にしようっと。

───────────────────
・S組 べリンダ=ララ=アンバー 
・科 淑女科、魔術科     
・部活候補コーラス部、茶道部、芸術部、魔術部
───────────────────

んー。終わったー。

「終わったか?では、回収をする。後ろからどんどん回していってくれ。これが終わったら部活見学だぞー。」

やったー、楽しみだなぁ部活見学。
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