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学校へ

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今日は学校に行く日になった。
ワクワクしている。友達できるかなぁ。って思いながら。私には友達がほとんどいない。一番の親友の相模さがみ陽奈子ひなこ。ひなと呼んでいる。その子以外友達と言える人がいない…と思う。

「葵ー、行く時間よぉ。」

「分かった。」

そして、裕翔、遥翔、翔と合流して行く。

「行ってきます。お母さん、お父さん。」

「気を付けてねぇ!」

「いってらっしゃい。」

「「「「行ってきます!」」」」


車に乗ったら
「葵お姉ちゃん良い臭いがする。」

「そうかな。いつも通りだと思うけど。」

「ふふーん、僕この臭い好きだなぁ。」

っとやけに甘えてくる。


「着いたよ。葵。」

「うん、そういえば裕翔。途中からいきなり呼び捨てになってたね。」

「あっ、あははそうだね。」

っと言って車から出て手を差し出してきた。

なんか嫌な予感がする…。

裕翔の手を取って外に出た。



こういうときの予感は案外当たるのだ。
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