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二章 配信
第一話(後編)
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_:( _* ́ཫ`):_もう無理寝る。改善点探すのは明日でいいや、おやすみなさい。
「いってぇぇぇぇ!身体が……身体がァァァ!もう最悪。配信終わったあとそのまま机に突っ伏して寝るんじゃなかった。振り絞った最後の力の使い道をキーボードをどかすことじゃなくてベッドまで行くことに使えば良かった……」
まぁそんなことを考える余裕があったのかと聞かれればなかったと答えるしかないんですけれども。緊張による精神的疲労と歌ったことによる肉体的疲労のダブルパンチで瀕死だったからまぁしゃーなしか。
初配信は今の私に出来ることを出し切れたし後悔はないし満足してる。問題は登録者数と再生数と好評価数だ。後悔はないし満足もしてるけどそれとこれとは別!
私も配信者である以上数字が大事なんよ。収益化にも関わってくるしね。機材とかの追加購入のためにお金も必要だしね。おじいちゃんおばあちゃんばかりに頼ってられないからさ。
というわけで初配信の反響は……っと。
まずは登録者!752人!あれ?配信にそんないた?まぁ配信後一晩空いてるからね。
次の最大同接数は320人ヤッターこれで勝つる!こんなにいたんだ!コメントしてないけど見てた人が大多数だったのか。コメントって勇気いるしね。私だけじゃないよね?
再生回数は3542……しゃおらー!あ、やべ叫びすぎた。朝っぱらから叫んだらめっちゃ近所迷惑じゃん。まだ寝ていた近隣住民の皆さん、すいませんでした。
もうここまできたら好評価も期待出来ちゃうなぁ~ちょっと奥さーん好評価674ですって!あらヤダ~。
テンション上がりすぎて情緒とキャラが不安定に……(〃´o`)フゥ…お見苦しいところをお見せしました。
いや~大・満・足!!今夜は宴だァ~!お金ないから気持ちだけだけど……悲し
さんざん騒いだからお腹空いたなぁ~朝ごはん食べにいこ。
「おばあちゃんおはよ~」
『結衣おはよう。昨日はお疲れ様。』
「( '-' )スゥゥゥ⤴︎︎︎な、なんのこと?」
『ふふっそうだったわね。なんでもないわ。ご飯出来てるから先に食べちゃいなさい。おじいちゃんは私が起こしてくるから。』
「うん」
――――――――――――――――――――――――――
『おじいちゃん、早く起きて!』
《ふぁ~なんだ今日は結衣じゃないのか。》
『なんだとは何よ!私一応あなたの妻なのよ!』
《すまんすまん。で、今日わざわざ結衣の代わりにわしを起こしに来たんだ。何か用事があるんだろ?》
『今晩は外食にしようと思ってどこがいいか相談しようと思ってね。』
《結衣に直接きけばいいだろ?》
『ほら、配信のことは知らないフリをして欲しいって言ってたじゃない?だから聞けないのよ。』
《あぁそういえばそうだったな。回転寿司でいいんじゃないか?特別感あるし結衣の好きなうどんもスイーツもある。回転寿司のうどんは出汁が美味くてなかなか侮れんからな。》
『じゃあそうしましょうか。それじゃあさっさと下に降りて朝ごはん食べちゃいましょ。』
《あぁそうだな。すぐ行くよ。》
――――――――――――――――――――――――――
「ごちそうさまでした。」
『あら、結衣はちょうど食べ終わったところなのね。お粗末さまでした。今晩は回転寿司に行くわよ!おじいちゃんがお寿司を食べたい気分みたいだからね。』
私のために……理由は強引だしおじいちゃんが理由の生贄にされてるけど。でも、やっぱりこうやって自分のためにお祝いしてくれる人がいるっていうのは嬉しいな。
「外食!私、めちゃくちゃ楽しみだよ、おばあちゃん!」
「いってぇぇぇぇ!身体が……身体がァァァ!もう最悪。配信終わったあとそのまま机に突っ伏して寝るんじゃなかった。振り絞った最後の力の使い道をキーボードをどかすことじゃなくてベッドまで行くことに使えば良かった……」
まぁそんなことを考える余裕があったのかと聞かれればなかったと答えるしかないんですけれども。緊張による精神的疲労と歌ったことによる肉体的疲労のダブルパンチで瀕死だったからまぁしゃーなしか。
初配信は今の私に出来ることを出し切れたし後悔はないし満足してる。問題は登録者数と再生数と好評価数だ。後悔はないし満足もしてるけどそれとこれとは別!
私も配信者である以上数字が大事なんよ。収益化にも関わってくるしね。機材とかの追加購入のためにお金も必要だしね。おじいちゃんおばあちゃんばかりに頼ってられないからさ。
というわけで初配信の反響は……っと。
まずは登録者!752人!あれ?配信にそんないた?まぁ配信後一晩空いてるからね。
次の最大同接数は320人ヤッターこれで勝つる!こんなにいたんだ!コメントしてないけど見てた人が大多数だったのか。コメントって勇気いるしね。私だけじゃないよね?
再生回数は3542……しゃおらー!あ、やべ叫びすぎた。朝っぱらから叫んだらめっちゃ近所迷惑じゃん。まだ寝ていた近隣住民の皆さん、すいませんでした。
もうここまできたら好評価も期待出来ちゃうなぁ~ちょっと奥さーん好評価674ですって!あらヤダ~。
テンション上がりすぎて情緒とキャラが不安定に……(〃´o`)フゥ…お見苦しいところをお見せしました。
いや~大・満・足!!今夜は宴だァ~!お金ないから気持ちだけだけど……悲し
さんざん騒いだからお腹空いたなぁ~朝ごはん食べにいこ。
「おばあちゃんおはよ~」
『結衣おはよう。昨日はお疲れ様。』
「( '-' )スゥゥゥ⤴︎︎︎な、なんのこと?」
『ふふっそうだったわね。なんでもないわ。ご飯出来てるから先に食べちゃいなさい。おじいちゃんは私が起こしてくるから。』
「うん」
――――――――――――――――――――――――――
『おじいちゃん、早く起きて!』
《ふぁ~なんだ今日は結衣じゃないのか。》
『なんだとは何よ!私一応あなたの妻なのよ!』
《すまんすまん。で、今日わざわざ結衣の代わりにわしを起こしに来たんだ。何か用事があるんだろ?》
『今晩は外食にしようと思ってどこがいいか相談しようと思ってね。』
《結衣に直接きけばいいだろ?》
『ほら、配信のことは知らないフリをして欲しいって言ってたじゃない?だから聞けないのよ。』
《あぁそういえばそうだったな。回転寿司でいいんじゃないか?特別感あるし結衣の好きなうどんもスイーツもある。回転寿司のうどんは出汁が美味くてなかなか侮れんからな。》
『じゃあそうしましょうか。それじゃあさっさと下に降りて朝ごはん食べちゃいましょ。』
《あぁそうだな。すぐ行くよ。》
――――――――――――――――――――――――――
「ごちそうさまでした。」
『あら、結衣はちょうど食べ終わったところなのね。お粗末さまでした。今晩は回転寿司に行くわよ!おじいちゃんがお寿司を食べたい気分みたいだからね。』
私のために……理由は強引だしおじいちゃんが理由の生贄にされてるけど。でも、やっぱりこうやって自分のためにお祝いしてくれる人がいるっていうのは嬉しいな。
「外食!私、めちゃくちゃ楽しみだよ、おばあちゃん!」
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