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第2章

誕生日 2

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パーティー会場へ入ったらざわざわしているのがなくなりシーンとなりました。
回りをこっそり見ると、王族から男爵までの貴族がほとんど来ていました。
そして、子供も少なからず来ているようです。それは、そうでしょう。私は今まですっかりと忘れていましたが、ここは大公爵の家ですもんね…。
仲良くなりたい人やなにかをたくらんでいる人いろんな人が来ているわけです。もちろんその中には純粋に友達になりたい人もいると思うのです。
私は、そういう方と仲良くなりたいなぁ。なにかをたくらんでいそうな人には挨拶だけをしてあまり近づかないようにしなければね。


あっ、お父様が話すわ。

「皆様、本日はお忙しい中双子の誕生日パーティーに来てくださりありがとうございます。・・・・・・・・・です。では、ミシェル、ミーシャ挨拶を。」

では、私からね。
「はい。皆様、ごきげんよう。本日は私達、双子の誕生日パーティーに来てくださりありがとうございます。初めまして。アルベルト大公爵が娘。ミシェル=ベル=アルベルトともうしますわ。以後お見知り置きを。」

「次は、私ね!初めまして。私は、ミーシャ=リラ=アルベルトと申します。以後お見知り置きを。」

「では、改めて乾杯!」

乾杯~!



よしっ!友達作ろ。そうやって気合いを入れた瞬間に私の回りにものすごい子供達が集まってきた。

さすがに、私は、令嬢らしかぬ声で、「え”っ?」って言っちゃったけど、聴こえてなかったらしいので良しとしようか……。

集まってきた子達はなぜか本当になぜか目がキラキラと輝いてる。
それに比べて大人はキラキラというどころかギラギラそれよりもギラッギラに目がなってる。


そう、ボーっと、考えていたら誰かに話しかけられた。

「あ、あの。は、初めまして。わ、私は、ヨシラリア伯爵のアンナ=ヨシラリアと申します。よ、よろしくお願い致します。」

「ふふっ、初めまして。アンナ?私は、先程も紹介したようにミシェル=ベル=アルベルトよ。よろしくね。ミシェルって呼んでくれたら嬉しいわ。」

「は、はいぃ!み、ミシェル様!」

こうやって、挨拶をし終わり。アンナと友達になったら、回りにまだいた他の人たちも私は!私は!っていろんな人から声かけられてしまい結局、回りにいる人全員と友達になれた。だけど、名前が覚えられたかは分からないが。なんとなぁく、名前全員覚えてるけどね。あってなかったら、やだなぁ。


ミーシャは、友達つくれたかな?だって、ヒロインだからね。そして、私の可愛い妹だしね。沢山、つくれてるはずっ!っと思ってミーシャの方を向いたら・・・・






い、いない。回りを全員見てもいない。





お、おおおお父様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!




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