73 / 98
第七十四話 担当さんと
しおりを挟む ──祭司が生贄を捧げて贖えば、彼の犯した罪は許される
脚が熱い。焼けるように痛い。霞んだ視界が、ようやく戻っていく。
……は?
何でこんなに人が倒れて何でこんなに風景がおかしくて何でこんなに部屋が荒れて何でこんなに……酷い臭いが……?
自分の手をみる。液体がべっとりとついている。何が起こった。何が、ああああ脚が痛い太ももなのかなんだこれはあついあついいたいいたい何でこんなことがわからないわからないなにもかもわからない
目の前に、警察の人が立っている。そう言えば、目の前にたおれてるのもけいかんで、ああ、冷たい目で、俺を見ている。見て、みている。あの、しせんは、なん、で、なんでなんで、こんな
「……さすがに可哀想…………仕事…………悪く……」
金属音。そこからはわからない。
***
誰かの記憶が脳内に流れ込んでくる。
辛苦が、屈辱が、無念が、孤独が、悔恨が、暴力的なまでの感情の渦が意識を侵す。
俺の口を借り、訴えかけるように嘆きが溢れ出す。
「……どう思う?」
嫌味な芸術家……名前はカミーユとかいうらしい……んだったっけ……? 彼が見せてきたのは、汚い字で書かれた文章。……彼もロッドみたいに小説を書くのかと思ったけど、どうにも雰囲気が深刻だった。
「えーと、……精神に異常をきたした人が人を殺しちゃって捕まるところ、とか?」
どう思う? と聞かれても、わからない。
どんな答えを期待されているんだろう。どう答えれば、いいんだろう。
俺は……今、「どう思った」んだろう……?
「……やっぱりそう見えるよね」
意味深な言葉。気になって……気になって? 別に気になってはないけど、でも、この場面は「気になって意図を尋ねるべき」……なん、だよな……?
「どういう意味?」
感情を伴わない言葉で、「俺」は意図を尋ねる。
目の前の男は苦い顔で告げる。
「どちらが被害者か、情報だけならわからないのにね」
「え?」
「……彼、脚を撃たれてるの、わかる?」
その瞬間、思い出したのは、「警察が善とは限らない」という、わかりきっていたはずの現実。……あれ、これは、誰の記憶?
俺は……誰? キース? 違う、違う、それは「俺」じゃない。俺は……俺の、名前は……ああ、くそ、考えている場合か。
俺のことなんか、どうだっていいだろ。壊れたものより、壊れていないものの方が大事だ。どう考えたって、優先するべきはそっちだろ。
「……これ、どういう……?」
感情が「キース」に近づいていく。俺の意識が、緩やかに塗り替わっていく。
「まあ、単なる例文だと思ってよ。……一人の青年の心を、ぼろぼろに破壊し尽くす原理を示してるのかもね」
「……なに、それ」
以前整理した情報と合わせると、これは、まさか……
整理? したのか? キースが? 俺が? どっちが? もしかして、あの「資料室」に、何か……?
「……何で、誰も気づかなかったんだろう」
「わかるわけないよ。……この二人以外、現場には誰も……」
長い沈黙。ようやく破ったのは、カミーユの言葉。
「わかるわけないのに、彼にもわからないのに……「罪」は彼のものなんだよね」
ああ、でも……
きっと、それは、
地獄と呼ぶのも生ぬるいほどの、苦痛だったに違いない。それだけは、理解できる。
憎いよな。腹が立つよな。……報復したいって、思うよな。
でも、「俺」は……その感情に耐えられなかった。
いっそ何もかも忘れてしまいたかった。
痛くて苦しくて辛くて、その感情に蓋をして、何事もなかったかのような……「いつも通りのローランド」を……守りたくて……
「……案外平気そうじゃない? え? 姿変わってる? 変なこと言わないでよサワ……って、うわあ、ホントだ。さっきの人になってる? なんで?」
何の話をしてるんだ、こいつ。
「君、誰なの?」
「僕は……」
「僕」は……いったい、誰だったか……
「僕は、キースだ。キース・サリンジャー」
僕が名乗ると、カミーユはぽかんと目を丸くした。
「あーーーーー!!!! 君が!!!!!」
……? なんだ、この反応。
「えっ、本物? っていうか実在の人物だったんだ? 勝手に名前借りて弟のハンドルネームにしてたんだけど、問題なかった? 使用料とかいるなら払うよ?」
……何の話だ……?
「あっ、僕のサイン要る? ファン相手でも滅多に描かないし、オークションに出したらマニアに売れるかも」
こいつほんとにめんどくさいな。コミュニケーション取る気あんのか?
一瞬浮上した「ローランド」の意識が、「キース」と混ざる。
そうだ、アドルフ……さん? あの人も困っているみたいだし……話をしたら、何か、変えられる……かも……
電話が、できたら……何か……
「……それ、貸して」
「携帯? いいけど」
繋がることを信じて、番号を打つ。「俺」は知らなくても……「僕」は知って……ああ、駄目だ、これだと、まずい。また、「キース」に乗っ取られ……
「アドルフ、レヴィについて聞きたいことがある。冤罪事件の被害に遭ったっていうのは本当か?」
……なぁ、「僕」。これは、知っていいのか。
僕は、間違ってないんじゃないのか。
僕は……正しいはずなんだ。
分かって欲しい、ローランド。僕は……僕は、正義を貫くために行動したし、今も行動している。信じてくれ。僕は間違ってないんだ。
「……俺だけは、信じてやるべきだったよ」
電話の向こうで、アドルフさんはぽつりと呟いた。
僕は……「俺」は……その辛さと、ほんの少しだけ似た感覚を知っていた。
……俺だけは、嘘にしちゃいけなかった。俺だけは、あの時間を真実だと証明しなきゃいけなかった。
電話機が手のひらから滑り落ちる。
なあ、ロッド。妄想なんかじゃないよ。本当は、忘れてほしくもない。
でも、仕方ないだろ。こうなっちゃったんだから。
「……あれ? やっぱり大丈夫じゃなさそう? えっ、地雷どこ?」
……くそ……痛いなぁ……。
「精神的につらくなったら血まみれになるパターン? 心の傷がそのまま反映されてるとか? ちょっ、ホントに大丈夫!? 僕も人のこと言えないけど見た目結構グロいよ!?」
声が遠い。誰が何を叫んでいるのか、よくわからない。
「いやでもそうだよね。僕も他人から見たら惨殺死体なわけで……どうしよう興奮してきた」
……本当に何を言ってるんだろ、こいつ……。
視界が揺れる。世界がぼやけては砕け、真っ暗になっては真っ赤になって……やがて、何もわからなくなる。
「おいおい大丈夫かい? ひでぇモンだな。ズタボロじゃねぇか」
……これは……子供の……声?
「あっ、レニーさんだ」
誰、だ……?
「ちょいとした気まぐれだが……協力してやろうか?」
ぐにゃぐにゃと歪んだ視界の中、エメラルドグリーンの瞳が光る。
「どうして?」……と、俺の思考を察したのか、少年はにししと笑ってみせる。
「さっきも言ったろ。ただの気まぐれさ」
指先でコインを弾きながら、少年は笑う。
「面白そうな場所を見つけちまったんでね。こうなりゃ、楽しまなきゃ損だろ?」
脚が熱い。焼けるように痛い。霞んだ視界が、ようやく戻っていく。
……は?
何でこんなに人が倒れて何でこんなに風景がおかしくて何でこんなに部屋が荒れて何でこんなに……酷い臭いが……?
自分の手をみる。液体がべっとりとついている。何が起こった。何が、ああああ脚が痛い太ももなのかなんだこれはあついあついいたいいたい何でこんなことがわからないわからないなにもかもわからない
目の前に、警察の人が立っている。そう言えば、目の前にたおれてるのもけいかんで、ああ、冷たい目で、俺を見ている。見て、みている。あの、しせんは、なん、で、なんでなんで、こんな
「……さすがに可哀想…………仕事…………悪く……」
金属音。そこからはわからない。
***
誰かの記憶が脳内に流れ込んでくる。
辛苦が、屈辱が、無念が、孤独が、悔恨が、暴力的なまでの感情の渦が意識を侵す。
俺の口を借り、訴えかけるように嘆きが溢れ出す。
「……どう思う?」
嫌味な芸術家……名前はカミーユとかいうらしい……んだったっけ……? 彼が見せてきたのは、汚い字で書かれた文章。……彼もロッドみたいに小説を書くのかと思ったけど、どうにも雰囲気が深刻だった。
「えーと、……精神に異常をきたした人が人を殺しちゃって捕まるところ、とか?」
どう思う? と聞かれても、わからない。
どんな答えを期待されているんだろう。どう答えれば、いいんだろう。
俺は……今、「どう思った」んだろう……?
「……やっぱりそう見えるよね」
意味深な言葉。気になって……気になって? 別に気になってはないけど、でも、この場面は「気になって意図を尋ねるべき」……なん、だよな……?
「どういう意味?」
感情を伴わない言葉で、「俺」は意図を尋ねる。
目の前の男は苦い顔で告げる。
「どちらが被害者か、情報だけならわからないのにね」
「え?」
「……彼、脚を撃たれてるの、わかる?」
その瞬間、思い出したのは、「警察が善とは限らない」という、わかりきっていたはずの現実。……あれ、これは、誰の記憶?
俺は……誰? キース? 違う、違う、それは「俺」じゃない。俺は……俺の、名前は……ああ、くそ、考えている場合か。
俺のことなんか、どうだっていいだろ。壊れたものより、壊れていないものの方が大事だ。どう考えたって、優先するべきはそっちだろ。
「……これ、どういう……?」
感情が「キース」に近づいていく。俺の意識が、緩やかに塗り替わっていく。
「まあ、単なる例文だと思ってよ。……一人の青年の心を、ぼろぼろに破壊し尽くす原理を示してるのかもね」
「……なに、それ」
以前整理した情報と合わせると、これは、まさか……
整理? したのか? キースが? 俺が? どっちが? もしかして、あの「資料室」に、何か……?
「……何で、誰も気づかなかったんだろう」
「わかるわけないよ。……この二人以外、現場には誰も……」
長い沈黙。ようやく破ったのは、カミーユの言葉。
「わかるわけないのに、彼にもわからないのに……「罪」は彼のものなんだよね」
ああ、でも……
きっと、それは、
地獄と呼ぶのも生ぬるいほどの、苦痛だったに違いない。それだけは、理解できる。
憎いよな。腹が立つよな。……報復したいって、思うよな。
でも、「俺」は……その感情に耐えられなかった。
いっそ何もかも忘れてしまいたかった。
痛くて苦しくて辛くて、その感情に蓋をして、何事もなかったかのような……「いつも通りのローランド」を……守りたくて……
「……案外平気そうじゃない? え? 姿変わってる? 変なこと言わないでよサワ……って、うわあ、ホントだ。さっきの人になってる? なんで?」
何の話をしてるんだ、こいつ。
「君、誰なの?」
「僕は……」
「僕」は……いったい、誰だったか……
「僕は、キースだ。キース・サリンジャー」
僕が名乗ると、カミーユはぽかんと目を丸くした。
「あーーーーー!!!! 君が!!!!!」
……? なんだ、この反応。
「えっ、本物? っていうか実在の人物だったんだ? 勝手に名前借りて弟のハンドルネームにしてたんだけど、問題なかった? 使用料とかいるなら払うよ?」
……何の話だ……?
「あっ、僕のサイン要る? ファン相手でも滅多に描かないし、オークションに出したらマニアに売れるかも」
こいつほんとにめんどくさいな。コミュニケーション取る気あんのか?
一瞬浮上した「ローランド」の意識が、「キース」と混ざる。
そうだ、アドルフ……さん? あの人も困っているみたいだし……話をしたら、何か、変えられる……かも……
電話が、できたら……何か……
「……それ、貸して」
「携帯? いいけど」
繋がることを信じて、番号を打つ。「俺」は知らなくても……「僕」は知って……ああ、駄目だ、これだと、まずい。また、「キース」に乗っ取られ……
「アドルフ、レヴィについて聞きたいことがある。冤罪事件の被害に遭ったっていうのは本当か?」
……なぁ、「僕」。これは、知っていいのか。
僕は、間違ってないんじゃないのか。
僕は……正しいはずなんだ。
分かって欲しい、ローランド。僕は……僕は、正義を貫くために行動したし、今も行動している。信じてくれ。僕は間違ってないんだ。
「……俺だけは、信じてやるべきだったよ」
電話の向こうで、アドルフさんはぽつりと呟いた。
僕は……「俺」は……その辛さと、ほんの少しだけ似た感覚を知っていた。
……俺だけは、嘘にしちゃいけなかった。俺だけは、あの時間を真実だと証明しなきゃいけなかった。
電話機が手のひらから滑り落ちる。
なあ、ロッド。妄想なんかじゃないよ。本当は、忘れてほしくもない。
でも、仕方ないだろ。こうなっちゃったんだから。
「……あれ? やっぱり大丈夫じゃなさそう? えっ、地雷どこ?」
……くそ……痛いなぁ……。
「精神的につらくなったら血まみれになるパターン? 心の傷がそのまま反映されてるとか? ちょっ、ホントに大丈夫!? 僕も人のこと言えないけど見た目結構グロいよ!?」
声が遠い。誰が何を叫んでいるのか、よくわからない。
「いやでもそうだよね。僕も他人から見たら惨殺死体なわけで……どうしよう興奮してきた」
……本当に何を言ってるんだろ、こいつ……。
視界が揺れる。世界がぼやけては砕け、真っ暗になっては真っ赤になって……やがて、何もわからなくなる。
「おいおい大丈夫かい? ひでぇモンだな。ズタボロじゃねぇか」
……これは……子供の……声?
「あっ、レニーさんだ」
誰、だ……?
「ちょいとした気まぐれだが……協力してやろうか?」
ぐにゃぐにゃと歪んだ視界の中、エメラルドグリーンの瞳が光る。
「どうして?」……と、俺の思考を察したのか、少年はにししと笑ってみせる。
「さっきも言ったろ。ただの気まぐれさ」
指先でコインを弾きながら、少年は笑う。
「面白そうな場所を見つけちまったんでね。こうなりゃ、楽しまなきゃ損だろ?」
0
お気に入りに追加
210
あなたにおすすめの小説
スノードロップに触れられない
ヘタノヨコヅキ@商業名:夢臣都芽照
BL
*表紙*
題字&イラスト:niia 様
※ 表紙の持ち出しはご遠慮ください
(拡大版は1ページ目に挿入させていただいております!)
アルファだから評価され、アルファだから期待される世界。
先天性のアルファとして生まれた松葉瀬陸真(まつばせ りくま)は、根っからのアルファ嫌いだった。
そんな陸真の怒りを鎮めるのは、いつだって自分よりも可哀想な存在……オメガという人種だ。
しかし、その考えはある日突然……一変した。
『四月から入社しました、矢車菊臣(やぐるま きくおみ)です。一応……先に言っておきますけど、ボクはオメガ性でぇす。……あっ。だからって、襲ったりしないでくださいねぇ?』
自分よりも楽観的に生き、オメガであることをまるで長所のように語る後輩……菊臣との出会い。
『職場のセンパイとして、人生のセンパイとして。後輩オメガに、松葉瀬センパイが知ってる悪いこと……全部、教えてください』
挑発的に笑う菊臣との出会いが、陸真の人生を変えていく。
周りからの身勝手な評価にうんざりし、ひねくれてしまった青年アルファが、自分より弱い存在である筈の後輩オメガによって変わっていくお話です。
可哀想なのはオメガだけじゃないのかもしれない。そんな、他のオメガバース作品とは少し違うかもしれないお話です。
自分勝手で俺様なアルファ嫌いの先輩アルファ×飄々としているあざと可愛い毒舌後輩オメガ でございます!!
※ アダルト表現のあるページにはタイトルの後ろに * と表記しておりますので、読む時はお気を付けください!!
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

たしかなこと
大波小波
BL
白洲 沙穂(しらす さほ)は、カフェでアルバイトをする平凡なオメガだ。
ある日カフェに現れたアルファ男性・源 真輝(みなもと まさき)が体調不良を訴えた。
彼を介抱し見送った沙穂だったが、再び現れた真輝が大富豪だと知る。
そんな彼が言うことには。
「すでに私たちは、恋人同士なのだから」
僕なんかすぐに飽きるよね、と考えていた沙穂だったが、やがて二人は深い愛情で結ばれてゆく……。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。

好きなあいつの嫉妬がすごい
カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。
ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」
次男は愛される
那野ユーリ
BL
ゴージャス美形の長男×自称平凡な次男
佐奈が小学三年の時に父親の再婚で出来た二人の兄弟。美しすぎる兄弟に挟まれながらも、佐奈は家族に愛され育つ。そんな佐奈が禁断の恋に悩む。
素敵すぎる表紙は〝fum☆様〟から頂きました♡
無断転載は厳禁です。
【タイトル横の※印は性描写が入ります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。】
12月末にこちらの作品は非公開といたします。ご了承くださいませ。
近況ボードをご覧下さい。

お世話したいαしか勝たん!
沙耶
BL
神崎斗真はオメガである。総合病院でオメガ科の医師として働くうちに、ヒートが悪化。次のヒートは抑制剤無しで迎えなさいと言われてしまった。
悩んでいるときに相談に乗ってくれたα、立花優翔が、「俺と一緒にヒートを過ごさない?」と言ってくれた…?
優しい彼に乗せられて一緒に過ごすことになったけど、彼はΩをお世話したい系αだった?!
※完結設定にしていますが、番外編を突如として投稿することがございます。ご了承ください。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる