雇われオメガとご主人様

筍とるぞう

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※第四十七話 あの体勢……?

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(ベッドって……)


有無を言わさず、指を絡めるようにして手を繋がれ、ベッドまで連れていかれる。

そして少し強引に押し倒されてしまった。


「シグレさん……っあの、待って……」


「はぁ、セイラ、そんな可愛い顔で言わないで……打ち合わせ中もずっと、早くセイラに逢いたくて堪らなかったんだから」


「そん……んんっ」


言葉を紡ごうとすれば、キスで塞がれてしまう。


「ん……」


優しいキスに、僕の身体もどんどん反応していくのが分かる。


「はぁっ、シグレさん……っ」


「セイラ……ごめん、今日は待てないかも」


「え、あっ……」


下の方でズボンのジッパーを下ろす音がした。

見れば、シグレさんの自身が露になっており、次の瞬間、僕のズボンと下着も剥ぎ取られてしまった。


「セイラ、今日は少し体勢を変えてみようか」


「えっ、体勢、ですか……?」


「うん、ちょっと四つん這いになって」


四つん這い……要するに、シグレさんにお尻を向けるということだろうか。


(……!)


想像しただけで恥ずかしくなり、僕は顔を真っ赤に染め上げた。

そんな恰好、恥ずかし過ぎてとても出来ない。

けれど、シグレさんは構わず僕を促してくる。


「ほら、セイラ」


「む、無理です……っ恥ずかしいです」


抵抗すると、シグレさんはクスリと笑みを漏らし、僕の腰元に手を這わせる。

そしておもむろに、コチョコチョと擽り始めた。


「あっ!?ひゃあっ、あははっ、ちょ、シグレさんっ、やめっ……!」


「セイラー?四つん這い、して?」


「あんっ、やっ、分かりました、から……っ!」


……言ってしまった。

擽るなんてズルい。

そう言いたかったけれど、仕方ない。

僕は言われるまま、ゆっくりと四つん這いになってチラリと後ろを振り返った。


「あの……どうするんですか?」


「ん……このまま、するんだよ」


「え?あ……っ」


言いながら、シグレさんのが僕の割れ目にあてがわれ、上下に動かされる。


(うわ……っこれ、なんかすごい、えっちかも)


「あん……っんんっ」


発情期のせいで通常よりもはるかに気持ちよく、いやらしい声が出てしまう。

それに気持ちよさで腰が勝手に動いてしまい、いつもより淫乱になった自分が恥ずかしくて堪らない。

顔を真っ赤にして耐えていると、割れ目を擦っていた熱が僅かに離れ、今度はヌプリと中へ侵入してきた。
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