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※第八十話 項を噛んで・1
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後ろ頭を押さえつけられ、キスが深まる。
「んぅ……っ」
そのまま壁際に追い詰められると、今度はシャツの裾を捲り上げられた。
スルリと手が入ってきて胸元をまさぐられると、ドキドキと快楽で目尻に涙が溜まっていく。
「はっ、ぁ……だ、め……あんっ」
すっかり立ち上がった胸の尖りを摘まみ上げられ、いやらしい声が漏れる。
息はすっかり上がり、中心は更にズボンを押し上げてしまっていた。
恥ずかしくて足をモジモジさせていると、ふいに、シグレさんの長い脚が間に割り込んでくる。
「あっ……」
ぐっと僅かに脚で押し上げられると、股間に当たってもどかしい刺激が腰元を襲う。
今、僕はいつもより数倍は敏感になっているので、このままではすぐに絶頂を迎えてしまう。
しかし、逃れようとするものの、シグレさんはそれを許してくれなかった。
胸元は相変わらず指でクニクニと弄られており、股間も脚でゆっくりと刺激され続ける。
(あ、あ……っ)
上り詰めそうになり、僕は堪らずシグレさんの手を掴んだ。
「待っ、て……ください……っぼく、もう……っ」
「ん……ダメだよ、セイラ。今日は……沢山、気持ちよくなろう?」
「んぁっ……や、ぁ」
今度は首筋にちゅうっと吸い付くようにキスをされ、全身がビクッと震え上がる。
「ひぁ……っ首、や……っ」
「は……ここ、早く噛みたい。もう、いい?」
「え、あ……っそれは……」
もう一刻も早く噛んで欲しい。
けれど、それと同時に、ここでしてしまうのは勿体ないような気持ちも湧き上がってくる。
僕は荒い息をつきながらシグレさんを見つめた。
「ベッド……で、したい、です」
すると、シグレさんは僅かに目を見開き、僕の手首をグッと掴んで壁に押し付けると、首筋に歯を立てる。
「痛……っ」
「……っ、ごめん、つい……!」
ハッとしたように、シグレさんは僕の首筋から口を離すと、短く息を吐いた。
「はは……ほんとにマズイな。セイラがあまりに可愛くて、どうにかなりそうだ。今は抑制剤をいつもの三倍飲んでも効かないかも」
そう言って苦笑すると、シグレさんは僕の手を引き、ベッドへ足早に向かった。
そして少し強引に押し倒すと、僕のシャツのボタンを外し、胸元をはだけさせた。
「あ……っ」
ツンと立ち上がった胸の飾りが露になり、僕は顔を赤らめる。
恥ずかしくて堪らず両手で隠そうとすると、両手首を捕らえられ、頭上で拘束されてしまった。
「や……っシグレさん……」
「セイラ、可愛いね。よく見せて……」
そう言いながら、シグレさんは僕の胸元に顔を近付ける。
そして、舌の先で敏感なところを優しく転がすように舐めたかと思うと、ちゅうっと音を立てて吸い付いた。
「んあっ……!や、やぁっ、め……だめ、離して、下さ……っ」
「んん……凄い、また固くなったね。可愛い」
「あんっ、だ、め……ぇ」
今度は反対側の尖りを舌で舐め取られ、僕は堪らず身を捩る。
すると、手首を押さえ付けていた手が離れ、ゆっくりと下へ下りていった。
「……っ」
鎖骨を撫で、脇腹、そして臍の周りを撫でながら更に下へと這っていく手の感触に、自然と身体が反応してビクビクと震えてしまう。
「……あっ、んんっ」
脚の付け根を指先でなぞられると、いやらしい声が漏れる。
中心はヒクヒクとひくつき、先からは透明な液がクプ、と溢れてきた。
「は、ぁんっ……だめ、そこは……っ」
「ふふ、セイラ……すごく綺麗だよ。それに、こんなにトロトロに濡らして、エッチな身体だね」
そう言って、シグレさんは僕の中心を指の腹でヌルヌルと上下になぞった。
「あっ、あっ……!」
「ん……エロい。セイラの気持ちいいとこ、もっと触ってあげる」
「んやぁっ……それ、もぅ……きもちい、から……っ」
もう既に十分過ぎるほど気持ちいいのに、これ以上どうなってしまうというのだろう。
僕はシグレさんの手を押さえ、いやいやと頭を横に振った。
「んぅ……っ」
そのまま壁際に追い詰められると、今度はシャツの裾を捲り上げられた。
スルリと手が入ってきて胸元をまさぐられると、ドキドキと快楽で目尻に涙が溜まっていく。
「はっ、ぁ……だ、め……あんっ」
すっかり立ち上がった胸の尖りを摘まみ上げられ、いやらしい声が漏れる。
息はすっかり上がり、中心は更にズボンを押し上げてしまっていた。
恥ずかしくて足をモジモジさせていると、ふいに、シグレさんの長い脚が間に割り込んでくる。
「あっ……」
ぐっと僅かに脚で押し上げられると、股間に当たってもどかしい刺激が腰元を襲う。
今、僕はいつもより数倍は敏感になっているので、このままではすぐに絶頂を迎えてしまう。
しかし、逃れようとするものの、シグレさんはそれを許してくれなかった。
胸元は相変わらず指でクニクニと弄られており、股間も脚でゆっくりと刺激され続ける。
(あ、あ……っ)
上り詰めそうになり、僕は堪らずシグレさんの手を掴んだ。
「待っ、て……ください……っぼく、もう……っ」
「ん……ダメだよ、セイラ。今日は……沢山、気持ちよくなろう?」
「んぁっ……や、ぁ」
今度は首筋にちゅうっと吸い付くようにキスをされ、全身がビクッと震え上がる。
「ひぁ……っ首、や……っ」
「は……ここ、早く噛みたい。もう、いい?」
「え、あ……っそれは……」
もう一刻も早く噛んで欲しい。
けれど、それと同時に、ここでしてしまうのは勿体ないような気持ちも湧き上がってくる。
僕は荒い息をつきながらシグレさんを見つめた。
「ベッド……で、したい、です」
すると、シグレさんは僅かに目を見開き、僕の手首をグッと掴んで壁に押し付けると、首筋に歯を立てる。
「痛……っ」
「……っ、ごめん、つい……!」
ハッとしたように、シグレさんは僕の首筋から口を離すと、短く息を吐いた。
「はは……ほんとにマズイな。セイラがあまりに可愛くて、どうにかなりそうだ。今は抑制剤をいつもの三倍飲んでも効かないかも」
そう言って苦笑すると、シグレさんは僕の手を引き、ベッドへ足早に向かった。
そして少し強引に押し倒すと、僕のシャツのボタンを外し、胸元をはだけさせた。
「あ……っ」
ツンと立ち上がった胸の飾りが露になり、僕は顔を赤らめる。
恥ずかしくて堪らず両手で隠そうとすると、両手首を捕らえられ、頭上で拘束されてしまった。
「や……っシグレさん……」
「セイラ、可愛いね。よく見せて……」
そう言いながら、シグレさんは僕の胸元に顔を近付ける。
そして、舌の先で敏感なところを優しく転がすように舐めたかと思うと、ちゅうっと音を立てて吸い付いた。
「んあっ……!や、やぁっ、め……だめ、離して、下さ……っ」
「んん……凄い、また固くなったね。可愛い」
「あんっ、だ、め……ぇ」
今度は反対側の尖りを舌で舐め取られ、僕は堪らず身を捩る。
すると、手首を押さえ付けていた手が離れ、ゆっくりと下へ下りていった。
「……っ」
鎖骨を撫で、脇腹、そして臍の周りを撫でながら更に下へと這っていく手の感触に、自然と身体が反応してビクビクと震えてしまう。
「……あっ、んんっ」
脚の付け根を指先でなぞられると、いやらしい声が漏れる。
中心はヒクヒクとひくつき、先からは透明な液がクプ、と溢れてきた。
「は、ぁんっ……だめ、そこは……っ」
「ふふ、セイラ……すごく綺麗だよ。それに、こんなにトロトロに濡らして、エッチな身体だね」
そう言って、シグレさんは僕の中心を指の腹でヌルヌルと上下になぞった。
「あっ、あっ……!」
「ん……エロい。セイラの気持ちいいとこ、もっと触ってあげる」
「んやぁっ……それ、もぅ……きもちい、から……っ」
もう既に十分過ぎるほど気持ちいいのに、これ以上どうなってしまうというのだろう。
僕はシグレさんの手を押さえ、いやいやと頭を横に振った。
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