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黄金
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眩しい光を手で遮り、光の先に細めた目を向ける。一面真っ白だった視界が落ち着き、白以外の色と輪郭が浮かび上がる。
『これは・・・?』
俺より先に視界が晴れたズィーリオスの困惑した声が脳内に響く。一体何が目の前に広がっているというのだろう。目を擦り、ぼやけている焦点を合わせる。すると、そこに見えたのは一面黄金色の景色だった。
『なんでここに、こんな大量の草が生えているんだ?』
ズィーリオスが首を横に傾ける。最奥と思われる開けた空間は、明るい光に包まれていた。天井があり空が見えないにも関わらず、まるで日光のような眩しさだった。だが、日光のような暑さは感じず、心地よい暖かさと爽やかな風が何処からともなく吹いている。
そんな風に揺られて、黄金色の草は波を描く。本当に黄金ではない。ただ、その色が見事な黄金色であるだけ。ズィーリオスが言うようにそれは丈の長い草に見えるだろう。しかし、それはまさしく黄金。そして、ただの草ではない。これは・・・!
「稲だ!!」
『いね?』
ズィーリオスの背から飛び降りて、俺は稲穂の側まで駆け寄る。1センチに満たない小さな粒が黄金色の殻に包まれて連なっている。たわわに実ったたくさんの粒たちは、綺麗なアーチを描いて垂れ下がっていた。
「ああ、稲!米だよ米!!」
『???』
稲穂にそっと手を伸ばす。しっかりとした重さが手に圧し掛かる。それに、良く見てみると、米粒は大きい方かもしれない。殻を剥いでみなければ分からないが、それでも一粒一粒が大きいだろうことは目に見えて分かる。
稲穂から手を離し、辺りを見渡す。やっと、やっと米が食べられる!!ずっと探していた米がこんなところにあったなんて!!それも見るからに美味しそうな米だ。収穫時期がピッタリでタイミングが良すぎる!苦労してエルフの国に来た甲斐があった!!
『・・・ねえ、何で泣いてるの・・・?』
ズィーリオスが若干引き気味に声を掛けて来る。ああ、そうか。俺は感動のあまり涙が溢れて止まらないようだ。俺は、少し距離を開けて隣に立っているズィーリオスに振り向く。目があったズィーリオスは、何故か一歩二歩と後退して俺から離れる。
「ずっと探していたやつだ・・!あったよ!米が!!」
ズィーリオスとの距離を詰めて、ズィーリオスの顔を両手で挟み込んでわしゃわしゃと撫でまわす。ズィーリオスが頭を引こうとしたが、離さずに撫でまわし続ける。
『ちょっ!止めっ!落ち着け!!』
ズィーリオスの肉球が俺のお腹を押す。押されたことで、仕方なく両手を離してズィーリオスの頭を解放した。
『はー、助かった・・。で?こめ?ってなんだ?』
何故か先ほどよりも俺から距離と取ったズィーリオスが尋ねてきた。
「食べ物だよ!!ほら、前にパンではなくて、どんな食べ物にも合う美味い食べ物があるって話をしただろ!?それだよそれ!」
『あー。確かにそんなこと言ってたな・・。でも、まさかこんな草だったのか・・・』
「おい!確かに植物だけど、その辺に生えている草と一緒にするんじゃない!」
『ご、ごめん・・・』
俺は殻の付いた米の部分を指さしてズィーリオスに顔を向ける。
「食べる部分はここだ!他のところは食べないぞ?」
『そこ?固そうだけど・・・?』
ゆっくりと俺を警戒しながら近づいてきたズィーリオスは、俺のところではなく、離れたところにある別の稲穂に近づき、鼻で匂いを嗅ぐ。
「いや、そのままは食べない。この殻を剥いた中身を調理して食べるんだ!」
『は!?この小さい粒の殻をか!?』
「そうだぞ?」
『一粒ずつ?』
「殻はな。まあ、殻は食べられないから当然、食べるなら全て剥くぞ?そして、食べる時は一粒ずつって感じではなくて、何粒もまとめて食べるんだ。小さいからな」
『嘘だろ・・・。なんて面倒な・・・』
ズィーリオスが目を見開いて固まってしまった。うーん。米が見つかったのは嬉しいが、問題は殻を剥くことなんだよなー。今まで米を見たことがなかったってことは、脱穀機なんてあるはずがないし・・。確かに自力でやるには気が遠くなる作業なんだよな。でも、米を食べないという選択肢はないから・・・どうしようか。
丈がそこそこあるため、あまり遠くまでは見渡せない。そのため、視界を埋め尽くす黄金色の景色が、実際にはどれだけ広がっているのかが把握しずらい。だが、なんとなく20平方メートル分ぐらいはあるんじゃないだろうか。稲が生えている面積はかなり小さい。一房ずつに結構付いているので、一食分ぐらいはあるだろう。この状態では、何食分の米があるのか分からないけれど。
やっぱり、ここは魔法の出番だよな。刈り取りはまだ自力で出来るとしても、脱穀を自力でやるには不安がある。イメージでは、すり鉢のようなもので殻だけを割るやり方だと思うのだが・・・中の米まで潰してしまいそう。力加減を間違えて、ただでさえ少ない米が更に消えてしまうのは困る。やはり魔法しかないな。
ズィーリオスに視線を向けると、俺の視線に気付いてこちらに顔を向ける。
『マジで食べるのか?』
「もちろん!」
『・・・・絶対?』
「当然!」
『・・・美味いんだよね?』
「素晴らしく」
『・・・その殻ってどうやって剥くの?』
「魔法?」
『・・・・魔法』
ズィーリオスが首を横にゆっくりと振って溜息を吐く。
『ちゃんと細かく指示を出してよ?俺はこれについて知らないから』
「っ!?わかった!」
ズィーリオスの協力を手に入れ、俺はズィーリオスに飛びついて撫でまわしたのだった。
「ありがとう!ふふっ!楽しみだな!」
『そんなに美味しいのか・・・』
疲れ気味のズィーリオスが横になった状態で呟く。両目は閉じられており、耳は後ろにペタリと倒れていた。
ズィーリオスに協力してもらい、俺は稲を全て収穫していた。そして、米粒の殻を少しずつ削り取る形で脱穀してもらうことにした。複数を一気にやるのはさすがに難しいため、まずは一粒ずつ挑戦してもらっていた。しかし、対象が小さく繊細な作業が必要となるため、ズィーリオスの神経が擦り減ってしまっていた。だから今は休憩中である。俺は指示を出すだけでやることはなかったため、ズィーリオスを労う意味でブラッシングをしている。それはそれは、いつも以上に丁寧に。ふわふわ過ぎて抱き着きたい衝動に駆られるが、抱き着いてしまうと折角のふわふわが潰れてしまう。潰れてしまうのは納得できないため、俺の心は葛藤で揺れていた。
気持ちよさそうに鼻息を吐いたズィーリオスを横目に、俺は刈り取られた田んぼに目を向けた。田んぼは俺の予想よりも小さいように見えるが、空間自体が狭いため、割と大きく見える。その側には収穫した稲が置かれていた。田んぼの大きさは小さいはずだが、収穫した量を見る限り、俺たちの食事の1週間分はありそうだ。存外量があったらしい。
そして、田んぼを挿んだ反対側。そこには4畳程度の空間があり、その中央には50センチほどの高さの台があった。いや、台ではなく立方体の水瓶であった。その水瓶には、田んぼに向かって溝がある。どうやらその水瓶から田んぼへ水を引いていたらしい。俺が確認した時には、水瓶の中には水はなく、溝に流すための穴も蓋がされていた。触ってみても蓋を外すことが出来なかったため、長い間使用されていなかったようだ。
本当にここは何の目的で作られた空間なのだろうか?聖域になった後に、聖獣の誰かが作った空間なのだろうか?それとも、聖域になる前に作られたのだろうか?考えても分からない。不思議な聖域内で、俺は暫くの間ズィーリオスのブラッシングを続けるのだった。
『これは・・・?』
俺より先に視界が晴れたズィーリオスの困惑した声が脳内に響く。一体何が目の前に広がっているというのだろう。目を擦り、ぼやけている焦点を合わせる。すると、そこに見えたのは一面黄金色の景色だった。
『なんでここに、こんな大量の草が生えているんだ?』
ズィーリオスが首を横に傾ける。最奥と思われる開けた空間は、明るい光に包まれていた。天井があり空が見えないにも関わらず、まるで日光のような眩しさだった。だが、日光のような暑さは感じず、心地よい暖かさと爽やかな風が何処からともなく吹いている。
そんな風に揺られて、黄金色の草は波を描く。本当に黄金ではない。ただ、その色が見事な黄金色であるだけ。ズィーリオスが言うようにそれは丈の長い草に見えるだろう。しかし、それはまさしく黄金。そして、ただの草ではない。これは・・・!
「稲だ!!」
『いね?』
ズィーリオスの背から飛び降りて、俺は稲穂の側まで駆け寄る。1センチに満たない小さな粒が黄金色の殻に包まれて連なっている。たわわに実ったたくさんの粒たちは、綺麗なアーチを描いて垂れ下がっていた。
「ああ、稲!米だよ米!!」
『???』
稲穂にそっと手を伸ばす。しっかりとした重さが手に圧し掛かる。それに、良く見てみると、米粒は大きい方かもしれない。殻を剥いでみなければ分からないが、それでも一粒一粒が大きいだろうことは目に見えて分かる。
稲穂から手を離し、辺りを見渡す。やっと、やっと米が食べられる!!ずっと探していた米がこんなところにあったなんて!!それも見るからに美味しそうな米だ。収穫時期がピッタリでタイミングが良すぎる!苦労してエルフの国に来た甲斐があった!!
『・・・ねえ、何で泣いてるの・・・?』
ズィーリオスが若干引き気味に声を掛けて来る。ああ、そうか。俺は感動のあまり涙が溢れて止まらないようだ。俺は、少し距離を開けて隣に立っているズィーリオスに振り向く。目があったズィーリオスは、何故か一歩二歩と後退して俺から離れる。
「ずっと探していたやつだ・・!あったよ!米が!!」
ズィーリオスとの距離を詰めて、ズィーリオスの顔を両手で挟み込んでわしゃわしゃと撫でまわす。ズィーリオスが頭を引こうとしたが、離さずに撫でまわし続ける。
『ちょっ!止めっ!落ち着け!!』
ズィーリオスの肉球が俺のお腹を押す。押されたことで、仕方なく両手を離してズィーリオスの頭を解放した。
『はー、助かった・・。で?こめ?ってなんだ?』
何故か先ほどよりも俺から距離と取ったズィーリオスが尋ねてきた。
「食べ物だよ!!ほら、前にパンではなくて、どんな食べ物にも合う美味い食べ物があるって話をしただろ!?それだよそれ!」
『あー。確かにそんなこと言ってたな・・。でも、まさかこんな草だったのか・・・』
「おい!確かに植物だけど、その辺に生えている草と一緒にするんじゃない!」
『ご、ごめん・・・』
俺は殻の付いた米の部分を指さしてズィーリオスに顔を向ける。
「食べる部分はここだ!他のところは食べないぞ?」
『そこ?固そうだけど・・・?』
ゆっくりと俺を警戒しながら近づいてきたズィーリオスは、俺のところではなく、離れたところにある別の稲穂に近づき、鼻で匂いを嗅ぐ。
「いや、そのままは食べない。この殻を剥いた中身を調理して食べるんだ!」
『は!?この小さい粒の殻をか!?』
「そうだぞ?」
『一粒ずつ?』
「殻はな。まあ、殻は食べられないから当然、食べるなら全て剥くぞ?そして、食べる時は一粒ずつって感じではなくて、何粒もまとめて食べるんだ。小さいからな」
『嘘だろ・・・。なんて面倒な・・・』
ズィーリオスが目を見開いて固まってしまった。うーん。米が見つかったのは嬉しいが、問題は殻を剥くことなんだよなー。今まで米を見たことがなかったってことは、脱穀機なんてあるはずがないし・・。確かに自力でやるには気が遠くなる作業なんだよな。でも、米を食べないという選択肢はないから・・・どうしようか。
丈がそこそこあるため、あまり遠くまでは見渡せない。そのため、視界を埋め尽くす黄金色の景色が、実際にはどれだけ広がっているのかが把握しずらい。だが、なんとなく20平方メートル分ぐらいはあるんじゃないだろうか。稲が生えている面積はかなり小さい。一房ずつに結構付いているので、一食分ぐらいはあるだろう。この状態では、何食分の米があるのか分からないけれど。
やっぱり、ここは魔法の出番だよな。刈り取りはまだ自力で出来るとしても、脱穀を自力でやるには不安がある。イメージでは、すり鉢のようなもので殻だけを割るやり方だと思うのだが・・・中の米まで潰してしまいそう。力加減を間違えて、ただでさえ少ない米が更に消えてしまうのは困る。やはり魔法しかないな。
ズィーリオスに視線を向けると、俺の視線に気付いてこちらに顔を向ける。
『マジで食べるのか?』
「もちろん!」
『・・・・絶対?』
「当然!」
『・・・美味いんだよね?』
「素晴らしく」
『・・・その殻ってどうやって剥くの?』
「魔法?」
『・・・・魔法』
ズィーリオスが首を横にゆっくりと振って溜息を吐く。
『ちゃんと細かく指示を出してよ?俺はこれについて知らないから』
「っ!?わかった!」
ズィーリオスの協力を手に入れ、俺はズィーリオスに飛びついて撫でまわしたのだった。
「ありがとう!ふふっ!楽しみだな!」
『そんなに美味しいのか・・・』
疲れ気味のズィーリオスが横になった状態で呟く。両目は閉じられており、耳は後ろにペタリと倒れていた。
ズィーリオスに協力してもらい、俺は稲を全て収穫していた。そして、米粒の殻を少しずつ削り取る形で脱穀してもらうことにした。複数を一気にやるのはさすがに難しいため、まずは一粒ずつ挑戦してもらっていた。しかし、対象が小さく繊細な作業が必要となるため、ズィーリオスの神経が擦り減ってしまっていた。だから今は休憩中である。俺は指示を出すだけでやることはなかったため、ズィーリオスを労う意味でブラッシングをしている。それはそれは、いつも以上に丁寧に。ふわふわ過ぎて抱き着きたい衝動に駆られるが、抱き着いてしまうと折角のふわふわが潰れてしまう。潰れてしまうのは納得できないため、俺の心は葛藤で揺れていた。
気持ちよさそうに鼻息を吐いたズィーリオスを横目に、俺は刈り取られた田んぼに目を向けた。田んぼは俺の予想よりも小さいように見えるが、空間自体が狭いため、割と大きく見える。その側には収穫した稲が置かれていた。田んぼの大きさは小さいはずだが、収穫した量を見る限り、俺たちの食事の1週間分はありそうだ。存外量があったらしい。
そして、田んぼを挿んだ反対側。そこには4畳程度の空間があり、その中央には50センチほどの高さの台があった。いや、台ではなく立方体の水瓶であった。その水瓶には、田んぼに向かって溝がある。どうやらその水瓶から田んぼへ水を引いていたらしい。俺が確認した時には、水瓶の中には水はなく、溝に流すための穴も蓋がされていた。触ってみても蓋を外すことが出来なかったため、長い間使用されていなかったようだ。
本当にここは何の目的で作られた空間なのだろうか?聖域になった後に、聖獣の誰かが作った空間なのだろうか?それとも、聖域になる前に作られたのだろうか?考えても分からない。不思議な聖域内で、俺は暫くの間ズィーリオスのブラッシングを続けるのだった。
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