304 / 340
ズィーリオスの覚悟
しおりを挟む
「え?今?」
精霊王たちの採決が過半数を超え、可決が出たのは喜ばしいことだが、それよりもその結果が今出たことに思わず声が漏れる。採決は終わったとは言ってなかったか?今ってことは、それは決まってなかったと同義だと思うぞ?って決まっているいないという判断についてはどうでも良い。それよりも、そのタイミングが今であったことの方が謎だ。
『そうだ。まあ、座れ。時間はある。心配しなくて良い』
そう言ってズィーリオスが腰を下ろしたことで、俺は自然にズィーリオスの背から滑り下りた。伏せる様子は見えないので、俺もズィーリオスの隣に腰を下ろす。立ち上がったタイミングから、何とかの水を取りに行くと思ったが、そうではないようだ。まあ、ズィーリオスのこの落ち着きようは、確かに時間があるのだろう。
俺の内心の焦りを知ってか知らずか、端的な言葉で俺に行動を促した。周囲を見渡してみると、精霊王たちが俺の着席を待っていた。これは、大人しく従うしかない。目的地のその水がある場所を俺は知らない。流石にすぐそばの池ではないだろう。特別な水のようだから、このような場所にはないはずだ。もっと厳重に管理されていそう。
俺が静かに座り込むと、1人の精霊が声を掛けて来た。
『君の決断、見守らせてもらったヨ。今も変わらないままなんだネ』
「え?」
『ちょっとぉ!何言っているのよぉ!私言ったわよねぇ!!』
『あっ、そうだっタ!ごめんごめン!』
茶色い髪で褐色の肌をした青年が、真ん丸な目を見開いてこちらを見ている。柔らかそうな草の上に直接胡坐をかいて座り、手を付いて身を乗り出してこちらを食い入るように発した。胸元がはだけたワイルドなこげ茶色のベストは、彼の体の筋肉を完全に隠しきるのは至っていない。チラリと見える胸筋は、彼の奔放さを表しているようであった。そして下半身はゆったりとした黒いズボン。多分地の精霊王だろう。
本来ならば、その逞しい肉体に目と意識を持っていかれるところなのだろうが、俺は地の精霊王の言葉の方に意識を持っていかれていた。
今も変わらない?どういう意味だ?俺を知っているのか?それも、まるで昔の俺を知っているかのような発言・・・・。いつのことを言っているんだ?俺がバルネリアだった時か?それとも前世の事か?いやいやいや。今までユヴェーレンにも、ズィーリオスにも俺が異世界から転生してきた人だとは知られていない。だから、俺が転生した前世の記憶持ちであることはバレていないはず。だとすると、俺がバルネリアにいた時のことか?あの時の俺は、魔力を封印されていて精霊は見えていなかったし、側にいたとしても気付けないから可能性はある。だけど、なんだか違う気がする。
地の精霊王の目は、とても懐かしむようで、悲し気であり嬉し気であり・・・・。色々な感情が入り混じっている瞳だったのだ。数千年単位の時を生きる精霊が、たかが数年前に会った人間にこのような目を向けるだろうか?いや、有り得ない。だから、地の精霊王がバルネリアにいた時の俺を知っていて、このような発言をしたわけではないということだ。
それに・・・・、ユヴェーレンの制止と言い、地の精霊王に向けられる他の精霊王の視線と言い、完全に地の精霊王が言っていることに対して理解している反応だ。つまり、地の精霊王だけでなく、他の精霊王たちも俺について何かしらを知っているということ。
俺の秘密についてなのかもしれないな。ユヴェーレンが知っていたのだから、他の精霊王が知っていてもおかしくない。
『この子があの方の生まれ変わりって言うのは『おい!』・・・あっ、秘密にするんだったネ?』
ズィーリオスが低い声で吠え、ユヴェーレンが地の精霊王の首を鷲掴みにしていた。首を掴まれている地の精霊王は、ヘラっとした顔で笑っており、ユヴェーレンを落ち着かせようとしていた。
あの方って誰だ?生まれ変わり?
本来なら聞いてはいけない言葉だったのだろう。だけど、俺はしっかりとその言葉を拾ってしまっていた。そして直観的に、これが俺の秘密のであることが分かった。
俺が転生していることを皆知っているということか。だが、それはどうやら俺が知っている前世ではないことは分かる。前世の俺は、あの方と呼ばれるようなことをした覚えはない。けれど、彼は俺が“あの方”と呼ばれる人物の生まれ変わりであることを確信しているようだった。ならば、俺が覚えている前世の更に前。俺が日本の女子高生として生きていた人生より前に、この異世界で生きていた可能性があるということだ。その時の記憶はないが、流石に俺が飛行機事故で死んだ後にこの世界で転生していたという可能性は低いだろう。つまり、日本人として生きていた人生と、今の人生の間に別の人生を生きていたという可能性だ。それだと、なぜ日本人として生きていた頃の記憶だけが残っているのだという問題が生じる。だから考えられるのは、前世の更に前だということだ。
『彼が寝ている間に、その件については秘密にしているから触れないでくれと言っていたが、もうそこのアホが口を滑らせてしまった。だからもう全て言ってしまった方がいいのではないかね?』
ユヴェーレンと地の精霊王のやり取りをスルーして、ズィーリオスに話しかけたのは雷の精霊王。黄色味がかった白髪を短く切りそろえ、オールバックにした初老の男性。どこかの貴族のような恰好である。白いシャツに、黄色とオレンジのチェック柄のネクタイ、黒のベストに紺のジャケット。そして同じく紺のズボン。足が着くほどの高さの岩の上に腰掛けた雷の精霊王は、足を組んでズィーリオスを真っすぐに見ていた。
『それは・・・』
ズィーリオスが俺をチラりと見て視線を落とす。
『これは既に逃れられない運命だ。我々もその準備をしなければならない。植物の王が言っていた時は半信半疑であったが、闇の王が連れてきたその子は紛れもない証拠を持っているではないか。その子がいるということは、いつことが起こってもおかしくない。ならば、今の内から準備を進めていた方が良いだろう。まさかその子に準備もさせず、これから起こることに身を投じさせるつもりかね?』
『それはそうだけど・・・』
ズィーリオスが何も言い返せずに黙り込む。
逃れられないからいつかは教えるとは言われていたが、それにはタイムリミットがあるのか?しかも、雷の精霊王の話しぶりからして、これから何かが起こるらしい。そして、それに俺は必然的に巻き込まれ、対応するには自身の秘密を知っている必要がある。
確かに、逃れられないことならば事前に準備が出来ていた方が良い。いきなり巻き込まれるのと、予め来ることが分かっていて準備をしているのでは、実力も心構えにも雲泥の差が生じていることだろう。
雷の精霊王の言っていることは一理ある。いや、一理どころか完全に正しい。それに、俺だけでなく彼等も準備しなければいけないらしい。ということは、各属性の精霊の中で最も強い精霊王で以てしても、準備が必要な事案が起こるということに他ならない。それなのに、準備もしていない俺がことに遭遇したところで、あっけなく死ぬだろうことは想像に難くない。
『リュゼ・・・。ごめんだけど・・・』
ズィーリオスが意を決した表情で俺の前に立つ。その目を見ただけで、これからズィーリオスが何をしようとしているかが分かった。そうか。ズィーリオス、覚悟が決まったんだな。その目は真っすぐに俺の目を見返していた。
俺の方から言おうと思ってたが、ズィーリオスは約束を守るために自分から言い出したのだろう。だから俺は笑ってズィーリオスの覚悟を受け入れる。
「大丈夫。もう覚悟は出来たよ」
精霊王たちの採決が過半数を超え、可決が出たのは喜ばしいことだが、それよりもその結果が今出たことに思わず声が漏れる。採決は終わったとは言ってなかったか?今ってことは、それは決まってなかったと同義だと思うぞ?って決まっているいないという判断についてはどうでも良い。それよりも、そのタイミングが今であったことの方が謎だ。
『そうだ。まあ、座れ。時間はある。心配しなくて良い』
そう言ってズィーリオスが腰を下ろしたことで、俺は自然にズィーリオスの背から滑り下りた。伏せる様子は見えないので、俺もズィーリオスの隣に腰を下ろす。立ち上がったタイミングから、何とかの水を取りに行くと思ったが、そうではないようだ。まあ、ズィーリオスのこの落ち着きようは、確かに時間があるのだろう。
俺の内心の焦りを知ってか知らずか、端的な言葉で俺に行動を促した。周囲を見渡してみると、精霊王たちが俺の着席を待っていた。これは、大人しく従うしかない。目的地のその水がある場所を俺は知らない。流石にすぐそばの池ではないだろう。特別な水のようだから、このような場所にはないはずだ。もっと厳重に管理されていそう。
俺が静かに座り込むと、1人の精霊が声を掛けて来た。
『君の決断、見守らせてもらったヨ。今も変わらないままなんだネ』
「え?」
『ちょっとぉ!何言っているのよぉ!私言ったわよねぇ!!』
『あっ、そうだっタ!ごめんごめン!』
茶色い髪で褐色の肌をした青年が、真ん丸な目を見開いてこちらを見ている。柔らかそうな草の上に直接胡坐をかいて座り、手を付いて身を乗り出してこちらを食い入るように発した。胸元がはだけたワイルドなこげ茶色のベストは、彼の体の筋肉を完全に隠しきるのは至っていない。チラリと見える胸筋は、彼の奔放さを表しているようであった。そして下半身はゆったりとした黒いズボン。多分地の精霊王だろう。
本来ならば、その逞しい肉体に目と意識を持っていかれるところなのだろうが、俺は地の精霊王の言葉の方に意識を持っていかれていた。
今も変わらない?どういう意味だ?俺を知っているのか?それも、まるで昔の俺を知っているかのような発言・・・・。いつのことを言っているんだ?俺がバルネリアだった時か?それとも前世の事か?いやいやいや。今までユヴェーレンにも、ズィーリオスにも俺が異世界から転生してきた人だとは知られていない。だから、俺が転生した前世の記憶持ちであることはバレていないはず。だとすると、俺がバルネリアにいた時のことか?あの時の俺は、魔力を封印されていて精霊は見えていなかったし、側にいたとしても気付けないから可能性はある。だけど、なんだか違う気がする。
地の精霊王の目は、とても懐かしむようで、悲し気であり嬉し気であり・・・・。色々な感情が入り混じっている瞳だったのだ。数千年単位の時を生きる精霊が、たかが数年前に会った人間にこのような目を向けるだろうか?いや、有り得ない。だから、地の精霊王がバルネリアにいた時の俺を知っていて、このような発言をしたわけではないということだ。
それに・・・・、ユヴェーレンの制止と言い、地の精霊王に向けられる他の精霊王の視線と言い、完全に地の精霊王が言っていることに対して理解している反応だ。つまり、地の精霊王だけでなく、他の精霊王たちも俺について何かしらを知っているということ。
俺の秘密についてなのかもしれないな。ユヴェーレンが知っていたのだから、他の精霊王が知っていてもおかしくない。
『この子があの方の生まれ変わりって言うのは『おい!』・・・あっ、秘密にするんだったネ?』
ズィーリオスが低い声で吠え、ユヴェーレンが地の精霊王の首を鷲掴みにしていた。首を掴まれている地の精霊王は、ヘラっとした顔で笑っており、ユヴェーレンを落ち着かせようとしていた。
あの方って誰だ?生まれ変わり?
本来なら聞いてはいけない言葉だったのだろう。だけど、俺はしっかりとその言葉を拾ってしまっていた。そして直観的に、これが俺の秘密のであることが分かった。
俺が転生していることを皆知っているということか。だが、それはどうやら俺が知っている前世ではないことは分かる。前世の俺は、あの方と呼ばれるようなことをした覚えはない。けれど、彼は俺が“あの方”と呼ばれる人物の生まれ変わりであることを確信しているようだった。ならば、俺が覚えている前世の更に前。俺が日本の女子高生として生きていた人生より前に、この異世界で生きていた可能性があるということだ。その時の記憶はないが、流石に俺が飛行機事故で死んだ後にこの世界で転生していたという可能性は低いだろう。つまり、日本人として生きていた人生と、今の人生の間に別の人生を生きていたという可能性だ。それだと、なぜ日本人として生きていた頃の記憶だけが残っているのだという問題が生じる。だから考えられるのは、前世の更に前だということだ。
『彼が寝ている間に、その件については秘密にしているから触れないでくれと言っていたが、もうそこのアホが口を滑らせてしまった。だからもう全て言ってしまった方がいいのではないかね?』
ユヴェーレンと地の精霊王のやり取りをスルーして、ズィーリオスに話しかけたのは雷の精霊王。黄色味がかった白髪を短く切りそろえ、オールバックにした初老の男性。どこかの貴族のような恰好である。白いシャツに、黄色とオレンジのチェック柄のネクタイ、黒のベストに紺のジャケット。そして同じく紺のズボン。足が着くほどの高さの岩の上に腰掛けた雷の精霊王は、足を組んでズィーリオスを真っすぐに見ていた。
『それは・・・』
ズィーリオスが俺をチラりと見て視線を落とす。
『これは既に逃れられない運命だ。我々もその準備をしなければならない。植物の王が言っていた時は半信半疑であったが、闇の王が連れてきたその子は紛れもない証拠を持っているではないか。その子がいるということは、いつことが起こってもおかしくない。ならば、今の内から準備を進めていた方が良いだろう。まさかその子に準備もさせず、これから起こることに身を投じさせるつもりかね?』
『それはそうだけど・・・』
ズィーリオスが何も言い返せずに黙り込む。
逃れられないからいつかは教えるとは言われていたが、それにはタイムリミットがあるのか?しかも、雷の精霊王の話しぶりからして、これから何かが起こるらしい。そして、それに俺は必然的に巻き込まれ、対応するには自身の秘密を知っている必要がある。
確かに、逃れられないことならば事前に準備が出来ていた方が良い。いきなり巻き込まれるのと、予め来ることが分かっていて準備をしているのでは、実力も心構えにも雲泥の差が生じていることだろう。
雷の精霊王の言っていることは一理ある。いや、一理どころか完全に正しい。それに、俺だけでなく彼等も準備しなければいけないらしい。ということは、各属性の精霊の中で最も強い精霊王で以てしても、準備が必要な事案が起こるということに他ならない。それなのに、準備もしていない俺がことに遭遇したところで、あっけなく死ぬだろうことは想像に難くない。
『リュゼ・・・。ごめんだけど・・・』
ズィーリオスが意を決した表情で俺の前に立つ。その目を見ただけで、これからズィーリオスが何をしようとしているかが分かった。そうか。ズィーリオス、覚悟が決まったんだな。その目は真っすぐに俺の目を見返していた。
俺の方から言おうと思ってたが、ズィーリオスは約束を守るために自分から言い出したのだろう。だから俺は笑ってズィーリオスの覚悟を受け入れる。
「大丈夫。もう覚悟は出来たよ」
13
お気に入りに追加
1,854
あなたにおすすめの小説

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…

幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
転生少女、運の良さだけで生き抜きます!
足助右禄
ファンタジー
【9月10日を持ちまして完結致しました。特別編執筆中です】
ある日、災害に巻き込まれて命を落とした少女ミナは異世界の女神に出会い、転生をさせてもらう事になった。
女神はミナの体を創造して問う。
「要望はありますか?」
ミナは「運だけ良くしてほしい」と望んだ。
迂闊で残念な少女ミナが剣と魔法のファンタジー世界で様々な人に出会い、成長していく物語。

チートな親から生まれたのは「規格外」でした
真那月 凜
ファンタジー
転生者でチートな母と、王族として生まれた過去を神によって抹消された父を持つシア。幼い頃よりこの世界では聞かない力を操り、わずか数年とはいえ前世の記憶にも助けられながら、周りのいう「規格外」の道を突き進む。そんなシアが双子の弟妹ルークとシャノンと共に冒険の旅に出て…
これは【ある日突然『異世界を発展させて』と頼まれました】の主人公の子供達が少し大きくなってからのお話ですが、前作を読んでいなくても楽しめる作品にしているつもりです…
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
2024/7/26 95.静かな場所へ、97.寿命 を少し修正してます
時々さかのぼって部分修正することがあります
誤字脱字の報告大歓迎です(かなり多いかと…)
感想としての掲載が不要の場合はその旨記載いただけると助かります

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる