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第3話 はいはいレベルアップね。で、モンスターでも倒すんですか? ……え、俺?
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「そもそも、なんで俺は殺されたんだ?」
「……」
俺の問いに、少女は無言で視線を逸らした。
バツの悪い表情。言いづらい内容らしい。
「……知りたい?」
「そりゃまあ……」
むしろ当然だろう。
俺とこの子は初対面。恨みを買っているわけでもない。
まさか単なる憂さ晴らしということはあるまい。
「実はね、おじさんには私のレベルアップに付き合ってほしいの」
「レベルアップ……?」
聞きなれているような、けれど現実感のない単語。
「この世界ではね、モンスターを倒すと経験値が手に入るようになってるの。で、レベルが上がれば魔力の上限が上がったり、今まで使えなかった魔法が使えるようになる。要は強くなれるってことね」
「はぁ……」
なんだかRPGみたいな世界観だな。
てかさらっと出てきたけど魔法なんてあるのかこの世界。いや、モンスターがいるくらいだからあっても変じゃないか。
「でね、ここからがおじさんの出番なんだけど、おじさんには私の経験値稼ぎのために“やられ役”になってほしいの」
あ……。
俺はもうこの時点でなんとなく察した。
「ほら、おじさんならいくらでも復活できるじゃん……ってことは?」
「……無限にレベルアップできる?」
「そう!」
俺の回答に、少女がよくできましたと手を叩く。
「これぞまさしく永久機関。どう? 名案でしょ?」
「いやいやいやいやいやっ!!!」
予想通りのぶっ飛んだお願いに、俺は全力で首を振った。
速すぎて阿修羅みたいになっていたかもしれない。
「だいじょーぶだいじょーぶ。ゼッタイ痛くしないから。昨日だって余裕だったでしょ? あれならせいぜい注射と同じで一瞬で済むから」
「いやそりゃ昨日はビックリが勝ったからな。つーか痛くなくとも普通に恐すぎるんだが!?」
「お願い、人助けだと思って! そのためにあんな求人広告まで作ってわざわざ召喚したわけだし。こっちもなりふり構ってられないんだってば」
「いやだってば、と言われても……ん?」
さらっと混じった発言が引っかかる。
「ちょっと待った。え? あの広告……もしかして君が作ったの?」
「うん。特殊な召喚魔法でね。電話がトリガーで、かけるとこっちの世界に召喚される仕組み」
「なっ……!?」
震える手で指さした俺とは対照的に、少女はあっさりと頷いた。
そういうことだったのか……どうりで記憶が番号をプッシュしたところで途絶えているわけだ。
いや、そんなことより……。
「マジかよ……てっきり俺を拉致したあのペットショップの連中が仕組んだ罠だと思ってたのに……」
「ああ、それは勘違い。あいつらは単なる横取り。常日頃から商品になりそうなモンスターとか探してここいらを徘徊してるみたいで、偶然その網に引っかかちゃったみたいね」
そう語る少女はちょっと不満げだった。あいつらよくも人のものを……とでも言いたげに。
「ま、それもこれも召喚場所が失敗したせいだから仕方ないけどね」
「失敗?」
「ほんとは私の家が出現ポイントになるはずだったの。でもなんでかこの草原までズレちゃったみたい。というわけで、揉めるのも嫌だし普通におじさんのことは買い戻すことにしたわけ。まあ5Gだったらいいかってことで……フ、5Gてw あ、ごめん」
「…………」
おい、なんだ? 何が言いたいんだ? ショボいって言いたいのか?
「てゆーかおじさん、よくあんな胡散臭いのに引っかかったよねw フツーあれ見て電話する? 自分で作っといてなんだけど、どんだけ切羽詰まってたの?w」
「…………」
「ま、よかったじゃん。これもある意味仕事だと思ってさ。ちゃんといろいろ成功したあかつきには報酬も払うから、ちょっと私のために働いてよ。ね?」
少女が手を合わせてお願いのポーズをとる。
「…………」
ダメだ。もう限界だ。
ふぅー……と、俺は深く静かに息を吐いた。
「……それ、本気で言ってんのか?」
「え」
さっきまでとは打って変わって低くなった俺の声のトーンに、少女がたじろぐ。
しかし、俺は構わず続けた。
「俺はなぁ、これでも感謝してたんだぞ。向こうの世界でリストラされて……その上こっちの世界でもずっと売れ残ってたわけだからな。そこにお前が来て、俺を買うって言って……ぶっちゃけうれしかったさ。こんな俺でも必要としてくれる人がいたのかって……本気でうれしかったよ」
そうだ。
牢屋の中に入ってきたあのとき、俺にはこの子が本当に女神に見えたんだ。
「なのに、まさかそもそもの元凶がお前だったなんて……。しかも自分のために死ね……? お前には人の心ってもんがないのか? いったいどんだけ甘やかされて育ったらそんなワガママになれるんだ? あんまり大人を舐めるなよ?」
一度思いを吐露したが最後、俺は堰を切ったように言葉を紡いでいた。
こんなにしゃべったのはいつ以来だろう? 止めようにも止まらなかった。
「…………」
チラッとのぞき見ると、少女は俯きながら俺の説教にじっと耳を傾けていた。
プルプルと肩が震えている。まさか泣いてる? マズい……さすがに子ども相手に言い過ぎたか?
……いや、そんなことはないはず。こちとら文字通り命がけなんだ。言う権利がある。こいつだってそれは解っているはずだ。だから黙ったまま反論してこないのだろう。
でも、やっぱりちょっとかわいそうになってきたような……。
「――か」
「ん?」
少女の唇が微かに動く。
もしや謝罪の言葉でも述べようというのだろうか……?
「ま、まあわかればいいんだ。俺としても謝ったうえで元の世界に帰してくれるなら、今までのことは水に流してやらんでも――」
「うっさいば~~~かッッ!!!」
ザシュッ。
「え」
視界が反転する。なんか見覚えがある景色のような……。
案の定、俺の頭部はまた胴体に別れを告げていた。
こ、こいつ……開き直りやがったッッッ!?
少女が走り去る。
無駄に速い。背中があっという間に遠ざかっていく。
呼び止めようにも声が出ないのでどうすることもできない。
と、少女は一度だけ振り返ってこう叫んだ。
「クソニートッッ!!! 働けッッッ!!!」
☆本日の勝敗
●俺 × 〇メスガキ
敗者の弁:いやだからね? 厳密にはニートじゃないんですよ。ちゃんと定義があるから。そこだけは覚えておいてもらいたい。(吉川)
「……」
俺の問いに、少女は無言で視線を逸らした。
バツの悪い表情。言いづらい内容らしい。
「……知りたい?」
「そりゃまあ……」
むしろ当然だろう。
俺とこの子は初対面。恨みを買っているわけでもない。
まさか単なる憂さ晴らしということはあるまい。
「実はね、おじさんには私のレベルアップに付き合ってほしいの」
「レベルアップ……?」
聞きなれているような、けれど現実感のない単語。
「この世界ではね、モンスターを倒すと経験値が手に入るようになってるの。で、レベルが上がれば魔力の上限が上がったり、今まで使えなかった魔法が使えるようになる。要は強くなれるってことね」
「はぁ……」
なんだかRPGみたいな世界観だな。
てかさらっと出てきたけど魔法なんてあるのかこの世界。いや、モンスターがいるくらいだからあっても変じゃないか。
「でね、ここからがおじさんの出番なんだけど、おじさんには私の経験値稼ぎのために“やられ役”になってほしいの」
あ……。
俺はもうこの時点でなんとなく察した。
「ほら、おじさんならいくらでも復活できるじゃん……ってことは?」
「……無限にレベルアップできる?」
「そう!」
俺の回答に、少女がよくできましたと手を叩く。
「これぞまさしく永久機関。どう? 名案でしょ?」
「いやいやいやいやいやっ!!!」
予想通りのぶっ飛んだお願いに、俺は全力で首を振った。
速すぎて阿修羅みたいになっていたかもしれない。
「だいじょーぶだいじょーぶ。ゼッタイ痛くしないから。昨日だって余裕だったでしょ? あれならせいぜい注射と同じで一瞬で済むから」
「いやそりゃ昨日はビックリが勝ったからな。つーか痛くなくとも普通に恐すぎるんだが!?」
「お願い、人助けだと思って! そのためにあんな求人広告まで作ってわざわざ召喚したわけだし。こっちもなりふり構ってられないんだってば」
「いやだってば、と言われても……ん?」
さらっと混じった発言が引っかかる。
「ちょっと待った。え? あの広告……もしかして君が作ったの?」
「うん。特殊な召喚魔法でね。電話がトリガーで、かけるとこっちの世界に召喚される仕組み」
「なっ……!?」
震える手で指さした俺とは対照的に、少女はあっさりと頷いた。
そういうことだったのか……どうりで記憶が番号をプッシュしたところで途絶えているわけだ。
いや、そんなことより……。
「マジかよ……てっきり俺を拉致したあのペットショップの連中が仕組んだ罠だと思ってたのに……」
「ああ、それは勘違い。あいつらは単なる横取り。常日頃から商品になりそうなモンスターとか探してここいらを徘徊してるみたいで、偶然その網に引っかかちゃったみたいね」
そう語る少女はちょっと不満げだった。あいつらよくも人のものを……とでも言いたげに。
「ま、それもこれも召喚場所が失敗したせいだから仕方ないけどね」
「失敗?」
「ほんとは私の家が出現ポイントになるはずだったの。でもなんでかこの草原までズレちゃったみたい。というわけで、揉めるのも嫌だし普通におじさんのことは買い戻すことにしたわけ。まあ5Gだったらいいかってことで……フ、5Gてw あ、ごめん」
「…………」
おい、なんだ? 何が言いたいんだ? ショボいって言いたいのか?
「てゆーかおじさん、よくあんな胡散臭いのに引っかかったよねw フツーあれ見て電話する? 自分で作っといてなんだけど、どんだけ切羽詰まってたの?w」
「…………」
「ま、よかったじゃん。これもある意味仕事だと思ってさ。ちゃんといろいろ成功したあかつきには報酬も払うから、ちょっと私のために働いてよ。ね?」
少女が手を合わせてお願いのポーズをとる。
「…………」
ダメだ。もう限界だ。
ふぅー……と、俺は深く静かに息を吐いた。
「……それ、本気で言ってんのか?」
「え」
さっきまでとは打って変わって低くなった俺の声のトーンに、少女がたじろぐ。
しかし、俺は構わず続けた。
「俺はなぁ、これでも感謝してたんだぞ。向こうの世界でリストラされて……その上こっちの世界でもずっと売れ残ってたわけだからな。そこにお前が来て、俺を買うって言って……ぶっちゃけうれしかったさ。こんな俺でも必要としてくれる人がいたのかって……本気でうれしかったよ」
そうだ。
牢屋の中に入ってきたあのとき、俺にはこの子が本当に女神に見えたんだ。
「なのに、まさかそもそもの元凶がお前だったなんて……。しかも自分のために死ね……? お前には人の心ってもんがないのか? いったいどんだけ甘やかされて育ったらそんなワガママになれるんだ? あんまり大人を舐めるなよ?」
一度思いを吐露したが最後、俺は堰を切ったように言葉を紡いでいた。
こんなにしゃべったのはいつ以来だろう? 止めようにも止まらなかった。
「…………」
チラッとのぞき見ると、少女は俯きながら俺の説教にじっと耳を傾けていた。
プルプルと肩が震えている。まさか泣いてる? マズい……さすがに子ども相手に言い過ぎたか?
……いや、そんなことはないはず。こちとら文字通り命がけなんだ。言う権利がある。こいつだってそれは解っているはずだ。だから黙ったまま反論してこないのだろう。
でも、やっぱりちょっとかわいそうになってきたような……。
「――か」
「ん?」
少女の唇が微かに動く。
もしや謝罪の言葉でも述べようというのだろうか……?
「ま、まあわかればいいんだ。俺としても謝ったうえで元の世界に帰してくれるなら、今までのことは水に流してやらんでも――」
「うっさいば~~~かッッ!!!」
ザシュッ。
「え」
視界が反転する。なんか見覚えがある景色のような……。
案の定、俺の頭部はまた胴体に別れを告げていた。
こ、こいつ……開き直りやがったッッッ!?
少女が走り去る。
無駄に速い。背中があっという間に遠ざかっていく。
呼び止めようにも声が出ないのでどうすることもできない。
と、少女は一度だけ振り返ってこう叫んだ。
「クソニートッッ!!! 働けッッッ!!!」
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●俺 × 〇メスガキ
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