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第1部 2章 底辺ぼっち VS DQN
新学期
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――9月1日、月曜日。
今日から学校は新学期が始まる。
体育館での始業式が終わり、生徒同士がそれぞれの夏休みの思い出話で盛り上がる教室内。
普通であれば楽しい時間。
だが、底辺ぼっちの時杉にとっては苦行のような時間である。
そこかしこにできている仲良しグループ。
もちろんその輪の中に時杉はいない。
……しかし。
例年なら死んだ魚のような目をしている時杉だが、この日は少し様子が違った。
いや、少しどころではない。
「フフ……」
隠しきれない笑みがこぼれる。
彼が見ているのはスマホの画面。
(ついに……ついに俺にもスキルが……)
ダンマス内のスキルのページ。
そこにはもう、かつてあった《NO SKILL》の文字はない。
その代わりにあるのは……。
スキル名:【セーブ】
昨夜から延々と穴の開くほど見続けているが、一向に飽きない。
それどころか文字が輝いているようにすら見えた、
(それにしても、ダンジョン内でセーブポイントを作れるスキルか……。改めて考えると、ずいぶんとまた珍しい能力を引いたもんだよな)
全人類総スキル社会。そして世界の人口が80億人。
これだけいれば、スキルが被ることは往々にしてある。
その上で、こんな能力は聞いた事がなかった。
昨晩から今朝にかけて有志が作ったスキルの一覧をまとめたサイトを覗いてみたが、その中にも見当たらなかった。それこそ似たような能力すら。
唯一無二のオリジナル。
世界で一人だけが使えるユニークスキル。
(そんなスキルを、まさか俺が持つことになるなんて……)
一晩経っても、まだ時杉の胸の内はフワフワしていた。
とはいえ、喜んでばかりもいられない。
唯一無二ということは、逆に言えば未知ということでもある。つまり、他人による参考になる使い方もこの世にないことを意味する。
(実際問題、どう使うのが正解なんだろう? とりあえずはゲームと同じ感覚でいいのかな? まあでも、そこは追々使ってみてって感じか……)
また、他にも考えるべき点はある。
時杉はスマホへ向けていた視線を画面の下へと少し動かした。
┏ ───────────────────────── ┓
〇スロット1
日時:NO DATA
場所:NO DATA
┗ ───────────────────────── ┛
『NO DATA』――恐らく、セーブしたデータがリセットされたと言うことだろう。
このことに気づいたのは、昨晩家に帰ってからだ。
(これってたぶん、ダンジョンの外に出ちゃったから……ってことだよな?)
なんとなくそう推測する。
他にデータが消える理由は思い当たらなかった。
(もしそうだとして、ってことはダンジョンを途中まで攻略した後、いったん外に出て休憩や補給をしてから再挑戦するなんて使い方は無理ってことか……)
それができたらもっと革命的だったのに……。
ただ、口惜しさを感じる一方、これについてはある程度予想していた。
スキルはあくまでダンジョン内でのみ使える特殊能力。もとより地上では使えない。
そのため“身体強化”のような効果が持続するタイプのスキルも、ダンジョンから出た瞬間には消えてしまう。
であるなら、セーブスキルについても効果がリセットされてもおかしくはない。
(とすると、やっぱりダンジョンに潜る前の情報収集や下準備は慎重に、ってのは変えちゃダメってことだな)
だが、そうして自分を戒めるように呟きつつも、時杉に悲壮感はなかった。
なぜならこうやって自分のスキルを分析するという状況自体、これまで経験のなかったことなのだ。
この先、どのように【セーブスキル】を使ってダンジョンを攻略していくか――。
それを想像するだけでワクワクしてくる。
だからこそ、さっきからずっと時杉の口元は緩みっぱなしだった。
「――おい、なにニヤニヤしてんだよ、なし男」
だが、そんな上機嫌をぶち壊すような声が頭上から聞こえた。
(げ……)
話しかけてきたのは、見るからにDQNな風貌の男子生徒。
剃り込みの入った赤い坊主に鼻ピアス、それに筋骨隆々な肉体。
(豪山……)
豪山愛修羅。
時杉と同じ2年F組のクラスメイトで、クラスの中心的人物。
ちなみに夏休み前日に時杉をからかってきた人物でもある。
「お? んだよ、今イヤそうな顔しなかった? もしかしてオレ嫌われてる?」
「……イヤベツニ」
「だよなぁ~。まさかノースキルで学年最下位のオメェが、学年でもトップテンに入るオレ様に話しかけられてうれしくないわけね~よなぁ?」
「……ソウデスネ」
ドカッと断りもなく時杉の机に腰を下ろす豪山に、時杉が感情ゼロの相槌(あいづち)を返す。
まるで嵐が過ぎ去るのを待つかの如く虚無の表情。
「つーか、さっきからなに見てたんだよ? ま、オメェのことだからどうせ有名攻略者の配信でも見て、『いつかボクだってこんな風になってやるんだ……!』とか妄想してたんだろ? やめとけやめとけ。ノースキルがそんな夢見たってムダだっつのw」
いかにも憎たらしい口調とともに、豪山がガハハと大口を開けて笑う。
その奥では、普段豪山の取り巻きをしている連中たちもこっちを見て笑っていた。
(くっ、こいつら……!)
時杉が内心で歯噛みする。
本音を言えば今すぐにでも「スキル? 僕にも目覚めましたけど?」とドヤ顔で言ってやりたかったが、ここはグッと堪える。
(……いや、耐えろ。今話したら教室内は恐らく大混乱。あれこれ質問攻めに合うに決まってる)
今までノースキルだった時杉が急にスキルを手に入れた。
そんなビッグニュース、さらりと流されるはずがない。
(だが、正直それは避けたい。そんな状況になったら、ヘタしたらコミュ障が炸裂して泣いてしまうかもしれない……!)
常日頃ボッチ街道を爆進している時杉にとって、多人数でしゃべる機会はない。そうなったが最後、あわあわと返答に窮するのは目に見えている。
無論、スキルを獲得した事実自体はアプリの画面を見せれば済む。だが、能力の内容についてはある程度自分で説明しなければ伝わらないだろう。
(でもなぁ、スキルが使えるのはダンジョンの中だけだし。直接使って見せようにも、まずはどこかのダンジョンに潜らないといけないんだよな。とはいえ、授業で本物のダンジョンに潜る機会なんてそうそうないし……)
今や当たり前となったダンジョン攻略の授業だが、基本的には座学や体力強化、模擬戦などが中心となる。
本物のダンジョンに赴くとなると、現地への移動や役所への許可申請や挑戦料の支払いなどなど、手間やコストがかかり学校側の負担が大きいからだ。
そのためダンジョンでの実地演習は月一回、それも月末にしかない。
つまり、時杉が学校でスキルを披露する機会はしばらく来ない。
「は~い、みなさん席に座ってくださ~い」
ガラッと教室のドアが開く。
入ってきたのは担任である和歌森三保乃先生。おっとりとした癒し系の美人で、生徒からは母親とかお姉ちゃんのように慕われている。
ちなみに、こう見えて彼女の専門教科はダンジョン攻略である。
(まあいいか。なんたってまだスキルを手に入れて一日しか経ってないしな。実際に学校で披露するのは、もっとこのスキルのことをちゃんと理解してからでも遅くな――)
などと時杉が考えていると、教卓の上で和歌森先生がニコリと両手を合わせながら言った。
「え~、本日の午後の授業は夏休み明け初回ということもあり、特別にダンジョンでの演習を行います。みなさん、移動の準備をしておいてくださいね」
………………おろ?
今日から学校は新学期が始まる。
体育館での始業式が終わり、生徒同士がそれぞれの夏休みの思い出話で盛り上がる教室内。
普通であれば楽しい時間。
だが、底辺ぼっちの時杉にとっては苦行のような時間である。
そこかしこにできている仲良しグループ。
もちろんその輪の中に時杉はいない。
……しかし。
例年なら死んだ魚のような目をしている時杉だが、この日は少し様子が違った。
いや、少しどころではない。
「フフ……」
隠しきれない笑みがこぼれる。
彼が見ているのはスマホの画面。
(ついに……ついに俺にもスキルが……)
ダンマス内のスキルのページ。
そこにはもう、かつてあった《NO SKILL》の文字はない。
その代わりにあるのは……。
スキル名:【セーブ】
昨夜から延々と穴の開くほど見続けているが、一向に飽きない。
それどころか文字が輝いているようにすら見えた、
(それにしても、ダンジョン内でセーブポイントを作れるスキルか……。改めて考えると、ずいぶんとまた珍しい能力を引いたもんだよな)
全人類総スキル社会。そして世界の人口が80億人。
これだけいれば、スキルが被ることは往々にしてある。
その上で、こんな能力は聞いた事がなかった。
昨晩から今朝にかけて有志が作ったスキルの一覧をまとめたサイトを覗いてみたが、その中にも見当たらなかった。それこそ似たような能力すら。
唯一無二のオリジナル。
世界で一人だけが使えるユニークスキル。
(そんなスキルを、まさか俺が持つことになるなんて……)
一晩経っても、まだ時杉の胸の内はフワフワしていた。
とはいえ、喜んでばかりもいられない。
唯一無二ということは、逆に言えば未知ということでもある。つまり、他人による参考になる使い方もこの世にないことを意味する。
(実際問題、どう使うのが正解なんだろう? とりあえずはゲームと同じ感覚でいいのかな? まあでも、そこは追々使ってみてって感じか……)
また、他にも考えるべき点はある。
時杉はスマホへ向けていた視線を画面の下へと少し動かした。
┏ ───────────────────────── ┓
〇スロット1
日時:NO DATA
場所:NO DATA
┗ ───────────────────────── ┛
『NO DATA』――恐らく、セーブしたデータがリセットされたと言うことだろう。
このことに気づいたのは、昨晩家に帰ってからだ。
(これってたぶん、ダンジョンの外に出ちゃったから……ってことだよな?)
なんとなくそう推測する。
他にデータが消える理由は思い当たらなかった。
(もしそうだとして、ってことはダンジョンを途中まで攻略した後、いったん外に出て休憩や補給をしてから再挑戦するなんて使い方は無理ってことか……)
それができたらもっと革命的だったのに……。
ただ、口惜しさを感じる一方、これについてはある程度予想していた。
スキルはあくまでダンジョン内でのみ使える特殊能力。もとより地上では使えない。
そのため“身体強化”のような効果が持続するタイプのスキルも、ダンジョンから出た瞬間には消えてしまう。
であるなら、セーブスキルについても効果がリセットされてもおかしくはない。
(とすると、やっぱりダンジョンに潜る前の情報収集や下準備は慎重に、ってのは変えちゃダメってことだな)
だが、そうして自分を戒めるように呟きつつも、時杉に悲壮感はなかった。
なぜならこうやって自分のスキルを分析するという状況自体、これまで経験のなかったことなのだ。
この先、どのように【セーブスキル】を使ってダンジョンを攻略していくか――。
それを想像するだけでワクワクしてくる。
だからこそ、さっきからずっと時杉の口元は緩みっぱなしだった。
「――おい、なにニヤニヤしてんだよ、なし男」
だが、そんな上機嫌をぶち壊すような声が頭上から聞こえた。
(げ……)
話しかけてきたのは、見るからにDQNな風貌の男子生徒。
剃り込みの入った赤い坊主に鼻ピアス、それに筋骨隆々な肉体。
(豪山……)
豪山愛修羅。
時杉と同じ2年F組のクラスメイトで、クラスの中心的人物。
ちなみに夏休み前日に時杉をからかってきた人物でもある。
「お? んだよ、今イヤそうな顔しなかった? もしかしてオレ嫌われてる?」
「……イヤベツニ」
「だよなぁ~。まさかノースキルで学年最下位のオメェが、学年でもトップテンに入るオレ様に話しかけられてうれしくないわけね~よなぁ?」
「……ソウデスネ」
ドカッと断りもなく時杉の机に腰を下ろす豪山に、時杉が感情ゼロの相槌(あいづち)を返す。
まるで嵐が過ぎ去るのを待つかの如く虚無の表情。
「つーか、さっきからなに見てたんだよ? ま、オメェのことだからどうせ有名攻略者の配信でも見て、『いつかボクだってこんな風になってやるんだ……!』とか妄想してたんだろ? やめとけやめとけ。ノースキルがそんな夢見たってムダだっつのw」
いかにも憎たらしい口調とともに、豪山がガハハと大口を開けて笑う。
その奥では、普段豪山の取り巻きをしている連中たちもこっちを見て笑っていた。
(くっ、こいつら……!)
時杉が内心で歯噛みする。
本音を言えば今すぐにでも「スキル? 僕にも目覚めましたけど?」とドヤ顔で言ってやりたかったが、ここはグッと堪える。
(……いや、耐えろ。今話したら教室内は恐らく大混乱。あれこれ質問攻めに合うに決まってる)
今までノースキルだった時杉が急にスキルを手に入れた。
そんなビッグニュース、さらりと流されるはずがない。
(だが、正直それは避けたい。そんな状況になったら、ヘタしたらコミュ障が炸裂して泣いてしまうかもしれない……!)
常日頃ボッチ街道を爆進している時杉にとって、多人数でしゃべる機会はない。そうなったが最後、あわあわと返答に窮するのは目に見えている。
無論、スキルを獲得した事実自体はアプリの画面を見せれば済む。だが、能力の内容についてはある程度自分で説明しなければ伝わらないだろう。
(でもなぁ、スキルが使えるのはダンジョンの中だけだし。直接使って見せようにも、まずはどこかのダンジョンに潜らないといけないんだよな。とはいえ、授業で本物のダンジョンに潜る機会なんてそうそうないし……)
今や当たり前となったダンジョン攻略の授業だが、基本的には座学や体力強化、模擬戦などが中心となる。
本物のダンジョンに赴くとなると、現地への移動や役所への許可申請や挑戦料の支払いなどなど、手間やコストがかかり学校側の負担が大きいからだ。
そのためダンジョンでの実地演習は月一回、それも月末にしかない。
つまり、時杉が学校でスキルを披露する機会はしばらく来ない。
「は~い、みなさん席に座ってくださ~い」
ガラッと教室のドアが開く。
入ってきたのは担任である和歌森三保乃先生。おっとりとした癒し系の美人で、生徒からは母親とかお姉ちゃんのように慕われている。
ちなみに、こう見えて彼女の専門教科はダンジョン攻略である。
(まあいいか。なんたってまだスキルを手に入れて一日しか経ってないしな。実際に学校で披露するのは、もっとこのスキルのことをちゃんと理解してからでも遅くな――)
などと時杉が考えていると、教卓の上で和歌森先生がニコリと両手を合わせながら言った。
「え~、本日の午後の授業は夏休み明け初回ということもあり、特別にダンジョンでの演習を行います。みなさん、移動の準備をしておいてくださいね」
………………おろ?
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