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決戦
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ホーンホースがいなくなったことで、俺とオーガの戦いはかなり拮抗するものとなった。接近戦ゆえに、攻撃の間合いに入らないといけない俺、それに対し、魔法を行使して遠距離からの攻撃が可能なオーガ。しかし、俺は魔法を打ち消すことができ、オーガは素早い魔法の連射によって俺を近づけさせない。まさに、一進一退の攻防戦が続いていた。どちらも決め手に掛け、お互いの体力または魔力が尽きるのを待つ状態。範囲魔法や不意打ちを混ぜ込んだ攻撃の数々は、まるで人を相手にしているような気分だ。
魔法をメインに扱っているオーガと言えども、やはり屈強な体躯をしたオーガだ。ホーンホースの速度に比べれば当然落ちるが、動きはかなり機敏だ。魔法で防ぎきれない分はきちんと躱してくる。ところどころの動きから、オーガらしい身体能力の高さが垣間見えるのだ。だからこそ、余計に攻撃が当てずらい。更に、半端な防御では俺の斬撃を耐え切れないことを知り、どんどん攻撃を防ぐために繰り出す土壁が強固になっている。その分、消費する魔力量は多いはずだが、なぜか魔力の枯渇の兆しが見えない。
制限された状況で、俺が目の前のオーガを屠る手段が思い浮かばない。ズィーリオス達の内の誰かが応援に来て、こちらの人数有利を獲得出来ない限り、倒すことは出来ないのではないだろうか。考え付く限り、俺に出来るのは時間稼ぎぐらいだ。
だけど問題は・・・俺の体力が持つかどうかだ。以前ネーデでやった耐久戦とは違い、今回は体力が全快した状態での戦いではない。昼間にも1戦しており、そこからずっと起きているのだ。労働のし過ぎだろう。だが、今の俺には怪我の痛みと同様に、肉体の疲労を全く感じていない。戦闘への意識だけが存在していた。
『ーーーゼ!』
足をひたすら動かし、一切止まることなくオーガの周囲を動き回る。僅かな隙も見逃さないように、詰めては引いてを繰り返す。黒剣による直接的な攻撃は、どれだけ強固な守りの魔法を行使しても意味がない。そのため、オーガも常に移動を意識することを余儀なくされていた。
だが、地属性の魔法だけは少し扱いが違っていた。雷属性の魔法は、完全に魔力によって生成されるため、全てが魔力で出来ている。だからこそ、黒剣の能力である魔法のキャンセルが可能であった。しかし、地属性は、元々ある地面を魔力を通すことによって操っている。地面の性質を変えることも出来るが、全てが魔力で出来ている者ではないため、完全に消滅することはないのだ。
『リュ』
例えば、今飛んできた土の塊の攻撃は、一定量の土を固めた塊を、目標に向けて放つ魔法攻撃である。これは、魔力によって土の性質を固いものに変え、更に塊として形状を固定させている。だから、黒剣でこの攻撃を斬った時、魔力によって為された効果のみが消えることになる。効果が消えると、ただの柔らかい土に戻るということだ。だが残念なことに、慣性はそのまま維持される。つまり、黒剣でこの土の塊を斬ると、斬ったことで2つに分かれた柔らかい土が体に掛かることになる。ダメージは全くないが、まるで嫌がらせだ。下手をすると顔に土が掛かる軌道になる可能性があるため、何でもかんでも、魔法攻撃だからと黒剣で解決するわけではないのだ。
『リュゼってばぁ!!』
「ッ!!」
お互いに攻めあぐねていると、突如目の前にユヴェーレンが現れた。今までの高揚状態が一気に冷める。気付けば、ユヴェーレンだけではなくズィーリオスとアバドンもこの場にいた。そして、ユヴェーレンに声を掛けられたことで俺に隙が出来たが、そこはアバドンの殺気にオーガが二の足を踏んだことで、負傷を負うことはなかった。
「いつの間に・・・」
『いつの間にって、ずっと念話をしていたんだぞ!』
ズィーリオスが呆れたような怒ったような声音で文句を垂れる。
「念話?してたのか?」
『はぁ。してたよ』
全く気付かなかったぞ?
「うっ!」
俺より前でオーガの動向を注視しているズィーリオスの許に行こうとした時、体中に鈍い痛みが走る。それと同時に、どことなく疲労を感じた。
『リュゼ?どうした!?』
俺の呻き声に反応したズィーリオスが俺を振り返る。ズィーリオスがざっと俺を確認するが、表面上に怪我は見えない。
『あらぁ、もしかしてぇ、どこか怪我しているのぉ?』
「あー、多分ちょっと?」
『そういうことか』
ユヴェーレンの質問から俺の状態を察したズィーリオスが、俺に治癒を行ってくれた。ふわっとした温かい白い光が俺を包みこみ、鈍い痛みがあっと言う間に引いていった。
「ありがとう」
『それにしてもぉ、かなり暴れたみたいねぇ』
白い光が晴れると、ユヴェーレンが辺りを見渡しながら徐に呟く。釣られて俺も周囲を見渡すと、見覚えのないほど荒れた光景が広がっていた。木に斬撃の痕と思われる痕跡があったり、地面が抉れていたり、岩のようなものが転がっていたりと物凄い。一体いつの間にこんな状態になっていたんだ。周りに対する記憶の一切がないんだが。それと、俺たちの戦いを観戦していた視線がなくなったいる。俺、やらかしてないよな?
「・・・だな」
身に覚えがないが、そんなことは言えない。そっと視線をオーガへとずらす。興味深げな表情を浮かべたアバドンが、ゆっくりとオーガとの距離を縮めているところであった。
『また、変異種か・・・』
「そうなんだよなー」
『え?またぁ?』
ズィーリオスの呟きに俺は同意して頷く。そんな俺たちに対し、ユヴェーレンが訝しむような声音で言葉を繰り返した。先ほどまでの割とゆったりとした雰囲気のユヴェーレンとは一転し、張り詰めた雰囲気を纏っている。一体どうしたんだ?
「なんかあったか?」
『あのオーガぁ・・・、変な物を取り込んでいるみたいなのよぉ』
「変な物?」
『ええ』
ユヴェーレンには一体何が見えているというのか。どうやら、オーガには何か普通ではない秘密があるらしい。
『リュゼぇ、あのオーガは何属性の魔法を使っていたのぉ?』
「土と雷だな」
『土と雷ねぇ?』
ユヴェーレンがジッとオーガを見つめたまま何かを考え込んだ。俺は、ズィーリオスと顔を見合わせて首を傾げる。お互いに何が問題なのか全く分からなかった。
『心臓ぉ・・・魔石の下あたりに何かあるはずだからぁ、それを取ってみてもらえるかしらぁ?』
「おっ、分かっ『生かしたままでねぇ?』」
ユヴェーレンがアバドンの側まで行って指示を出す。そして、アバドンの返事に被せながら追加の指示を出していた。だが、アバドンは全く気にした様子もなく、オーガとは距離を詰める。魔法による攻撃はアバドンに直撃しているが、全くダメージが入っているようには見えない。地属性による攻撃も、呪いで全てなかったことにしていた。地面から突き出す攻撃も、アバドンの立っている部分だけ何も生えて来なかった。立ちふさがる障害も全て呪いによって腐蝕させているようだ。
そしてあっと言う間にアバドンがオーガの許に辿り着き、全く躊躇することなくアバドンがオーガの鳩尾付近に手を伸ばした。アバドンの腕がオーガを貫通し、オーガが絶境をあげる。至近距離で喚くオーガを、アバドンは鬱陶しそうに蹴り飛ばしながら腕を引き抜いた。
ビクビクと痙攣を繰り返すオーガだったが、高い生命力のせいですぐには死なない。穴が開いた胴体から腐蝕が進行していく様子も見えないことから、アバドンは呪いを使用しながら腕を突き出したわけではないようだ。単純な力技だけでオーガの肉体に穴を開けていた。
そして、オーガの体から引き抜いたアバドンの腕にはオーガの血がべったりと付いており、その腕の先には何かを握った拳があった。
魔法をメインに扱っているオーガと言えども、やはり屈強な体躯をしたオーガだ。ホーンホースの速度に比べれば当然落ちるが、動きはかなり機敏だ。魔法で防ぎきれない分はきちんと躱してくる。ところどころの動きから、オーガらしい身体能力の高さが垣間見えるのだ。だからこそ、余計に攻撃が当てずらい。更に、半端な防御では俺の斬撃を耐え切れないことを知り、どんどん攻撃を防ぐために繰り出す土壁が強固になっている。その分、消費する魔力量は多いはずだが、なぜか魔力の枯渇の兆しが見えない。
制限された状況で、俺が目の前のオーガを屠る手段が思い浮かばない。ズィーリオス達の内の誰かが応援に来て、こちらの人数有利を獲得出来ない限り、倒すことは出来ないのではないだろうか。考え付く限り、俺に出来るのは時間稼ぎぐらいだ。
だけど問題は・・・俺の体力が持つかどうかだ。以前ネーデでやった耐久戦とは違い、今回は体力が全快した状態での戦いではない。昼間にも1戦しており、そこからずっと起きているのだ。労働のし過ぎだろう。だが、今の俺には怪我の痛みと同様に、肉体の疲労を全く感じていない。戦闘への意識だけが存在していた。
『ーーーゼ!』
足をひたすら動かし、一切止まることなくオーガの周囲を動き回る。僅かな隙も見逃さないように、詰めては引いてを繰り返す。黒剣による直接的な攻撃は、どれだけ強固な守りの魔法を行使しても意味がない。そのため、オーガも常に移動を意識することを余儀なくされていた。
だが、地属性の魔法だけは少し扱いが違っていた。雷属性の魔法は、完全に魔力によって生成されるため、全てが魔力で出来ている。だからこそ、黒剣の能力である魔法のキャンセルが可能であった。しかし、地属性は、元々ある地面を魔力を通すことによって操っている。地面の性質を変えることも出来るが、全てが魔力で出来ている者ではないため、完全に消滅することはないのだ。
『リュ』
例えば、今飛んできた土の塊の攻撃は、一定量の土を固めた塊を、目標に向けて放つ魔法攻撃である。これは、魔力によって土の性質を固いものに変え、更に塊として形状を固定させている。だから、黒剣でこの攻撃を斬った時、魔力によって為された効果のみが消えることになる。効果が消えると、ただの柔らかい土に戻るということだ。だが残念なことに、慣性はそのまま維持される。つまり、黒剣でこの土の塊を斬ると、斬ったことで2つに分かれた柔らかい土が体に掛かることになる。ダメージは全くないが、まるで嫌がらせだ。下手をすると顔に土が掛かる軌道になる可能性があるため、何でもかんでも、魔法攻撃だからと黒剣で解決するわけではないのだ。
『リュゼってばぁ!!』
「ッ!!」
お互いに攻めあぐねていると、突如目の前にユヴェーレンが現れた。今までの高揚状態が一気に冷める。気付けば、ユヴェーレンだけではなくズィーリオスとアバドンもこの場にいた。そして、ユヴェーレンに声を掛けられたことで俺に隙が出来たが、そこはアバドンの殺気にオーガが二の足を踏んだことで、負傷を負うことはなかった。
「いつの間に・・・」
『いつの間にって、ずっと念話をしていたんだぞ!』
ズィーリオスが呆れたような怒ったような声音で文句を垂れる。
「念話?してたのか?」
『はぁ。してたよ』
全く気付かなかったぞ?
「うっ!」
俺より前でオーガの動向を注視しているズィーリオスの許に行こうとした時、体中に鈍い痛みが走る。それと同時に、どことなく疲労を感じた。
『リュゼ?どうした!?』
俺の呻き声に反応したズィーリオスが俺を振り返る。ズィーリオスがざっと俺を確認するが、表面上に怪我は見えない。
『あらぁ、もしかしてぇ、どこか怪我しているのぉ?』
「あー、多分ちょっと?」
『そういうことか』
ユヴェーレンの質問から俺の状態を察したズィーリオスが、俺に治癒を行ってくれた。ふわっとした温かい白い光が俺を包みこみ、鈍い痛みがあっと言う間に引いていった。
「ありがとう」
『それにしてもぉ、かなり暴れたみたいねぇ』
白い光が晴れると、ユヴェーレンが辺りを見渡しながら徐に呟く。釣られて俺も周囲を見渡すと、見覚えのないほど荒れた光景が広がっていた。木に斬撃の痕と思われる痕跡があったり、地面が抉れていたり、岩のようなものが転がっていたりと物凄い。一体いつの間にこんな状態になっていたんだ。周りに対する記憶の一切がないんだが。それと、俺たちの戦いを観戦していた視線がなくなったいる。俺、やらかしてないよな?
「・・・だな」
身に覚えがないが、そんなことは言えない。そっと視線をオーガへとずらす。興味深げな表情を浮かべたアバドンが、ゆっくりとオーガとの距離を縮めているところであった。
『また、変異種か・・・』
「そうなんだよなー」
『え?またぁ?』
ズィーリオスの呟きに俺は同意して頷く。そんな俺たちに対し、ユヴェーレンが訝しむような声音で言葉を繰り返した。先ほどまでの割とゆったりとした雰囲気のユヴェーレンとは一転し、張り詰めた雰囲気を纏っている。一体どうしたんだ?
「なんかあったか?」
『あのオーガぁ・・・、変な物を取り込んでいるみたいなのよぉ』
「変な物?」
『ええ』
ユヴェーレンには一体何が見えているというのか。どうやら、オーガには何か普通ではない秘密があるらしい。
『リュゼぇ、あのオーガは何属性の魔法を使っていたのぉ?』
「土と雷だな」
『土と雷ねぇ?』
ユヴェーレンがジッとオーガを見つめたまま何かを考え込んだ。俺は、ズィーリオスと顔を見合わせて首を傾げる。お互いに何が問題なのか全く分からなかった。
『心臓ぉ・・・魔石の下あたりに何かあるはずだからぁ、それを取ってみてもらえるかしらぁ?』
「おっ、分かっ『生かしたままでねぇ?』」
ユヴェーレンがアバドンの側まで行って指示を出す。そして、アバドンの返事に被せながら追加の指示を出していた。だが、アバドンは全く気にした様子もなく、オーガとは距離を詰める。魔法による攻撃はアバドンに直撃しているが、全くダメージが入っているようには見えない。地属性による攻撃も、呪いで全てなかったことにしていた。地面から突き出す攻撃も、アバドンの立っている部分だけ何も生えて来なかった。立ちふさがる障害も全て呪いによって腐蝕させているようだ。
そしてあっと言う間にアバドンがオーガの許に辿り着き、全く躊躇することなくアバドンがオーガの鳩尾付近に手を伸ばした。アバドンの腕がオーガを貫通し、オーガが絶境をあげる。至近距離で喚くオーガを、アバドンは鬱陶しそうに蹴り飛ばしながら腕を引き抜いた。
ビクビクと痙攣を繰り返すオーガだったが、高い生命力のせいですぐには死なない。穴が開いた胴体から腐蝕が進行していく様子も見えないことから、アバドンは呪いを使用しながら腕を突き出したわけではないようだ。単純な力技だけでオーガの肉体に穴を開けていた。
そして、オーガの体から引き抜いたアバドンの腕にはオーガの血がべったりと付いており、その腕の先には何かを握った拳があった。
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