私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます！

2章

入学式～試験結果～

「カーロ、カーロ」
「なに？リン」
「なんか皆の視線がすごく向いてるような気がするのだけど気のせいかしら？」
「気のせいじゃないと思うよ。僕と言うよりどちらかと言えば、リンにだけどね。」

このような話をカルロスとベリンダがしている間に視線を向けてきている人たちはこのように話してました。

「あの、お方達がアンバー公爵のご令嬢のベリンダ様と、ご子息様のカルロス様なのね。」
「ベリンダ様可愛いわぁ」
「ぜひ、お近づきになりたいなぁ。」
などなど言っていてそして目をギラギラとさせながら見ているのでした。


「リ、リンなんか寒気がするんダケド。」
「ソ、ソウデスネ。」


「あそこ、なんか集まってるね。見に行かない？」
「そうだね。行こう！」


ざわざわしているところを見に行ってみると一斉に“バッ”って、効果音がつきそうなぐらい向けられた。その時私達は数秒固まったが、元に戻ってみてみたら、掲示板があった。その掲示板は試験結果が書いてあった。

そこには、なんと！
　　　　試験結果表
１位　ベリンダ=ララ=アンバー500/500
2位　カルロス=エイデン=アンバー498/500
３位　ユーゴ=ルカ=アナンレイノ498/500
　┋
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チートだなぁ、って思ったんだけど試験問題ってね、小学校でいう小学校一年生から小学校三年生ぐらいまでの問題だったからだよね。きっと、そうだ。

あっ、だから皆にずっと穴があくほど見られてたんだ。なるほど、なるほど。ふむ、ふむ。

あれ？入学式の新入生代表って試験で１位になった人がやるんじゃなかったっけ…？まさか、違うよね。王族がいるんだから王族の第一王子のユーがやるよね。きっと、そうだよね。



まさか、ベリンダの期待が普通に裏切られるとは思ってなかった。

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皆さんに質問させていただきたいのですが、人物が話している間に一行開けるのと開けないのどちらが読みやすいのでしょうか？
１「カーロ、カーロ」
「なに？リン」

２「カーロ、カーロ」

「なに？リン」

次回の更新は、水曜日です。