夏の思い出

hanahui2021.6.1

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夏って、いえば…

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オレは空(そら)。



なんかおやは、青空の下で元気にあそぶ子になってほしくて、つけたなまえらしいけど…



ざんねん、オレは家がすきな【もやしっ子】。



そんなオレも、スクスクそだち、今年めでたく こうこう1年生になった。



「そらー!

今年、ばあちゃん家どうする?」



母おやが、きいてくる。

「うーん。今年はパスかなー!ぶかつあるし…」



「オッケー。



なら、母さん1人で行っちゃうけど、アンタだいじょうぶ?」



「コンビニあるからヘイキ」



「そうか。わかった」



と言って、ほんとうに1人で 出かけてしまった。



【なつやすみば、ばあちゃん家にとまりに行く】



とくに【おぼん】は、、なかなか休みのとれないしんせきが、こぞってきせいしてくる。

だからウチでは、【こうれいぎょうじ】のようになっていた。



とくに【りこん】した今年は、母おやも じっかにもどってゆっくりしたいのだろう。





そういえば、むかしは  ばあちゃん家、もっとひんぱんに行っていたような気がする。



家が、もっと近かったこともあると思うけど。



(オレのしんがくに合わせて、ひっこしたから)



まだ、じいちゃんも生きてたし、たのしかった。(オレ、けっこう【じいちゃん子】だったんだよね)



じいちゃんは、むかし【学校の先生】だったらしい。



さすがに おしえかた うまくて、わからないところ しつもんしたり、しゅくだい みてもらったりしていた。



いつも やさしくて、はなしも おもしろくて大すきだった。



けど…3年前、ガンでしんじゃった。



今 思うと、そのころから かもしれない。



オレが、あまり ばあちゃん家に行かなくなったのは。
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